【ホロスコープの全体図から傾向を掴んでみる】天体配置の偏り③
ホロスコープの全体図から傾向を掴んでみる。
4分割、3分割ときて今回は、5つの配置のタイプから見ていきたいと思います。
星の配置は千差万別です。ピッタリ当てはまらない方も多いですし、複合タイプもあります。
似ているタイプの影響が強いと考えてください。
・全体に散らばっているタイプ
星が一箇所に偏らず、全体に散らばっている方は、幅広く興味をもち、調和を大切にする円満なタイプ。何でも器用にこなし、円満にことを進めることができる。平均的で常識があり、慎重で真面目。
集中力はちょっぴり少なめ。大きな失敗は少ないとされていますが、「普通」に嫌気が差すことも。
調和を大切にできることは、大きな才能です。
・半球のハウスの中に全ての天体が入っているタイプ
人生観やものの考え方に偏りが生まれやすい。専門家に多いパターン。
世間の常識に囚われない思考の持ち主。自分の持つ知識と経験をあらゆるものに活用していくタイプ。
事柄を追求することに才能を発揮。特定の分野でのカリスマ性。専門的な知識を要する分野で活躍できる。掘り下げ、極める能力。
我流でどんどん進むけれど、たまには他社の意見を聞く耳を持つことで新しい発見にも出逢います。
・2つのグループに分かれているタイプ
常にシーソーのようにバランスを取ろうとする。
全ての行動にこの傾向が表れやすいので、2つの活動分野を持つことにも適性がある。マルチタスクの出来る器用なタイプ。
物事を一面からではなく裏表、両方からバランスよく見られるので、他者の意見も上手に取り入れることができる。
偏った意見を持つことが少ないが、どちらが自分の本音なのか見失いやすい。情報を取り入れすぎて、何が本音なのか分からなくなってしまうこともある。定期的にとことん自己と向き合ってみてください。
・3つのグループに分かれているタイプ
環境への順応性に恵まれている。束縛することもされることも嫌いで、飄々としている方が多い印象。
押さえつけられることなく、伸び伸びと才能を伸ばしたい。個人主義で勝手に見えるところもありつつ、不思議と人に好かれちゃう。
独特の空気を纏っている。
・1つの天体だけが離れているタイプ
ほとんどの天体は半球に集まっているが、1つの星だけ反対側に位置している人は、目標のためにはどんな努力も惜しまない。
集中しているハウスの事柄には熱中し、周囲との対立や意見のぶつかり合いも気にせず、自分の目的を第一に邁進できる人。
しかし、ふとした瞬間に心の中で真逆の視点からものを見ている自分の存在を認識し、葛藤を招くことが。どちらの意見も統合していくことが大切。
おわりに
今回、まとめているの個人的にすごく楽しかったです。
今までセッションさせていただいた方々を思い浮かべ、うんうんうん、と妙に納得しながら書きました。
つい先日セッションした友人は、見事なまでにシーソータイプ。さらに双子座(二面性・マルチタスク)と天秤座(バランス重視)が効いていて、個人天体が柔軟宮(合わせる能力)に集中。
もはやその通りやん、何じゃこりゃ、と笑い合いました。楽しかった。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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