『初めまして!』の言葉がピッタリ?! J2でプレーする若手選手たち②

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前回と今回の投稿では、「高卒3年目まで、または大卒2年目まで」で、そして2022シーズン始まる前は「過去Jリーグ通算0~10試合までの出場数」の2つの条件の中で、2022シーズン第5節までに気になったJ2でプレーする若手選手たちをピックアップしました。2回に分け、計11人お伝えしています。

(第1弾はこちらです⤴)

今回は第2弾として、DF・MF・FWの選手7名をご紹介します!

※あくまでも個人の感想です。そして必ずしも全チームの全試合を90分通して観られている訳ではありません(すみません)。その中で気になった選手を紹介しておりますので、賛同・反論も様々な意見あると思います。

ご意見あればnoteのコメント・もしくはツイッター等でお待ちしています。


DF

本山 遥(もとやま はるか)選手(ファジアーノ岡山 所属)

今季関西学院大学から加入したルーキープレーヤー。関西学院大学では主将も務めていた選手です。ルーキーですが、開幕から433のアンカーとして先発出場を続けています。

本山選手の特徴は「本職はサイドバックだけど、アンカーでも安定したプレーが出来る高い能力と戦術理解」にあります。

大学時の本職はSBで、本来獲得した時も岡山さんもSBとして見越していたと思います。しかし今季蓋を開けてみれば、開幕戦から433のアンカーとして木山監督に抜擢されました。アンカーとしての本山選手は本職でないことを感じさせないほど、安定感が非常にあります。攻撃時のサイドへの展開や前につけるパス・(今季はまだそれほど多くはないですが)バイス選手が上がったスペースを埋めるなど。守備時はカバーリングなど。シンプルに、ミスの少ない安定したプレーが印象的です。バイス選手と柳選手が後ろにどっしり構えている好影響も作用してか、本山選手の良さもより出ている感じです。

今後は全ての経験を活かし、DFやMFのマルチロールとしても期待出来るプレーヤーだと思います。期待しましょう。

(ゲキサカ さんの選手紹介ページ より)


西久保 駿介(にしくぼ しゅんすけ)選手(ジェフユナイテッド千葉 所属)

今季三菱養和SCユースより新加入の選手です。高卒ルーキーということになりますが、開幕して早々に出場して、第3節以降では先発出場しています。3421を採用する千葉において、右ウイングバックとしての起用が続いています。

西久保選手の特徴は「非常に高いジャンプ力を活かした空中戦の強さ」です。

登録の身長は178cmで、身長が抜群に高い訳ではありません。しかし、西久保選手は非常に高いジャンプ力を誇り、それを活かした空中戦の強さはすぐにプロの舞台でも武器になりました。今季の千葉は櫻川選手とブワニカ選手を先発から同時に起用しており、サイドからのクロス攻撃の機会が多くあります。その中で輝くのが西久保選手なのです。櫻川選手とブワニカ選手には相手ディフェンスも特に警戒する為、体を寄せられることがほとんどです。しかし、左サイドからのクロスにおいて、その2選手の奥からゴール前に飛び込んで来るのが西久保選手です。FWを抑えても、ウイングバックから中に絞って飛び込んで来るその存在は、相手に非常に脅威を与え続けています。おそらくヘディングでゴールを取る瞬間は、もうそろそろやって来る様な気がします。

将来的には、西久保選手なら今のウイングバックやサイドバックのみならず、ボランチやCB(特に3CBの一角)としても活躍できる選手になれると考えます。今の段階では、おそらく西久保選手自身も試合に出るにつれて、まだまだ課題も多くあると感じていると思います。しかし、高卒で最初からここまで出場出来る経験はそうそうありません。一握りの選手しか掴めない貴重な経験です。この経験を大事に、これからの益々の成長・飛躍に注目していきたいと思います。

(ゲキサカ さんの選手紹介ページ より)


MF

大森 渚生(おおもり しょう)選手(栃木SC 所属)

今回期待したい選手を挙げていく中で、真っ先に名前が出てきたのが大森選手です。ヴェルディのアカデミーから日本大学へ進み、今季から新加入したルーキーです。しかし、ルーキーながら今年の栃木において、開幕から重要な役割を担っているなと感じます。

大森渚生選手の特徴は「正確な左足のキックという武器を持つポリバレントなプレーヤー」という点にあります。

今年の栃木は時崎監督が新たに就任し、スタートの配置も442から3421へ変更しました。そのようなチームにおいて、大森選手はMF登録ながら左CB(HV)として開幕からプレーしています。プレーを観ると時崎監督が起用する理由もよく分かる思いです。

これまでの栃木はロングパスなどで、前線の体の強い選手を活かして縦につけるサッカーが主だったと思います。しかし、今季から就任した時崎監督はショートパスも使いながら、縦だけでなく横の幅も上手く使って行こうというサッカーに取り組んでいます。その中において、大森選手の存在は大きいのです。攻撃時は正確な左足を武器に、ショートパス・ロングパス共に正確で、栃木の組み立てにおいて非常に大きな存在感を放っています。またセットプレーのキッカーも任されています。守備面では、岡山戦ではチアゴ・アウベス選手に対しても1対1でしっかり渡り合うなど、CBとしても戦える部分を見せてくれています。将来的には左のCBやサイドバック・中盤など、どのポジションでも高いレベルで活躍出来るプレーヤーとして大成する気がします。

そして、今季FC東京からFC琉球へ期限付き移籍している大森理生選手は弟です。渚生選手と理生選手兄弟揃って今後の活躍が楽しみです。

(ゲキサカ さんの選手紹介ページ より)


田中 雄大(たなか ゆうだい)選手(ファジアーノ岡山 所属)

今昔通して、数多くの田中雄大選手がJリーグで活躍している・してきました。そして、今季新たにJリーグにやって来たのがファジアーノ岡山の田中雄大選手です。早稲田大学では4年次に主将も務め、リーダーシップも兼ね揃えた選手です。

田中選手の良さは「小柄な体格を活かし、攻守においてキレのあるプレーが出来ること」であると考えます。

開幕からインサイドハーフ定位置を確保した田中選手。攻撃ではキレのある動きで相手を惑わし、前を向ける選手です。ドリブラーという訳ではありませんが、ターンなど素早い動きで相手をかわす技術を持っています。キレのあるプレーから、状況によってパスやシュートを選択していける選手です。対戦相手にとっては厄介な選手だと思います。守備も小柄な体格を活かして相手の懐にしっかり入ってボールを奪えるなど、田中選手らしいプレーを見せてくれています。また、リーダーシップもある田中選手はファール・被ファールの時にしっかりと主審などと意思疎通をしているシーンも印象的でした。審判とコミュニケーションを取ることは、自分たちがプレーする中は大事なことだと思います。その時の審判の基準を理解することもサッカーにおいては重要ですし、田中選手は視野が広くプレー出来ていると感じます。

田中選手は将来的にもプロとして長くプレー出来る様な選手だと思います。今後、より良さを活かしてどんどん高みを目指して欲しいなと思います。

(ゲキサカ さんの選手紹介ページ より)


山中 惇希(やまなか あつき)選手(ザスパクサツ群馬 所属)

埼玉県出身の山中選手。浦和レッズユースから加入して3年目の今季。昨夏にはAC長野パルセイロに期限付き移籍し、今季再び群馬に戻ってきた選手です。

今回、山中選手を選出した理由は「攻撃センスを活かして、サイドバックとしてスターになる素質を持つ選手」という点です。

今季は先発で出場しているのは千葉戦の1試合のみ。また途中出場も1試合と計2試合の出場数ですが、千葉戦のプレーを観る限り、これからに沢山の期待の掛かる選手であると感じました。千葉戦の山中選手のプレーは輝いて見えました。攻撃時には、ドリブルでハーフスペースに入ることも出来る。また運動量を活かし、スペースランニングも繰り返せる。ポジショニングも良く、大外で幅を取る時とハーフスペースで受ける時など流動性のある動きが自然に出来るのは強みだと思いました。千葉戦ではチームの連動性と山中選手の動き出しが見事にマッチし、最後は山中選手の左足クロスから完璧なゴールが生まれました。

(ザスパクサツ群馬 の公式ツイッター より)

守備においても体が強く、空中戦の競り合いの中でもしっかり相手に体を当てて、相手の動きを規制出来ています。千葉戦では空中戦に抜群の強さを誇る西久保選手に対しても、体を当てて簡単にヘディングさせない強さを見せてくれました。対人も含め、山中選手は今後サイドバックとしても大成出来るような資質を感じました。

左利きで山中という苗字で、サイドバックが出来るとなれば、現セレッソ大阪の山中亮輔選手を思い浮かべたりもしますが、将来的には山中惇希選手もかなりの実力者になるはずです。元々浦和ユースでは攻撃的なポジションを務めていた山中惇希選手。前めのポジションでどれくらい出来るのか観てみたい気持ちもありつつも、サイドバックやウイングバックとして確固たる地位を確立出来るような選手になる気がします。モチベーターでもある大槻監督のもとでプレーする機会は、若手の山中選手にも好影響を与えてくれるはずです。今後どのような選手になっていくのか期待して観ていきたいと思います。

(ゲキサカ さんの選手紹介ページ より)


FW

沼田 駿也(ぬまた たかや)選手(レノファ山口FC 所属)

今季関西大学から新加入した沼田選手。開幕から先発出場を続け、ルーキーだけどもはやルーキーではない存在の橋本健人選手と沼田選手(+インサイドハーフの田中渉選手)による左サイドは、相手に脅威を与え続けています。

沼田選手の良さは「キレのあるドリブルからのチャンスクリエイト」です。

沼田選手は左サイドの位置から、縦に仕掛けてクロスを出すことやカットインしてからのシュートやパスなどチャンスを作れる動きが強みです。山口としては橋本選手が左サイドバックの位置から前に出て、かなり仕掛けてくるのも印象的ですが、そこでも近くでサポート出来るのが沼田選手です。橋本選手と沼田選手はレーンが被らない様な動きも多く出来ています。その為、左サイドからのチャンスクリエイトは山口においてとても大きな武器になっています。また沼田選手は既にコーナーキックの中から2ゴールを(足で)決めています。セットプレーであれど、ゴールを取れる場所にいるというのは沼田選手の特徴であると言えると思います。

今現在では、山口の左サイドを完璧に抑えるのは容易なことではありません。組織と個人。後方からビルドアップした先に、質的優位をも出せるのが今の山口の左サイドです。沼田選手のチャンスを作り出す能力にも注目したいポイントであると思います。

(ゲキサカ さんの選手紹介ページ より)


平河 悠(ひらかわ ゆう)選手(FC町田ゼルビア 特別指定選手  山梨学院大学 所属)

佐賀県出身の平河選手。佐賀東高校から山梨学院大学へと進み、この4月に4年生になる選手です。ということで、特別指定選手として既にプロの舞台でプレー機会を得ている大学生ということになります。山梨学院大学では近年サッカー部の強化にも乗り出しており、関東大学リーグ参戦を現実的な目標として達成出来るようなチーム力・個人の能力を付けてきています。

平河選手の良さは「スピードを活かしたドリブルや裏への抜け出し、そして得点能力に優れている」という点です。

平河選手のスピードはプロの舞台でも非常に武器になっています。それは1ゴール1アシストを記録した第4節岡山戦でも見せてくれました。相手の裏を取り、相手ゴールに迫る動き。スピードに乗ったドリブルで相手を置いていき、チャンスを作り出す動き。それらが作用し、岡山戦では鮮烈な活躍をしていました。岡山戦のみならず、スピードのある動きからゴール前に侵入したり、キレのあるドリブルを見せてくれるなど、既にプロとしてやっていける能力をJの舞台でも発揮しています。

平河選手は今年大学の最終学年でもあることから、大学としての関東大学リーグ参入を自分たちの代で決めることも大きなミッションであると思います。また関東大学リーグ戦が来季から3部制になることもあり、今季は大きなチャンスの年でもあります。大学の試合とゼルビアでの試合。どの様に折り合いを付けるかは双方にとって大事なことでもありますし、平河選手は双方から重要視されている様な期待の選手だと思います。今季の活躍にも期待ですが、来季本格的にプロとなった時にどんなプレーを見せてくれるのか、楽しみです。

(ゲキサカ さんの選手紹介ページ より)


結び

いかかでしたでしょうか?

個人的に気になった選手をお伝えして来ました。今回もかなりの長文になってしまいましたが、ご精読頂きありがとうございました!

毎年沢山の選手がプレーしているJリーグ。特にJ2においては、これからの夢や希望に溢れている選手も多く所属しています。J1を観るのは勿論楽しいですが、J2も色んな選手が出てくる楽しさは強くあります。

しかし、群雄割拠のJリーグ。特にJ2は近年レベルの高まりが顕著で、「沼」と言われる位予想し辛いリーグです。各チーム・各選手において上手く行く時もあれば、上手く行かない時だってあるはずです。でもそんな時はサポーターが大きな力になるはずです。次はもっと良いプレーが出来る様にメンタルをサポートする意味でも、「サポーター」という存在は大きな力です

サポーターが拍手や温かい後押しをすることで、きっとチームや選手をより高い場所へ押し上げられると思っています。海外サッカーの様に熱狂的なスタジアムは圧巻で素敵です。しかし、熱気はあるけどヤジが無く、その代わりに拍手が多くて温かいスタジアムもきっと素敵なスタジアムです。

特に若い選手たちが自分の良さをどんどん出せる位に成長・飛躍していく為には、温かいサポートをしていくことは重要だと考えます。そして、いつか「プロのスタートは○○だったね~」など懐かしみながらも、かつての若手選手が日本代表や海外でプレーする選手になれる様に、温かいサポートをしていきたいと個人的に思います。

ご覧頂きありがとうございました!(o^―^o)

それでは、失礼します。

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