【未来予測】トランジット土星からの影響

土星というのは、未来予測の際にとても重視される天体です。

冷たい、厳しい、試練、などなどハードなキーワードが並ぶ土星ですが、めっちゃくちゃ大事な天体です。
なぜなら「枠」を設定してくれるから。

この世で生きてる以上、枠というものは必須です。
集合時間、時間割、就業時間、時間という枠の中で我々は生活をしています。
テストや試験もそうです。100点という数字の枠の中で、実力をはかる。
家も、枠を決めているから存在します。

枠が存在しなければカオスです。比べるということも、枠があるから故。

太陽を生き、MCを目指そうとすると必ず土星の試練にぶち当たるといわれています。ネイタルの土星は一生のテーマになるような課題です。

対してトランジットの土星は、その年に滞在するハウスの象徴に負荷を加えます。問題改善とでも言いましょうか。

土星はホロスコープを一周するのに29年かかります。
生まれた時の土星の場所に、トランジットの土星が戻ってくることをサターンリターンといいます。人生の重要な転機です。
30歳手前での大きな転機は、経験されている方が多いのではないでしょうか。

29÷12ハウスということで、一つのハウスに2、3年滞在することとなります。土星の入るハウスは、メンテナンスが入るというと分かりやすいかなぁ。

うるさい先生が来て、問題改善のためにあれやこれやと課題を押し付けてきます。一番ダメなのは目を逸らすこと。
手放すことや削ぎ落とすことを恐れない。もしかしたら、必要のないものかもしれません。手放すことで、より強固な、人生に必要な新しいものが入ってきます。

私はトランジット土星が4ハウスに滞在しております。
4ハウスというのは、家庭や住居を象徴します。今ここ整えとけよ、ってことです。仕事にも行っていますが、かなり減らしています。今は、積極的に働きに出るというよりは家にいる時間を増やして、大学卒業に向けて勉強することと、子どもたちとの関わりや、食事、家族のメンタルが安定するように行動しています。

おそらくこの先数年で、父の介護問題が発生します。
今できることをしておかないといけないなぁ。

2025年に5ハウスに入りますが、象意を「子ども」ととると、しばらくは子たちと向き合うことがテーマになってきそうです。
我が子だけでなく、色々考えてることが広義的な「子ども」にも関わってくると思うので、基盤を整えたい次第であります。まだゆらゆら考えてるだけだけど、妄想するのは楽しいものです。

そういうわけで

1ハウスから何の改善にフォーカスされるか書いてみます。


1ハウス
自分の役割、使命、立ち居振る舞い、見た目

2ハウス
金銭関係、安定した収入、安定した生活のための問題解決

3ハウス
学び、スキル、コミュニケーション

4ハウス
家庭問題、住居、家にいる時間の過ごし方

5ハウス
自己を打ち出すこと、感情表現、趣味や楽しみ、子ども関係

6ハウス
仕事スタイルや健康について

7ハウス
対人関係、パートナーシップ

8ハウス
深い付き合い、深層心理、受け取り方

9ハウス
成長、専門性、探求に関すること

10ハウス
社会的ポジション、組織の課題

11ハウス
未来へのビジョンの明確化、見直し

12ハウス
内観、自分と向き合う、心の修行


ものすごアッサリ書いてしまいましたが、大枠はこんな感じです。
どのような形で出てくるのかは人それぞれですし、問題がなければ土星先生は何も言うてきません。

場合によっては辛い体験となるかもしれませんが「より自分らしく生きられる」ことに繋がります。

決定的な出会い、別れ、結婚、離婚、転職、復職、海外にいく、などなど、人生の転機となる出来事は色々とあります。
通過しているハウス、星座から起こることのヒントを得てみてください。

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