メランコリコな日々

うまくいかないことが続くと気分の筋力がどこかに消えてしまうことがあるけど、そんなときはルーティン以外は何もせずにじっと耐えることにしている。どこかで学んだ処世術だ。半径1メートルしか関心がない人がその自分の基準で人の行動を遮ってきたり、決めつけてきたり… そういう人の眼差しってどんよりとして節穴っぽく空虚。

そういう人に出会ったってこと自体が神様からのペナルティだと思って、日々の行いをよくしていこうと気分を落ち着ける。でもこっちがあまり反省することがない理不尽な状況って避けようがなく襲ってくることがたまにあるわけで、ときにイラっときて「えッ、なんで?」とじっと節穴見つめて聞き返すことあるけど、それで気分が改善した経験は今までに一度もない。

世の中、あきらめが肝心だ。そういう人は10歳でもそうだったろうし、これから60歳、80歳になってもきっと同じだ。何しろ半径1メートルから結論を得ているわけで、あなたが半径30メートルで生きているとしたら互いに理解しあえることはほぼない。そして、この半径のそれそれの人の値は成長とは相関してこないというか、大きく変化することはあり得ない。ただ半径1メートルの人が幸せでないかというとそうでもない。同じような半径の人と一緒にいるのは居心地いいだろうし、半径50メートルの人と出会ってもお互いの半径を意識しないで済む浅いかかわりで終われば、ひょっとしてお互い楽しくひと時を過ごせるのかもしれない。

最近、思ったんだけど、付き合っていくことななれば、いわゆる深さ0.5の付き合いにしかならない場合は早々と切り上げること。あまりこっちのことは開示しないこと。どうしても頻繁に出会ってしまう場合は深さ0.1以下にしてしまうこと。大切なのは深さ1.0以上にお付き合いできる人を大事にすること。

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