多夫一妻制の必要性

 石丸伸二氏が言ったらしい。少子化対策として一夫多妻制もアリじゃないか、と。
 もしこれが実現されたとする。未婚の20歳代の若手男性は上司が女4人を孕ませたということを知る。しかもその内の2人は若手と同い年くらい。もし私が若手の立場なら上司の性生活を充実させる為に働いてるのだな、と考えてしまってアホらしくなるよね。もし一夫多妻制がとられたらアホらしくてみんな一斉に仕事やめるよね。というか、下手したら共産主義革命起こるでしょうね。(既にトヨタ自動車の若手は豊田章男の性生活を充実させる為に働いているし、過去、若い兵隊は妾を多数有する渋沢栄一などの政財界人の性生活を充実させる為に働いていたのだけれど。このような事実を知ることのできなかった者らが不憫極まりない。)
 石丸さんには期待していたけれど、所詮、昔ながらの政財界人と同じような考え方で、特権階級の一味ということだ。妾を作ってヨシ!と言ってるんだから。

 石丸さんは知らないらしい。政財界が結託して男数密度と女数密度のアンバランスを生み出していることを。(この男女数密度差を悪用するのが日本の伝統的な性的人身売買業者、女衒楼主である。)そもそも男女が出会わないと結婚に至るわけがないのに、男女数密度分布を制御しない政財界である。平気で男9.5対女0.5みたいな比率のVery hard modeみたいなコミュニティを用意するし、反対に男1対女9みたいな比率のVery easy modeなハーレムコミュニティもある。(以前エレベーターに乗車した際、スーツ姿女性10人が男1人を取り囲んだハーレム状態を目撃したことがある。こんな環境であれば大抵、結婚相手見つけれるだろうに。)男数密度と女数密度のアンバランスを社会システムに組み込んだのは紛れもなく政財界。自動的に反論の余地もなく、その環境に置かれる男女が結婚できないことを個人の自己責任に押し付けるのは卑怯だ。
 もし一夫多妻制を強行するならば、Very hard modeなコミュ二ティーに置かれた男どもの為に「多夫一妻制」を用意して欲しい。一夫多妻による不均衡をバランスさせる為に「多夫一妻制」を設けて欲しい。それが、日本の伝統的な遊郭であり、性風俗だ!と自民党は言うのだろうが、性風俗は女衒楼主という全く関係のないデブなイカつめのおじさんの懐に金が入る点で「多夫一妻制」と異なる。夫婦間の性交渉に割って入って、金銭を中抜きするデブなおっさんはいないだろう、普通。

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