花様年華BUオタクが行く【ソンジュの歩き方】
心痛いほど切ない青春群像劇[花様年華]の舞台ソンジュ。
ここはソウルの街並みにとてもよく似ていて、彼らの足取りや遊び場をいまも目にすることができる。
まずはソンジュの地図をおさらいしておこう。
(アミ先輩がNOTES1の巻末地図とインサイトのマップをもとにまとめられたありがたいマップを参照させていただきます)
彼らが通うソンジュ第一高校の目の前にツースターバーガー、すぐ右上にガソリンスタンド、ジョングクが飛び降りた工事現場のビルがある。
そしてインサイトのマップによるとそのすぐ近くに楽器屋がある。
さらに右側に視線をうつすと線路沿いにナムジュンのコンテナ、テヒョンがよくお世話になってるソンジュ警察署があり、ユンギの作業室はモーテルの近くにあるはず。
ソクジンの手書き地図↓わかりやすい。
RUN
橋のたもと
地図上では特定されてないが、7人はヤンジ川にかかる橋のたもとでよく遊んでたぽい。
思いきり走ったり
ひとりになりがちなジョングクのもとに駆け寄ったり
しかし、はしゃぎながら腹ごしらえしてる(INUのMVでは車を旋回させてた)場所はなくなっていた。現在はカフェなどの複合施設ができたのでキレイに整備されたのだろう。
当時は川岸からせり出した足場があったみたい。だからなのかこの下からのアングル撮るのめちゃくちゃこわかった。一応降りられる階段があるんだけど…道幅が激狭で真横が川。
あと、我ながらこのトレカとここで撮ったのアツい。花様年華期だと思ってサラッと荷物に入れたけど服装がRUNのときだし!
普段隠れオタクなのでトレカと撮る文化がわからず、結局ここでしか撮らなかった。
ヤンジ川の夕焼けを見ながら一息ついたら、夜は一路、繁華街へ。
LOVE YOURSELF Highlight Reel '轉'
横断歩道・階段
大通りの横断歩道が見えてきたのでまずは渡ってみた。この場所でユンギは追いかけてきたヨジャを突き放したのだった。
道のど真ん中で大声出されて腕振り払われたヨジャの身にもなってよ……やっとの思いで見つけたのにね。
往復するように横断歩道を戻ると、そのわきに階段がある。ここが荒ぶるユンギがのぼってきた階段だ。
この階段シーンからhighlight reelの展開が一気に雲行き怪しくなるので、重要シーンだと思っている。
下からのぼっていくとあの横断歩道なので、このひとずっとぐるぐる徘徊してたんだな〜という印象。
AURORAの隣のVPてお店はもうないけど、シャッターのグラフィティが紫で上書きされてたのなんかイイね。
I NEED U
横断歩道・アーケード
すっかり満足したので帰ろうと、大通りの向こうのほうに目をやると、水色のアーチが飛び込んできた。
まさか……(グクが楽器屋でピアノ弾くユンギを2年ぶりに見たときくらいのテンション)
どきどきして近づいていく。
間違いなくグクが轢かれたところだ!!
まさかの同じ通りだった!!
(ロケの効率とか大人の事情はもちろんわかってる、だけどもさ、、、!)
まったく予定に入れてなかったのでその場でMVを確認しちゃった笑
つまりこの画面の奥にユンギが渡った横断歩道がある。
あとから気づいたが、みんなでダッシュしてるのもこの通りだった。
(ソースはmemories of 2015)
横断歩道を眺めたあと(渡らなかった笑)、うしろを振り向くと狭いアーケードがあって、ちょうどお兄さん2人が立ち話をしてた。
背が高くてガタイがいいひとたちだな〜なんて思ったそのとき、立ち話のお兄さんたちのうしろにあのQUEENの看板が!!
次の瞬間、俺はアーケードに向かっていた。俺の意思ではなかった。すぐに引き返すつもりだった。ところが、俺はいつの間にか看板に近づいていた。
……ってくらいに身体が勝手に吸い寄せられちゃったんだよね。
あのときのユンギの気持ち、痛いほどわかったよ。
アーケードをチラッとのぞきこんだと思ったら突然表情変えてズカズカ歩き出したから、お兄さんたちの視線を痛いほど感じつつ、その場を通過。
あまりにも動揺してQUEENのお店撮っちゃった。意味不明だけど記念にのせちゃお。
お兄さんたちも一瞬「なに?」てかんじの顔してた気がするし……気のせいだといいな。
そしたら、ついさっきこのnote書くためにSAVE ME読み返してたところ、まったく同じ位置で不良が立ち話してたことが判明!!
盛大に吹き出した。
こんなとこで奇跡起こすなよ…てくらい同じ位置すぎて記憶と重なってこわさすらあった。
ほんとにこの世界に迷い込んだ可能性ある。
ぶつからなくてよかった〜…。
しれ〜っとお兄さんたちの横を通過しちゃったのでぐるっと一周して戻ってきたら、ちょうど立ち話が終わってて(どうやらひとりはここのカフェのひとぽかった)ぶじに写真を撮れました。
あやしまれそうだったので1枚だけ………
事故現場とアーケードは目と鼻の先。
そういえば撮影中のグクも「道を歩いていたら不良にぶつかって殴られて、それに車に轢かれて死ぬシーンです。こんなに悲劇なことあるか」って満面の笑顔で話してた。(memories of 2015)
このあたりって、7人のたまり場でもある。
BUゲームでは「ふと足を止めると、いつも時間をつぶしていた路地に来ていた」と言ってたけど、もしかしたらみんなと遊んでた記憶があったからなのかも……
なんて考えていたら、衝撃の事実が。
先日、花様年華のエキスパートあやさん(https://note.com/aya_hyyh/)とこの近辺の話をしていて、この場所がグクが殴られた場所と同じところだと判明した!
ほんとにこのへんでよく遊んでたんだ。
くれぐれも前を見て歩こう。
I NEED U
アパート
翌朝、テヒョンの住むアパートへ。
新聞配達のひとや、挨拶をかわす住人がいた。
管理人さんが不在だったこともあり、5分くらい滞在してすぐに出る。
うまくいえないけど、この"生活してる"というリアルが肌にひしひしと伝わり、建物自体が放つ歴史や空気感に圧倒された。
アパートを背にして帰ろうとしたら涙がこみあてきた。テヒョンはここで暮らしてるんだ、暴力をふるう父親のために食事を用意したりお姉さんを守ったり…。
友達といるときは無邪気に笑えるのに、現実を突きつけられたときに傷が深くえぐられたんだろうと考えると(それは彼に限らず)胸が詰まる。涙が止まらなくなった。
まさか泣きながら東大門を歩くなんて…。
ちなみにここの屋上はグクがINU冒頭で歩いてた場所で、屋上への扉は閉鎖されていた。
このシーンは概念だと思うけど、高いところすきだからテヒョンのアパートだと知らずに屋上にのぼってたらオモロい。
余談だが、興仁之門に伸びる通り、来る時はなにもなかった歩道だったが、あっという間に露店が開いていた。道にせり出した什器(というか箱)に所狭しと陳列した商品。
そういえばあの時ユンギはアクセサリーの露店の前に倒れたんだよな〜。ただでさえ狭くなってる歩道に泥酔して倒れてたらイヤだよね。
ホソクだって「いい加減にしろよ!」て言いたくなるのわかる。
Love yourself highlight reel'起'
踏切
LOVE YOURSELF Highlight Reel の始まりを告げる象徴的なシーンである、ソクジンがヨジャの落とした赤い手帳を拾った踏切。
電車の本数も多く、貨物列車が来たりもした。でもやはりこの電車が来た時は感動!
ヨジャの立ってる側は工事現場?のようになっており、関係者以外立入禁止な空気だった。通り抜けもできない。
一瞬だけどヨジャからの視点を堪能。
ハイブインサイト(一番の目的)や美術館にも行ったのでソンジュの街めぐりは今回はここでおしまい。
初めての韓国は、1泊2日の弾丸ショートトリップで花様年華BUに全振りした旅だった。
1月なのに予想外に暖かい陽気だったので、急遽行くことになった場所が多かったし、残念ながら諦めた場所もたくさんある。
次は桜の咲く頃、タイムリープ起点日あたりに行きたいな。
あ〜〜〜おもしろかった!!
追記
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