見出し画像

最速で成果を出す方法

これは何か

最速で成果を出す為にはどうすれば良いか?という質問をよくもらうのでその回答をするものです。良い感じのものが見当たらなかったので過去に自分が教えてもらった事をまとめました。せっかくまとめたので公開します。

4つのタイプの人がいる

それっぽい図1

①思考先行型
思考力は高いけど,行動力が低い人。
考えてばかりで,なかなか行動に動けず成果が出ない。頭が良い人ほどこのタイプになってしまうので気をつけないといけない。

②思考/行動 併用型
思考力も行動力も高い人。
思考と行動のバランスが良く,行動した結果を思考する事で正しい行動に繋がるサイクルが回っている。この人が1番早く成果が出る。

③指示待ち型
思考力も行動力も低い人。
何をすれば良いか分からない状態で,動くこともできない。新しい環境に行くと,意外とこの状態の人も多いのでは。

④行動先行型
思考力は低いけど,行動力が高い人。
何が正しいかはわからないけど,とりあえずがむしゃらに動きまくってみる。効率は悪い。

②->④->①->③の順番で成果が出るようになる気がします。

ではどうすれば良いか

当然ながら②の人にならないといけません。
大きく2つの登り方があります。

それっぽい図2

1つ目は「学術的アプローチ」2つ目は「経験学習的アプローチ」です。(※専門家じゃないので言葉の定義は間違ってるかもしれませんmm

結論から言うと,経験学習的アプローチの方がオススメです。変数が多く,最適な解法がほぼない(あるいは変わり続ける)のがお仕事の世界なので,アルゴリズム的に組み立てるより,まずは行動をしてその経験からその瞬間における最適っぽい解法に近づいて行く方が筋が良い事が多いです。

さらに具体的に

フェアウェイを意識する

スタート地点からゴールまでの道のりにはゴルフのフェアウェイのようなものがあると意識しておくと良いと思います。

フェアウェイ(fairway)はもともと航海用語で、「安全な航路」を意味していました。ゴルフでも同様で、フェアウェイをボールが進んでいけばとりあえず安全であることから、「フェアウェイキープ」が重視されています。

ゴルフの学校 フェアウェイって何 より

最初はフェアウェイがどこかわからない

意識しましょうと言ったばかりですが,スタートする前はどこからどこまでがフェアウェイかわからず,どうゴールに近づけば良いか分からない(実は見えない障害物があったりする)と思います。

たまにいる一部の天才

ごく稀に「スタートする前からすべてが見えている」人がいます。
が,これはその領域を深く経験した事がある職人か,または天才のどちらかです。世の中の多くの人は職人でもなければ天才でもないので,ここを目指すのはオススメしません。ここを目指すと先ほどの①思考先行型になってしまいます。

思考停止してがむしゃらにやる人

頑張る事は良い事ですが,無秩序に頑張り続けるのは体力的にも精神的にも辛いです。ポイントは一貫性を持って,まずは直線的に頑張ってみる事です。

直線的に頑張ってみる人

一貫性を持って頑張ってみた後に,自分の現在地はどこか?という振り返りをすると「今,自分はフェアウェイにいるのかOBゾーンにいるのか」が分かります。フェアウェイゾーンにいる場合には,そのままの方向性で進むとゴールに近づいていきます。
ポイントはOBゾーンに入って初めて自分のアプローチの方向性がズレている事が認識出来るから軌道修正が可能になるというところです。

行動量が伴い思考も出来る人

先程と,矢印の長さ(つまり行動量の多さ)が異なります。最短距離ではないかもしれませんが,最速でゴールまで辿り着くことができます。行動量が多い為,早くOBゾーンに入る事ができ,質の高い軌道修正(=フェアウェイラインの見極め)が出来ています

おそらくこれが「量は質に転化する」という事の本質なんじゃないかと思います。

最後に

なぜこのタイミングで,この記事を書いたのかというと,色んな会社で4月の研修が終わって連休明けから新卒社員が部署に配属されるタイミングが多いのではないかという背景です。「とにかく最速で成果を出したい」という方も居れば「周りについていけるか不安」という方も居るかもしれません。

まずは
・難しく考え過ぎない事
・一貫性を持って行動する事
・行動量を出す事

を意識してみると意外と成果は付いてくるものなので,焦らず気楽にチャレンジしてみると良いと思います。連休明けから部署配属される新社会人のみなさんのチャレンジと成功を応援しています!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
↓❤️スキをクリックしていただけると継続する励みになります!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?