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【デッキ紹介】真人-無為転変-

『天才だって信じてた バカみたいだ』

どうも、刃雷霧という者です。
これまでデッキ紹介記事なんて恐れ多いもの一度も書いたことなかったのですが、今回は緊急で記事を書いています。
初の試みなので、読みづらい部分等も多々あるとは思いますが、是非読んでいってもらえると幸いです(noteって使いやすいね)。
 
※本記事には『呪術廻戦』の要素を多分に含んでいると思いきや、『ぼっち・ざ・ろっく!』の要素が多分に含まれています。苦手な方はブラウザバックせずに歯を食いしばってご覧ください。

前置きはこの辺にして、早速デッキ紹介です。
今回は表裏一体というカードをコンセプトにしたデッキを紹介させていただきます。

英語名は「Duality」。シンプル過ぎるだろ。

デッキレシピがこちらになります。
EXデッキに注目してもらえると嬉しいのですが、真紅眼・青眼・ブラマジといった本来であれば共存が難しいモンスター達が一堂に会しております。たのしい。

まずはこのデッキを見てくれ、こいつをどう思う?

『偶然がなかったなら わたしはまだ 孤独感と手を繋ぎ踊っていたかな』

事の発端は、ドリルさんの「レッドアイズデッキを考えてる」という話題にリプを投げつけたところから始まります。

当時は若く(X歴1ヶ月くらい)、人に案を勧めておきながら、自分はまだそれを実践していないという、なんとも無責任な投げかけをしてしまっておりました。
以来、「なんか表裏一体使いまくる面白デッキ組みてぇ…」と漠然な想いを募らせつつ、ゴリラのケツを追いかけるだけの人生を送っていた筆者(マリカー楽しい)。

サーチしづらい魔法を持ってくる手段として、真っ先に思い浮かんだのは魔帝アングマールで、逆にそれ以外のサーチ手段はなかなか思い浮かばず、デッキを形に出来ないまま、日々が過ぎていきます。

厨二心をくすぐるカッコいいデザイン

筆者が刃雷霧としてXで爆誕して以降、月日は流れ、段々と色々なオフ会に参加させていただく機会も増えてきた中、EXPAオフというオフ会に参加させていただいた後、とあるデッキが目に飛び込んできました。
そう、ふぐぽさんの【ディアルキア】です。
まるで表裏一体デッキのお手本のようなそのデッキは素晴らしい仕上がりになっており、感服する他ありませんでした。マジでカッコいい。

この時点で筆者の心は複雑骨折を余儀なくされ、再びゴリラか顎長野郎のケツを追いかけるだけの人生に逆戻りします(マリカー楽しい)。


さらに月日は流れ、ついには2024年を迎えたとある日、心優しい友達であるアックイくんがこんなカードを教えてくれました。

表裏一体を連打するための手段として、魔帝アングマールしか思いつかなかった筆者にとって、それはまさに『革命』でした。なんでこんなカード覚えてるんだ。
(なお、後日彼と会った際に「冗談のつもりだった(笑)」とカミングアウトされたのは、また別のお話。あまりにも無責任な投げかけ過ぎる。でもおかげでデッキが出来ました。本当にありがとう。謝謝。)
 
ここから儀術師+表裏一体というデッキコンセプトを思案し始めることになります。

『いいな いいなと 欲しがってたのに 夢は遠くて 現実ばっかで』

表裏一体デッキを作る第一の壁として「どのようにして表裏一体と儀術師を揃えるべきか」に思いを馳せつつ、レインボーロードから転げ落ちていると、その事件は起こりました。

なんと儀術師には先駆者がいるとのこと。
「え~本当でござるか~笑」なんてけっこう呑気してた筆者も、その先駆者がふたござさんだとわかった時には流石にビビった!!

ござさんの該当動画を拝見すると、ウィッチクラフト主軸で魔力を貯めている様子。
「ふむふむ。それで何をサーチするんだろう?」と思っていたら、まさかの表裏一体。

筆者のアイデンティティーは再び崩壊を迎えます。
終わり!閉廷!…以上!皆解散!

ここのバチカンさんと隣でわろてるドリルさんほんとすこ

「そんなことある?」と先駆者様の面白デッキに半ば絶望しながらも、なんとか自分なりのデッキとして差別化を図るべく着目したのが、現在進行形で猛威を振るっているスネークアイ(以下、蛇眼)というテーマでした。

儀術師が炎属性・星1というステータスのため、「ここで蛇眼と合わせなかったら、むしろいつ合わせるんだ」と思い立ち、全然使ったことのないこのテーマを一生懸命勉強しました。(普通に嘘です。楽な方に流されただけです。)
すると、なんということでしょう!蛇眼エクセルのステータスを見てみると家臣ステータス(攻800/守1000)ではございませんか!
「魔帝も入れるつもりだし、蛇眼と帝王の軸で今度こそ行けるんじゃないか!?」と『紛れもなく確かな希望』を見出します。

800/1000 は皆気になるよね

当時、これまたドリルさんのデッキ紹介動画【プロビデンスアイ】を視聴していたこともあり、初動の知識を得ていたため、蛇眼連中からキュリオスを作る流れをそのまま採用し、表裏一体に触れるルートが決まりました。(「あっ、これ進研ゼミでやったところだ!」となって私の人生も薔薇色になると思ったのですが、未だに犬の視界と変わっていません。おかしい。)

このデッキの初動は以下のようになっており、エクセルor篝火orスモールワールドが初手にあれば、大体なんとかなります(先攻をくださいお願いします)。
この初動が成立すると、墓地に表裏一体とジェット、手札に炎龍が揃い、次ターンでの大量展開の準備が整います(大量展開の内容についてはまた後ほど)。

見づらかったらごめんね。

『まだだ まだだ まだ足りないんだ』

第一の壁がひと段落したのも束の間、問題は次々と襲い掛かってきます。まるで仕事みたいですね(爆笑)。仕事マジ無理…。嫌だ!働きたくない。社会が怖い!

第二の壁として襲い掛かってきたのは「どうやって儀術師に呪力を3つも貯めるの?^^」という問題でした。
ここで重要になってくるのが、”魔法カードの発動”でしか呪力は溜まらないという点です。つまり、永続魔法の“効果の発動”や、墓地から除外して使用する“効果の発動”では呪力を獲得できず、純然たる”カードの発動”でのみ呪力を獲得することが出来ます(術式の開示)。

口元隠れてる ≒ 狗巻棘

帝王というテーマを採用している以上、汎神の帝王等、発動タイミングを考えずに猿でも使える魔法は多く存在しているのですが、1ターンに3回も魔法を使うとなると考えものです。消費も激しくなるため、なかなか良い案が浮かびません。

「わかんないや」とサーバルちゃんになりつつ、現実逃避して帝王ステータスの一覧を眺めていたところ、とあるカードが目に入ります。
それは夢魔鏡の黒騎士-ルペウスでした。

誰だよ(ピネガキ)

勿論、数ある帝ステの中から何の気なしに「るぺうすにしよぉ」となった訳ではありません。僕にも最低限人間としての知性は宿っています。帝王を無礼るなよ。
実は同時並行で考えていた第三の壁「表裏一体で何を出したらお得なの?」という問題に対する回答が、ルペウスくんの採用と紐づいてきます。
(第二の壁に対する回答はまた後程…。いずれわかるさ。いずれな。)

『一生存在証明 永遠を超えていけ』

表裏一体というカードを改めて見てみると、当然ですがレベルを持つモンスターしかEXデッキから出すことが出来ません。つまり、融合orシンクロしか出せない訳です。

レベルを参照するため、エクシーズやリンクは不可

しかしながら、厄介なことに大抵の高レベルモンスターにはそれ相応の召喚条件と制約が課せられており、「融合召喚でしか特殊召喚出来ない」だの、「S召喚でしか特殊召喚出来ない」だの、お嬢様みたくお高くとまっているんですよね(ドラグーン・オブ・レッドアイズにもその要らねぇ一文書き加えとけよ)。

"またはドラゴン族の効果モンスター"の部分がすごく嫌
(好きな人いたらごめんね。)

このため、表裏一体から出力できるモンスターは自然と絞り込まれます。しかも光or闇属性限定ともなれば尚更です。
そんな中で、どうやったら表裏一体でお得になれるのでしょうか?
「2枚使って1枚を出す」という、アドバンテージの概念を理解していない、ただのアド損カードなのに(ノンデリロボ)。

ここでジョースター卿の教えが活きてくるんですよね。「逆に考えるんだ」と。「出力先が限られているのであれば、逆に出力元のデメリットを消す方向でお得になればええやんけ」と。
そしてとうとう出会ってしまったのが、時械神祖ヴルガータと夢魔鏡の天魔-ネイロスでした。

問題児二人。
ただし最強。

どう見ても光属性にしか見えないヴルガータおじいちゃんですが、実は心に闇を抱えており、②の効果で自分が見たくない現実をすべて消し去ることが出来ます。羨ましいですね。
重要なのが③の効果です。②で一旦現実逃避をするのですが、「ところがどっこい・・・夢じゃありません。これが現実・・・!」と言わんばかりに、すべて元通りになってしまいます。羨ましくないですね。

「もう僕が何を言いたいか言葉にしなくてもわかるよね。」(CV:中村悠一)
そう、③が発動する前に表裏一体で変身してしまえば良いのです。その変身先として、選ばれたのはネイロスでした。
実は光属性・星10・天使族の候補は他にもいくつかあったのですが、先に話題にあげた第二の壁に対する解答を考えた結果、ネイロスが一番理にかなっていたのです。

『天才だって信じてた 気づかされた』

ようやく話が戻って、「どうやってww儀術師にww呪力を3つも貯めるのwwww」という第二の壁に対する解答を見つけます。
(ネタバレ:まあ後々の確認で、コナミくんから正式NGを貰うことになるんですけどね。初見さん。)

それが「夢魔鏡」の場魔法です!
(ネタバレ:ルールミスで不採用になります。)
なんと!夢魔鏡の場魔法はエンドフェイズに相方となる場魔法を”発動”出来るのです!

②の効果で闇黒を"発動"出来ます!
②の効果で聖光を"発動"出来ます!

聖光→闇黒→聖光と0.2秒の領域展開で場魔法を連続発動することで、エンドフェイズ中に儀術師に一気に呪力を貯めこむことが出来、自身の効果で除外しておいた表裏一体を対象に、同名カードをサーチ出来るのです!天才!勝ったなガハハ!
(ネタバレ:「終焉の地」のQ&Aの通り、”効果によるカードの発動”では魔力カウンターは置かれません。『無知』で『バカ』です。)

夢魔鏡なんてお洒落なカードを採用出来て気分がええわ!しかも儀術師も夢魔鏡も互いのエンドフェイズに発動できるから、ワンチャン相手ターンでもサーチ出来るやんけ!最高~~!うぇ~~~い!
(ネタバレ:最後に修正版のレシピを載せているので勘弁してあげてください。大変申し訳ございません。)

『無知で無敵だったヒーロー』

こうして恥知らずの表裏一体デッキが完成しました。(もはや完成とは)
改めて、冒頭のデッキレシピがこちらになります。
(※ルールミス修正前)

すごく・・・残念です(苦笑)

EXデッキに強力そうなモンスターが大量に採用されていて、「ぼくのかんがえたさいきょーのでっき」感が強く、最高です。
実際、戦闘面では本当に楽しく、ドラゴアセンション等を用いることで打点に困ったことはほぼ無く、打点で解決出来ない場面では、蛇眼の炎龍や大炎魔等で大体は処理出来るので、かなり気持ちよくデュエル出来ます。
一方で、置物系の永続魔法・罠への対策が薄く、詰んでしまうことも多かったので、試験的に嵐を採用しています。(これもアックイくんのアイデアを参考にしています。謝謝。)
その他、魔法はなるべくピン差しにはせず、複数枚採用することで、儀術師や魔帝からサーチ可能にしています。

初動からの展開例は文字にすると長すぎるので一枚絵にしてまとめました。
えらい。

見づら過ぎて草


デッキ名の由来は、呪術廻戦の登場キャラクター「真人」の生得術式(能力)が元ネタです。敵キャラ故に、ちょっと胸糞悪いことするキャラなので、調べるのは自己責任でお願いします。
ちなみにこのデッキでドリルさんに挑んだところ、「趣味のわりぃデッキだぜ…」とお褒めの言葉をいただきました(勿論冗談でね)。

-無為転変-
"魂に触れ、魂の形状を操作することで対象の肉体を形状と質量を無視して思うがままに変形・改造する"

ここまで御覧いただきありがとうございました。(ざっくり4000字くらい)
下記の対戦動画で実際に動かしている様子が見れるので、もし良かったらご視聴いただけれると幸いです。
いいねくれー(承認欲求モンスター)

最後に、ルールミスを踏まえて修正したプランBがこちらになります。
ご確認のほどよろしくお願いいたします(血涙)

「夢魔鏡がネイロスしか入ってないやん!どうしてくれんのこれ」

 
 
 
 
 
…ここから先は「どういった経緯でルールミスに気付いたか」と「修正後のプランBの内容紹介」になりますが、ほぼほぼ日記めいた怪文書になってしまっており、駄文です。
(3000字以上あります。星新一のショートショートみたいですね。)

デッキコンセプトや展開例の紹介自体は上記で完結しておりますので、気になった方のみこの先を読んでもらえればと思います。
(※筆者の見苦しい描写が多々出てきます。)

『必然だって信じたい わたしはもう戻れないよ』

※ここから先は本当に日記と化しているので全然無理に読まなくて大丈夫です。知的好奇心に満ち溢れた方のみ、その深淵を垣間見てください。

まずルールミスの発覚が今日まで遅れてしまった経緯を申し上げます。
話の前提として筆者の知識・認識不足でしかなかったので、普通に情状酌量の余地はありません。誠に申し訳ございません。
流れとしては、デッキ初案作成後に大きく二つの疑惑が浮上し、発覚に至りました。

疑惑①:そもそもエンドフェイズ中に溜まった呪力ってそのまま使えるの?

結論から言えば、使えます。
「エンドフェイズ開始時に呪力が三つ溜まってないと、タイミング的に儀術師の効果は使えないかもなぁ」と思ってOCG事務局に確認した結果、大丈夫でした。この疑念①に問題はなかったのです。

当時、コナミくんに問い合わようとした際、「流石に電話で伝えるのは難しいしなぁ」と悩んでいました。(最後に問い合わせたのなんて筆者が高校生の時くらいでした。)
しかし時代は令和。(いや普通に令和になる前から全然あったと思うのですが)今はチャットで問い合わせが出来てしまうんですね。便利な世の中になったものだ。
そんなインターネット老人会生まれの筆者は、疑念①を晴らすべく、状況も踏まえてこのように質問しました。

論点は、エンドフェイズ中に溜まった呪力をそのまま同エンドフェイズ中に使えるかどうか

すると、ほぼ間髪を入れずにチャットの返事が来ました。
(ヒェッ…早すぎるだろ。俺でなきゃ見逃しちゃうね。)

「そのエンドフェイズ中に儀術師の効果を発動できます。」と。

やったぁぁああああああ!!!!
夢魔鏡儀術師コンボきちゃぁああああああああ!!!!!!

すっかり浮かれポンチ(死語)になった筆者。
その先は地獄だということを、まだ知りません。

『小さな自信 溢れ落ちて割れた』

疑惑②:”効果によるカードの発動”で呪力って溜まるの?

溜まりません。もう一度言います。溜まりません。
地獄です。筆者からすれば、そりゃあもう堪ったもんじゃありません。
嘘です。全部私が悪いです。ごめんなさい。

疑惑②が発覚したのは、友人宅で互いのデッキを交換して遊んでいた時のことでした。
対戦を見ていた友人から「えっ!そのコンボ出来るの!?」と、うれしい言葉が聞こえてきます。
「OCG事務局に確認済みやで(ドヤドヤドヤァ)」と陰キャ特有のニチャり具合で返答したのですが、こう続きます。

友人「"効果によるカードの発動"だと魔力カウンターって溜まらなかった気がするんだけどなぁ。ちなみにその時ってチャットで質問した?」
筆者「うん。なんかすごい速さで返事が来たよ。」
友人「ああ、実はチャットだとたまに間違えちゃうことがあるみたいなんだよね。メールの方が確実だと思うよ。」

…マジか。そりゃそうか。四六時中、意☆味☆不☆明な質問に対応してるんだもんな。そりゃ人間誰しも間違えたりすることもあるよな。
(そ、そんな…、状況まで事細かに書いて確認したのに~泣、というダサすぎる本音はゲームから除外されました。)

「溜まったよ。」じゃないが
ATM「何勘違いしているんだ…!?」

そんな訳で改めてメールで確認してみることに。っていうかメール窓口もあったんだ。なんでもあるじゃん、OCG事務局。ローランドみたいだね。

「あの時、儀術師についてクソリプした陰キャです。すみません、今更ながら確認なのですが、そもそも”効果によるカード”の発動って…」

深夜12時を回ろうとしている真夜中の帰り道でこんなメールを打っている自分があまりにも情けなく、「全然ロックじゃないな…」と、悲しみの海に飲み込まれながらなんとか自宅に辿り着きました。(6/9ロックの日の出来事でした。)

そりゃこんな顔にもなるよ

「ワンチャン、夢魔鏡には特別な裁定があって、それ故にOKだったのではないか」
「うん、きっとそうだ、そういうことにしよう」

そんなしたくもない言い訳を思い浮かべながら眠りにつきます。そこは「気になって夜も眠れません」とかじゃないんだ、等というベタな指摘は弊社では受け付けておりません。眠いもんは眠い。むしろ自分から眠っちまいそうな御託を並べているまである。

翌日、ついに判決が言い渡されます。
 

「被告人、有罪・・・!!圧倒的、有罪・・・!!」
 

真人「知ってたさ・・・」


「ちくしょう!"夢""魔法"もありゃしねぇ!」
…等と職場で発狂して、のたうち回るといったことはなく、
「まあ、そうだよね…。」
と、また一つ小さな絶望を積み重ねて、大人になりました。(七海建人)

改めて、これまでコンボを披露して上手ぶってきたことを、ここにお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。いいいいイキってすみません…。

AI博士もこの通り謝罪を申し上げております

OCG事務局とのやり取りの文面をそのまま掲載することは出来ないのですが、メール対応についても非常に速く、大変助かりました。事務局のご担当者様、本当にありがとうございました。
OCG事務局からは「お詫びと訂正」という形でお返事をいただいており、最初のチャットやり取り含めて再度社内確認をして下さったようです。
むしろこんな訳わからんクソリプを送り付けたことに対して詫びを入れたいのは私の方だというのに…。

そもそもこの刃雷霧とかいう陰キャの筆者は、最初のチャット時点ではあくまで疑惑①の「エンドフェイズ中に溜まった呪力ってそのまま使えるの?」という質問しか疑問文として投げかけておらず、疑惑②については別に質問として触れていなかったんですよね。
(まさか駄目だなんて毛ほどにも思っていなかったので、普通に「夢魔鏡でカウンターが3つ溜まったよ!」という前提で話を進めていました。無知って怖いね。)

要するに、質問するよりも前に、一つ一つのカードについてもっと確認をしておけば良かった訳です。というか質問内容が複雑すぎる。一回の質問で済むようにまとめようとしたのが逆に良くなかったですね。もっと要素分解して質問すべきだった。
しかし、おかげさまで、OCG事務局へ質問をする際の注意点と、世の中にはこんなにも便利なサービスがあるということを知りました。(激遅)

『一生全身全霊 限界を超えていけ 何回間違えたって 指を止めるなよ』

疑惑②の結果を踏まえ、プランBとして修正したレシピがこちらになります(再掲)

メイン夢魔鏡抜き夢魔鏡デッキ()

プランBとして採用したのはバーニングソウルです。
クロスソウルといいバーニングソウルといい、魂の形に触れる真人らしさが感じられてとても良いですね。(唐突に呪術廻戦の話を始めるオタク)

墓地のカードなんでも回収出来て、しかも対象耐性のおまけつき

初動後の展開として、ヴルガータをバトルフェイズ中に変身させづらいという課題がありましたが、これで解決しました。
しかも展開の中で既に呪力は一つ溜まっている状態のはずなので(先に挙げた展開例の図を参照)、バーニングソウル→表裏一体の流れで計三つとなり、儀術師の条件を達成できます。

また、仮に初動後の展開までにバーニングソウルを引き込めていなかった場合でも、後々で使えるチャンスがあります。
アークシーラからファランクスをサーチしておき、バーニングソウルを引き込めたタイミングでファランクスの②墓地効果を使用すれば、アークシーラを蘇生することでバーニングソウルの発動条件をおおよそ満たすことが出来るという訳です。

エターナルファランクス!

残念でならないのは、魔力カウンターの代名詞のような魔法都市エンディミオンに頼らざるを得なくなったことです。既に先駆者のふたござさんも取り入れていたカードだったので、なんとも『月並み』な動きになってしまいました。

月並み:似たような事物が他にいくらでもあり、きわ立っていないさま。


『一生才能凡庸 天才じゃないからさ 「何にもない何にもできない」なんて言い訳 したくはないから 何度も挑んでやる』

ここまで駄文of駄文にお付き合いいただき本当にありがとうございました。
あきれるほど長く(後半部分だけでも3000字以上)、自分でもどうかと思ったのですが、どうしてもここまで書きたく、本当は読んでいただきたかったのです。

デッキに限らず、創作活動を続けていると、人の真似事になってしまったり、挫折することもあって、現実の厳しさを突き付けられると思うのですが、それでも夢を追い求めつづけることにきっと意味があるのだと思います。私の怪文書から、少しでもそう感じ取ってもらえたのならば嬉しく思います。

そして、このデッキの創作へ導いてくれた先駆者様、友人、OCG事務局の皆様に改めて感謝を。本当にありがとうございました。良い経験が出来ました。これからも、デッキのクオリティを上げていけるように精進しようと思います。

最後に、本当に大事な話を一つ。

この怪文書を書き記しながら、筆者はずっと#月並みに輝けという曲を聴いていました。あまりにも自身が置かれている状況が歌詞の通りだったためです。(下記の歌詞なんて特に刺さりました)

『誰も聞いたことない旋律は鳴りやまない』
われなくても 代わりはいないから』
を閉じて』
『革命寸前の未来だなんて 紛れもなく確かな希望だ』

現在、「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!」前編が公開されております。
当然筆者もロックの日(6/9)に観に行きました。
「ぼっち・ざ・ろっく!」を見たことがないという方でも、映画から楽しめるように構成されており、また、既に見たことがある方でもより楽しめるようになっておりました。
この記事をここまで読んでしまったそこの貴方、必ず「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!」前編・後編ともに観に行くように。
貴重な時間を有意義に使いましょう。

本当の本当におしまいです。もう言い残したことはありません。
(また気が向いたら記事を書くかもしれませんが、今度こそ3000~4000字に収まるように気を付けます。)

ありがとうございました。thank you !!

『天才だって信じてた それでもまだ』

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