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【星座】エレメント(4元素)について

ポラリティ(2区分)が世界の基本的な二元性を示すものであるならば、エレメントはその多様性と複雑さを深く追求する道具です。

12星座は、火、地、風、水の4つのエレメントに分類されます。

この分類は、古代ギリシャの哲学者、エンペドクレスが提唱した4元素説に基づいています。紀元前5世紀に自然界を構成する基本的な要素として、自然界の物質を理解し、分類する成分と考えられました。

この考え方は、長い間使われ、西洋哲学や占星術、錬金術などに大きな影響を与えました。


ここでは、まずエンペドレクスが提唱した4元素をわかりやすく説明します。

火(Fire)

火はエネルギーと変化の源です。人間にとって火は生活を照らし、温める役割を果たす基本的な要素でした。
火は活力や情熱、創造性の源泉と見なされ、物事を前進させる力です。

地(Earth)

地は物理的な形態や構造を持つすべてのものを指します。この要素は、安定性や耐久性を意味し、自然界の物資や植物、動物、人間の身体も含め、触れることができるすべてのものの基礎を形成しています。
地は堅実さや耐久性、実用性の基礎と見なし、物質的な世界の基盤です。

風(Air)

風は空気や呼吸を通じて生命を支える要素です。目に見えないが生命に不可欠な働き。例えば呼吸や循環、目には見えないけれど確かに感じることのできる風そのものを含みます。
コミュニケーションのや情報の伝達の媒介として、思考や社会的な交流を可能にする元素とされていました。

水(Water)

生命の維持に不可欠なこの元素は、その流動性と普遍的な存在によって、生命の基礎となります。成長や生命の再生に関わり、川や海、雨としての水循環が気候や生態系に大きな影響を与えています。人間の感情や直感とも深く関連し、柔軟性や適応性、内面世界の象徴として捉えられています。



では、占星術の視点を加えながら、それぞれのグループが持つ特徴と影響について書いていきます。

火のエレメント🔥牡羊座・獅子座・射手座

火は「精神」を象徴します。
火のエレメントを持つ星座は、情熱的でエネルギッシュ。
火のように目立ち、高く燃え上がります。
志高く、冒険心があり、生命力に満ちています。積極的で情熱的。時に奔放です。
熱意は時に制御し難く、衝動的な行動につながることも。


地のエレメント⛰️牡牛座・乙女座・山羊座

地は「物質」を象徴します。
地のエレメントを持つ星座は、安定と実用性を重視します。
器となり、様々なものを形にし、様々なものを受け止めます。
現実的で用心深く、忍耐力に優れています。信頼性の高さが特徴です。理性より五感を優先し、経験を重要視します。変化を嫌い、頑固になることも。

風のエレメント🌪️双子座・天秤座・水瓶座

風は「知識」を象徴します。
換気はとても大切です。締め切った部屋で、淀んだ空気を感じたことのある方も多いでしょう。
知的で社交的、自由を愛します。柔軟性が高く、理性的かつ合理的でドライ。卓越したコミュニケーション能力と幅広い知識を持つ情報通。アイデアの交換を楽しみ、新しいことへの好奇心が強いです。
しかしその変わりやすさは一貫性を欠いていると思われる側面も持ち合わせています。

水のエレメント💧蟹座・蠍座・魚座

水は「感情」を象徴します。
何色にでも変わることができて、どんな形にもフィットするのが水です。
ウェットでモイストな水の性質は、人との深い繋がりを求めます。内面の世界や潜在的な物への理解が深く、大切にします。情緒的な要素が強い。感情的で直感的であり、共感的です。理屈よりも気持ちを優先します。水のエレメントにとって、心地良いか不快かというのは判断を左右する重要なポイントとなります。その感受性の高さは、過剰な感情や不安定さに繋がることもあります。



このようにですね、エンペドクレスの4元素は自然界を理解するためのフレームを提供し、相互作用を通じて世界の多様性と複雑さを説明しようとしました。

占星術もその理論の影響を受け、紆余曲折ありながらこれまで発展し続けています。



紀元前5世紀って。2424年前ですよ。すごない?😱

2424年前に、古代ギリシャにおいて哲学、政治、科学、芸術が非常に発展した。
多くの重要な思想家や哲学者が活動していた。


今生きている私たちの、じーちゃんやばーちゃんの、そのまたじーちゃんやばーちゃんの、じーちゃんやばーちゃんの♾️、じーちゃんやばーちゃん達が2424年前、縄文時代の末期、どこかで生きていたってこと。



ロマンティックが止まらないわ。

(大幅に脱線して終了します)

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