見出し画像

【花様年華BU】このEuphoriaからさめないで

『Euphoria : Theme of LOVE YOURSELF 起 'Wonder'』はエンドロールの前で停止ボタンを押せば
「これが花様年華のハピエンルートか!」と多幸感を味わえるまばゆいMVです。

しかしおそろしいことにBUクレジットがついている。

このMVは現実パートと非現実(夢)パートでわかれていて、現実がソクジン視点、非現実はジョングク視点だと思っています。

※個人の感想です

冒頭はINUなど過去の映像がふんだんに使われていて、早くもBUオタクの情緒が揺らぎます。

うぅ


00:50〜:2:00では、ソクジンがタイムリープを繰り返してついに彼らを救ったことを示唆しています。

ホッ

最大の難関だったユンギの命も救えてソクジンもこの表情。
演技力がすごすぎて早くも涙が……。

場面は変わり、病院の休憩室。

NOTES1ではジミンが7ページに渡りこの出来事を綴っています。

まさかこのシーンが実写化(実写化)されてるとは。NOTES1読んだ後に見たら涙が止まらなかったのを思い出す。


ビハインドでは誰かが入ってくるのを阻止する一幕もあるんだけど、ユンギがドアをおさえに行ってるのもイイ!

ジミンのために必死なヒョンたち
逃げ足は一番早いユンギ


ジミンが病院の扉を押すと、ジョングクの美しすぎる穏やかな表情が映し出される。

飛び降りようとしたらユンギから着信があって踏みとどまったその瞬間が
Euphoria〜
歌い出しです。

そりゃユンギ兄さんのほうから連絡きたらEuphoriaなのはわかる(わかる)。


そしてここからジョングク視点の非現実=夢の世界の始まりとわたしは考えています。

花様年華のコンセプトフォトに「白日夢」があって

白昼夢は、日中、目覚めている状態で、現実で起きているかのような空想や想像を夢のように映像として見る非現実的な体験、または、そのような非現実的な幻想にふけっている状態を表す言葉。願望を空想する例が多い。白日夢とも呼ばれ、英語では、デイドリームと呼ばれる。

Wikipediaより

Euphoriaはジョングクが見ている夢の世界、「白日夢」の出来事では?と思うのです。

曲の構成が原曲とは異なるのも特徴。
なので歌詞と映像を意図的にリンクさせてるぽくて、かなりエモい。

とくに"Euphoria"のワンフレーズを7人一緒にいるカットに重ねるのも、ジョングクの白日夢を表現してるかのよう。


そういえばいつも6人を撮ってるソクジンが"自撮り"するのはprologue以来かも。
(Euphoriaはprologueと酷似したシーンがわりとある)

ソクジンが撮影した映像や写真がたくさん見られるのもたのしい〜!(かわい〜!)

すると唐突にヤンコチが!!

わたしのリプレイ回数が最も多い部分はこの3:26〜です。

いつものヒリヒリしたふたりではなく、やわらかい雰囲気。これはどういうことなのか?やっぱり夢の中だから?

ビハインド見るとスタッフさんの笑い声も入ってるから、ネコジャラシでユンギの鼻コチョコチョするのはジョングクのアドリブだったのかも?!(知らんけど)

あらためて見るとちょこんとふたりで座っちゃっててかわいすぎる…

さらにジョングクのEuphoriaはつづき

5人の兄さんたちも来た〜!

使われてる歌詞がこちら。

Take my hands now
You are the cause of my euphoria

ユンギが横にいて笑ってくれてTake my hands nowなわけだし、
そこに5人がオーイて手を振って現れるところはジョングクにとってまさにYou are the cause of my euphoriaじゃないですか!!(どんな文章)

それにしてもナムテテもホプミンもほんとに微笑ましいよね、、、このペアはLYS以降、お互いを、そして自分自身を信じながらラブマイセルフしていけたのが伝わる。


ソクジンヒョンのカメラに向かって愛嬌をみせるジョングク、、、………うぅ

ここにかぶせてくる歌詞がまたすごい

Close the door now
When I'm with you I'm in utopia

ひえ〜〜〜!!!
なんかもう、ここはほかのだれにもジャマされたくないユートピアというところでしょうか。


兄さんたちと一緒に歩く前から顔からうれしさがにじみ出ちゃうジョングク。

ちなみにここ4回目の"Euphoria"です。

(NOTES読み切った身としては、こんなに幸せを感じてるジョングクを見るのがたまにつらくなったりもする)

こっからやっとヴァース!
しかもいきなり2番から!

너도 나처럼
지워진 꿈을 찾아 헤맸을까
君も僕みたいに 消えた夢を求めて彷徨ったのかな

ここの歌詞でナムテテなのアツくないですか?

운명 같은 흔한 말관 달라
"運命"のようなありふれた言葉とは違う

えっ??
いまなんて??

"運命のようなありふれた言葉とは違う"でヤンコチを映すだけでもアレなのに要するに運命なんて言葉ではあらわせないってことですよね(息継ぎなし)

それって

넌 나의 운명 이따위 말로 설명할 순 없어
君は僕の運命 そんな言葉では説明できない

Stay Alive (Prod. SUGA of BTS)


Stay Aliveじゃないですか???

なにこのヤンコチ案件は!!!


(Pistoriusは7Fates:Chakhoを応援しています)


3:57〜は歌詞と絶妙にリンクしたシーンの数々が続くのでぜひ映像でお楽しみください。 

아픈 너의 눈빛이 나와 같은 곳을 보는 걸
傷ついた君のまなざしは 僕と同じほうを見ている

Won't you please stay in dreams

저기 멀리서 바다가 들려
はるか遠くの方から海が聴こえる
꿈을 건너서 수풀 너머로
夢を渡って森を抜けたら 
선명 해지는 그곳으로 가
鮮やかになる あの場所へ行くんだ

いかがですか?めちゃくちゃBUストーリーの7人を歌ってるかのようです。

Take my hands now
You are the cause of my euphoria

Euphoria

ここでもジョングクのところに兄さんたちが寄って来てくれるし、"Euphoria〜"のとこはみんな一緒にいる。

いよいよソクジンの車に乗り込んで"あの場所"へ向かうのかな。

Take my hands now

You are the cause of my euphoria

ここ、めちゃくちゃイイ!!!!!!!

とにかく構図が美しいし、歌詞と映像がリンクしてるよな〜。

모래 바닥이 갈라진대도
砂の地面が割れて

그 누가 이 세곌 흔들어도
誰かがこの世界を揺さぶっても

잡은 손 절대 놓지 말아줘
握った手を絶対に離さないで

"握った手を絶対に離さないで"のとこで
両手をひろげるジョングク…

いつも手すりの上に乗って歩いたり、描かれた線を踏んで遊ぶのが好きだった。
バランスを取ることに集中していると 他のことを考えずに済むし、どこにも属していない境界線が僕の居場所のような気がしたからだ。

僕が手すりの上をふらふら歩いていると、 誰かが腕を引っ張ってきた。
ユンギ「…」
ユンギ兄さんだった。
ジョングク「兄さん、どうかしましたか?」
ユンギ「やめろ」
ジョングク「落ちたりしませんよ...」

ユンギ兄さんは僕が手すりに乗って遊んでいるとよく腕を引っ張った。
兄さんがそうするのを見て、他の兄さんたちも注意してくるようになった。

僕はその手が嬉しかった。

そこはお前の居場所じゃないからこっちに来いって 言ってくれてるような気がしたから。
もしかしたら、 その手を楽しみにしていたから手すりの上を歩いたのかもしれないという考えが頭をよぎった。

BTS UNIVERSE STORY 花樣年華〈I’M FINE〉
境界上の少年 3 [海辺の思い出]

だからこの時も…………(情緒が爆ぜる絵文字)

제발 꿈에서 깨어나지 마
どうかこの夢からさめないで

"この夢からさめないで"と歌った瞬間に、場面が突然海に変わる。


ここに出てくる「あの日」というのは
19年6月12日。

「そうだ。あの時そうだったよな」皆で白い砂浜に転がり、息を整えていた時、ナムジュン兄さんが言った。「あの時も暑かった気がするけど、いつだったっけ」ジミン兄さんだった。「6月12日だったじゃないですか」僕が答えると、なぜそんなに正確に覚えているのかと皆が驚いた。僕がその日を正確に覚えているのは、 日付が書かれた写真を持っているからだった。 これまで僕は時々、その写真を取り出して見ていた。誰にも話していなかったが、あの日、家族ができたように思えた。本当の兄さんたち、 本当の兄弟ができたように思えた。

22年5月22日 ジョングク

花様年華 THE NOTES1
[僕たちの生涯で一番美しい日]

つまりここのシーンだけは、「あの日」の回想なんだと思います。

この象徴的な7人の構図、BUゲーム版だと6月12日と書かれた写真とまったく同じ。
ジョングクが"本当の兄弟ができたように思えた"日。

この回想を最後にEuphoriaは鳴りやみ、暗転のあと7人はあの海に到着する。

おそらくここで、ジョングクの白日夢は終わったのでしょう。

同時に、ソクジン視点の現実に切り替わりました。

よかった、現実でもみんな一緒にいる。

ほんとによかったねぇ〜!!(嗚咽)

多幸感いっぱいになったところで、エンドロールでふたたびEuphoriaが流れます。

今度は原曲と同じ1番から始まる。

어린 시절 내 꿈들의 재림
幼い頃の夢の再臨
모르겠어이 감정이 뭔지
わからないんだ この気持ちが何なのか
혹시 여기도 꿈속 인건지
もしかしたら ここも夢の中なのか
꿈은 사막의 푸른 신기루
夢は砂漠の青い蜃気楼
내 안 깊은 곳의 a priori
僕の中の深いところ a priori
숨이 막힐 듯이 행복해져
息もできないくらい幸せで
주변이 점점 더 투명 해져
あたりが少しずつ透き通っていく
저기 멀리서 바다가 들려
はるか遠くの方から海が聴こえる
꿈을 건너서 수풀 너머로
夢を渡って森を抜けたら
선명 해지는 그곳으로가
鮮やかになる あの場所へ行くんだ

Take my hands now
You are the cause of my euphoria

Euphoria

"もしかしたらここも夢の中なのか"の"ここ"ってどこなんだろう。

なんて思ってると。


「兄さん、それだけですか?隠してることが他にもあるんじゃないですか?」


…………………。


Euphoria公開の約1ヶ月後に投稿されたジョングクのNOTESがこちら。


ジョングクが見たのは幸せな白日夢。

それは事故にあったあと『生きるのは死ぬより苦しい』現実に堕ちてしまう前に見た、最後の幸せな記憶だったのかもしれない。

どうかこの夢から、このEuphoriaからさめないで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?