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副業せどりのすすめ

データサイエンスを駆使して独立開業を目指す、エリートサラリーマンせどらーのエリサラです。こちらのアカウントでは服飾せどりやEC、古着販売に関心のある方向けに私自身が服飾商品のせどり販売を行う上での気付き・考察を発信をしていきます。

本日は私のようなサラリーマンが副業でせどりを行う際に検討すべき・気を付けるべき論点について書いていきたいと思います。

せどりテーマを決める上での論点

副業としてのせどりモデルを検討する上で考慮すべき内容な下記の通りです。

①到達点をイメージしつつ、小さく始める

②資産の蓄積を考える

③時間効率を最大化する

以下でそれぞれの内容について解説します。

①到達点をイメージしつつ、小さく始める

最初の観点は最終到達点を見据えつつ、事業をスモールスタートさせるという事です。

副業を行う目的は人によります。自分の生活を変えたい、今の仕事を辞めたい、自分の事業を持ちたい等です。

最終目標が決まったらそこからバックキャストして適切な副業モデル、マイルストーン、実行スケジュールを設定します。この際、勤めている会社で新規事業を提案するくらいの気持ちで事業計画書を作ってみるものオススメです。

この際注意する点として、いきなり高額な投資をしない事です。取り組み初期から大量発注やシステム購入、外注をせず、まずは自分でやって稼げる仕組みを作ることが重要です。小規模でも儲かる仕組みができたのであれば、あとはそれをどうスケールアップするか考えます。

スケールアップの方法を考える際にはまずはバリューチェーンのどこがボトルネックなのか考え、ボトルネックを産んでいる要因を深堀します。例えば、商品を保管できるスペースが足りずに販売数を増やせないことがボトルネックな場合に、すぐに倉庫を借りる等の投資に走るのは間違いです。在庫点数=出荷数‐仕入れ数 で決まるため、出荷のサイクルを早められれば同じスペースでより多くの商品を回転させることができます。商品サイクルを早めるために商品の利益率を多少下げたとしても、倉庫を借りる等の投資に比べ全体の利益額を多きくできる可能性があります。

いずれにせよ、「スケールアップしたら利益が出る」という考え方は企業でも個人でも失敗する一番よくあるパターンなので注意が必要です。先に利益を出して、それから大きくするという順番を意識しましょう。

②資産の蓄積を考える

サラリーマンとして働いていると、日々の仕事の中で資産を作るということを意識することはあまりないかもしれません。

副業では会社の看板がありませんので、個人の活動履歴がそのまま信用になり、資産になります。これは目に見える有形資産だけでなく、例えば、販売サイトでのアカウントであったり、仕入れ先との信頼関係であったり、作業を依頼している人との人間関係だったりします。

資産は次の資産を産む性質を持っているため、将来の稼ぎのためにも一時的に稼いで終わりではなく、長期的に資産を積み上げていくつもりでお客さん含む関係者と付き合うことが重要です。目先の利益を追うだけでなく、今実施している取り組みが将来稼ぐための資産を産むことなのか、それとも自分の信用を棄損してお金に変えているのかよく考える必要があります。

③時間効率を最大化する

副業では本業の時間やプライベートの時間を削って取り組むため、時間効率が求められます。資産形成の初期ではどうしても時間対効果が悪くなってしまうことはありますが、目指す姿としてどの程度の稼ぎを作る必要があるか意識するべきです。

私の場合は会社の残業代が時間5000円でしたので、副業ではこれを上回ることを必要条件として設定しました。これを下回るようでは残業していた方がマシという事です。

時間当たり稼ぐ必要のある額が決まれば必然的に取り扱うものやシステム化・外注率が決まってきます。また、仕入れ・出品等の業務フローも時間効率を考え、最適化することが重要です。仕入れ先をいくつか固定しそこからだけ仕入れる、実店舗の仕入れは行わない、出品物の説明定型化してコピペで使いまわせるようにする等の業務改革を行っていきます。

さて、本日は副業でせどりを行う上での注意点を考えてみました。本業でしっかりビジネスをされている方であれば当たり前のことばかりかと思いますが、少しでもお役に立てれば幸いです。

今回の記事のまとめ

①到達点を意識しつつ、小さく始める

・副業の目的を明確にし、達成までのビジョンを作る。

・はじめる際は細かいテストを重ねながらスモールスタートさせ、儲かる仕組みができたらスケールアップさせる。

・スケールアップの際はボトルネックを産んでいる原因を深く探索する。

②資産の蓄積を考える

・個人事業では個人の活動の履歴がすべて事業の資産・信用に影響する。

・資産は次の資産を作るため、資産を貯めているのか消費しているのか常に意識する。

③時間効率を最大化する

・目標時間対利益を設定し、作業内容を決定する

・業務を簡易化、ルーチン化する

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