ARMSにおけるゲームメイク

任天堂Switchから出た対戦型格闘ゲーム、ARMS。難しい入力やコンボ等が無い新感覚格格闘ゲーム(時にシューティング・スポーツゲームとも呼ばれたり、分類するのが難しい。)です。Switch発売から3ヶ月位で出てきたタイトルなので名前は知ってる・プレイした事がある人も多いのでは。

そんなARMSですが、今でも大会が行われていたりするくらいしっかり格闘ゲームしてるんです。その中の1プレイヤーとして、伸び悩んでいる方がもっと上達出来る為に私なりの”ARMSにおけるゲームメイク”をお話ししていこうかと思います。


ゲームメイクとは

正直自分もゲームメイクの定義が分からないので言葉の使い方が間違っていたりするかも知れません(間違えてたらごめんなさい)。
軽く調べてみたところ“自分の意志でゲームの展開を作っていくこと”だそうです。そう!そういう事!ただこれだと捉え方によって伝えたい事と全く逆の意味になってしまうので掘り下げます。格闘ゲームデビューがARMSな超初心者ゲーマーの私がこんなに語っちゃっていいのか、みたいな所は置いといて。

格闘ゲームにおいて大切なのは”いかに相手のやりたい事を理解し、それに対して自分の攻撃を擦り合わせるか”だと私は思ってます。
「体力の有利はこっちにあるけれど相手はラッシュが溜まっているから、無駄な腕出しは止めてラッシュを溜めながら時間を稼ごう」「相手のこの部分に隙があるからこういう流れで打点を稼ごう」と、試合の展開見て、現状からいかに行動するのが一番なのか考える。これが”ゲームメイク”だと私は思っています。この記事内で言うゲームメイクはこの事だと思って下さい。

ではここからは私が普段行う2種類のゲームメイクについて触れていこうかと思います。


試合前にするゲームメイク

これは対戦ゲームをするにあたり、誰もがした事があると思う"大会で〇〇〇さんと当たる!対策しなきゃ!"そう、対策って言われるやつですね。対策って一言でくくりがちですが、キャラで対策する人も居れば アームで対策する人も居るし 動きで対策する人も居ると思います。ゲームメイクは"動きで対策する"が近いです。まあ全部に当てはまるっちゃ当たはまるんですけどね。

簡単にまとめると序盤・中盤・終盤にかけての試合展開を事前に考えるということです。流れを考えておく事により、いざ本番になって焦るって事が無くなり落ち着いて試合に挑む事が出来るのでとっても大切。これと併せて想定してなかった展開になった場合切り替えし等も考えておくと気持ちが楽かもしれませんね(上手くいくかは別の話)。


試合中にするゲームメイク

これが話したくて記事を書き始めたといっても過言ではない。いわゆる大会上位に食い込んでくる上位プレイヤーと、実力はあるのになかなか結果が追い付いてこないプレイヤーとの差はここなのでは?と思ってたりします。

試合中に展開を見て考えて動く。つまりどういうことだってばよって言われちゃいそう。例を出した方が伝わりやすい気がするので幾つか紹介します。

体力有利はこっちにあるが相手にラッシュを持たれているので下手な腕出しはやめよう → 体力負けてるけどラッシュがあるから当てれば勝てるけど、それを見て守りを固めているから掴みを通して崩していこう

書いてて両目線書きたくなったから書いちゃったけどいわゆる読み合いですね。これも展開を作る立派なゲームメイク。もうひとつ例を書きます。

ツインテーラがオーラでラッシュゲージを貯めている。このままラッシュを貯められてしまうとガード削りで負けてしまう。それまでに何かしらの択を通さないと。不意の掴みを通そう。

言葉にするの難しすぎわろた。多分伝わる筈。
有利をとっててもそこで安心せず次どういう択を取られると辛いか、相手は何を考えて動いているのか、それに対して自分はどういった動きをするのが最善なのか。これが試合中に考えるゲームメイクです。やってるつもりでも意識してやると全然変わってきます、まじで。手出さなくても勝てた場面で手出して負けた事ないです?その辺その辺。


最後に

言うてもゲームなんで楽しむ気持ちが1番大切。常にこんな事考えてたら負けた時のイライラやばいですからね。ただ、上位プレイヤーに全然勝てない!特定のキャラクターに対して何をしたらいいのか分からない!とか伸び悩んでる人は是非実践してみて下さい。きっと結果がついてくる筈。

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