甲状腺術前検査の長い1日

2023年6月30日(金曜日)
検査は午後なので、午前中は洗濯物の部屋干しと片付けをした。
9時頃にオートミールにドライフルーツ、ミックスナッツ、バナナをトッピングして牛乳をかけゆっくり食べた。

JRとバスで行くか、バス一本で行くか悩んでいたが、天候が悪く電車の遅延もあり、バスだけで行くことにする。

13:20病院着。
受付後に手術に関する問診票を書くよう言われる。
検尿も言われたけど、出ないので後回しに。

問診票の記入後に身体計測、採血5本‼️血圧と脈拍数測定。

甲状腺のエコーをベテランっぽい臨床検査技師さんがしてくれた後、勉強のため新人の技師さんもする。しこりの確認を何度もする為、押されて痛い。サイズの計測を横目で見ると驚かれる。最後に医師がエコーで確認。そんなに痛くない。

次に喉頭ファイバー。鼻から細いファイバーを入れて、声帯を見る検査。鼻から喉の方へ通る時すごく痛くて、思わず「痛いです。」と言ったのに、そのまま続行。涙目。

部屋を移動して心電図。女性の検査技師。
「手首足首を出して、ブラのホックを外して上にずらしてお待ちください。」
と言う。私は右乳房全摘後なのだが、カルテを見ていないのか?
今日は前開きのブラだったので、ホックを外して横になる。
「中に入って良いですか?」
と聞かれたので、
「胸にタオル掛けてもらえませんか?」
とお願いし、
「Tシャツめくってもらって構いませんので。」
と言う。
手術に必要な検査という事はわかっている。
医療従事者から見れば、沢山いる患者の1人だろうけれど、あまり手術痕を見られたくない。
その辺りのちょっとした配慮が欲しい。

それから肺活量の検査。毎回苦手で2回目で成功した。

次にCT室へ。金属やプラスチックの有無を聞かれ、ブラだけ外す。
「胸の写真を撮るので、隣の部屋に移動します。」って廊下に出される。
操作室を挟んで、CTと他の撮影装置が配置してある。
ユニクロのビッグシルエットのシャツを着ていたとはいえ、またしても憤慨。
胸の膨らみは左側のみなんだから、廊下に出なくて(他の患者さんに会わなくて)良いような配慮は出来ないのだろうか?
続いてのCTでも、撮影台に横になるよう言われた時寒かった。なのでまた、
「タオル掛けてもらえませんか。」
とお願いして、寒かったのでもう一枚追加。
首から肺までかと思っていたが、実際は頭から上腹部迄の撮影。ヘリカルCTで螺旋状に撮影するので早い。

それから検尿して、看護師さんから手術に関する説明。
この時に嫌だった事を、ちゃんと言うべきだったが、服用中の沢山の薬の確認作業に手間取り忘れてしまった😢。

最後に医師から検査結果なと手術の説明。
・左葉切除
・画像上はリンパ節転移がないが、実際調べると転移していることも多いため、左の傍気管リンパ節を予防的に郭清
・傷は6cm位でドレーンを入れて、4日目に抜糸し5日目で退院予定
・術後に首が腫れると窒息の恐れがあるため、夜中でも再手術する事がある

そして、乳がんの治療で服用しているタモキシフェンの副作用で血栓ができやすい為、術前術後それぞれ3週間服用中止となった。

乳がんも甲状腺がんもステージⅠ。
2箇所のがんはツイてないが、ラッキーな事に早期発見できた。

これで運を使い果たしてしまったのだろうか。

無理する必要はないと言っていたのに、少し調子が良くなって医師の話を聞きに来た夫。帰りの運転がキツそうだった。

16:40頃帰宅。
米を研いで炊飯スタートし、洗濯物を片付け、簡単なご飯の用意。

夫はベッドへ。やめとけって言ったのに。熱がぶり返す。もうっ。

月曜日の夜以来のご飯粒を鰻と共に少しずつ食べた夫。「デザートか何かない?」
と言うので桃を剥くと、荒れた舌や口内炎の為余り美味しく感じないらしい。

何を食べさせれば良いのかわからない。

夫の不調が私の手術前で良かった、と思う事にする。
今でも充分キツいが、術後は今ほど動けないから。

患者目線で見ると、配慮して欲しい事が沢山あるのに気づけた日。今後の接遇に活かしていかないと。

毒吐きすぎなので、もう寝ます。今日もリビングで。
大概で腰が痛い😫。

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