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『消費者代表』として参加してみた 農経ガールズと考える、これからのフードビジネス

SHElikesのブランディングコースの講師を務める、あべなるみさん。
とっても可愛い先生は畑が大好きで、畑の魅力を伝えるお仕事をしている。

そんななるみさんのTwitterで告知されたZoomでのパネルディスカッションに出来心で参加してきました。

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私が参加したいと思った理由は3つ。
 ① なるみさんが告知していたから
 ② 自社の農園ビジネスのヒントが得られるかもと思ったから
 ③ 最近農業とフードビジネスに興味が出てきたから

参加してみておもしろいと思ったのが、(どの分野でもそうだけど)知識がある人とそうでない人とでは見えている世界が違うということ。

知らない人はなにも感じることができない。
知っている人は背景が分かったり想像もできるからモヤモヤして、それがきっかけとなり思考する。
そんなことを改めて認識する機会となりました!

私は文化人類学を専攻していたから、異文化理解とか多文化共生の視点で「なんでそんなに自文化中心主義なんだよ〜」とモヤモヤしてしまうんだけど、そんなことを考えない人も多い。逆に、今夜農経ガールズ*が投げかけていたモヤモヤは私にとっては考えてもみなかったことだったので色んなところで目から鱗が落ちました!

*農経ガールズとは・・・農業経営学を学んだ女の子たちのこと

20:30〜22:15まで続いたこの会!盛り上がった!(参加者は75名ほど)

▼議論ポイントはこんな感じ。
パワーのある「フードロス」という言葉を使って
その流れに便乗している人たちがいるんじゃないか?
「フードロス」というビッグワードに惑わされて
思考停止していないか? 
「ゴミ寸前のものを“フードロス=もったいない”から
買ってくれって、違うんじゃないか?」
→売れないものをわざわざ売るのではなく畑に戻せばいい
という考え方があることに目から鱗!
食物連鎖だーーーー!サークルオブライフだー!と、
ここにきて再度「食」と「いのち」のつながりを感じる私。笑
無知の無意識って怖いですね。

▼感想
事実、Covid-19きっかけで自宅にいる時間が増え、食との向き合い方が変わった。

今までは、朝飛び起きては朝食も取らずに会社に行き、昼は食堂でなんとなく気が向いたメニューを注文、夜はコンビニか外食がほとんどという生活。


一方で今では、食べチョクで野菜セットを注文したり、生産者さんをSNSでフォローして情報を仕入れたり、豆苗を育てるのが楽しくてベランダ菜園に手を出しそうなところまで来ている私。

さらには、ポケマルさんのPR TIMESきっかけでコンポストも気になっている。めちゃくちゃ自分を労っているし、ググッと地球と近くなった気がしている。笑

(きっとこんな消費者たくさんいるんだろうな・・・。)
それはとってもいいことだけど、「一過性にしない」ということが重要で、そのためには絆というか、この先も繋がっていける関係性を作ることが大切って話も出て深く納得した。

なるみさんが話していた「かかりつけ医」ならぬ「かかりつけ農家さん」というキーワードもとってもいいなって思った。
他の参加者からも「草むしりセラピー」って言葉が出ていたけど、そういうの!ほんと!必要と思う!!!!

ちょっと疲れた時、自分を見つめ直すためにもそういう自然と触れる機会がある方が人生は豊かな気がするから。withウィルス時代、本来あるべき経済と自然のバランスを取り戻すためにも生産者さんと消費者が一歩でも二歩でも近づくことがキーになるのかなって・・・そんなことをぼんやり考える貴重な時間となりました。


こんな風に、今まで知らんぷりしていたこととじっくり向き合うってのも大事かなって・・・参加してよかったー!


▽こぼれ話

シーメイトのとみぃさんも参加していたとのこと!興味のあることに向かっていけるのがシーメイトの素敵なところ。嬉しかった〜❤️


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