e.p ”Souvenir” セルフライナーノーツ
序文閑話
子供の頃、当時の自分にとっては時間がたつのがひどく長く、一日一日がその数倍にも感じられたようにおもう。時には「早く大人になりたい」焦がれることさえあったように思う。そして、そんな話を周りの大人に話してみると、決まって「大人になったら一年なんかすぐだよ」と言われていたのをやけに覚えている。「うそだぁ」とぼんやり思っていたのもつかの間、気がつけば生まれてから四半世紀が過ぎ、今年で齢も27歳。一日はおろか、一年とい月日さえあっという間に過ぎるようになってしまった。子供