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今日も想う、貴方のこと。

私には好きな人がいます。同じ会社の先輩で、ちょっと歳が離れています。

綺麗な目をしていて、色が白くて、小柄なのに手が大きくて、声は少し小さいけれど落ち着いていて、所作が綺麗で、勉強熱心で、専門の知識が豊富で、たまに全てを諦めたような顔をする、そんな人です。

初めてお会いしたのは、入社する前の社員顔合わせでした。どこが、とは表現し難いですが、綺麗な人だと思いました。今思えば、一目惚れだったのかな。

勤務エリアが異なることもあり、社内会議でお会いすることや一緒に研修を受けることはあれど、同じ会社の社員であること以外に接点はありません。でも、いつの間にかどうしようもないほどの恋心を募らせていました。

入社2年目になって、個人の連絡先を交換しました。ひらがなのフルネームでアイコン画像も無い、シンプルなプロフィールでした。マメに返ってくることはなかったけれど、何回かメッセージのやり取りをしました。だいぶ年下の私にも丁寧な言葉で、誠実な内容で返してくれて、でも痛感しました。この人は、明らかに私に興味がないと。だから、好意を持っていることを言いました。「いつか振り向いてくれますか」と。その結果、好きな人がいると言われました。

私は諦めたくなくて、相談し合った結果、何度か会って決めましょう、となりました。先月、初めて2人でお会いしました。よく話して、よく笑う人で、良い意味でイメージが変わりました。
今日も、いろんな話を聞いてもらっています。仕事の相談も、プライベートであったことも。

私個人としては、もう何も考えずに恋愛をしている時間は無いな、と思っています。結婚したいと思っているわけではないけれど、誰かのために、何かのために、そういう選択も考えなくてはいけないし。そうしたら逆算を始めないといけないし。

「好き」の感情だけで動く恋愛は、この人で最後にしようと思っています。実るかな。実ってほしいな。

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