我が子が初めて家にやって来たときのお話(後編)

病院から無事家に着き、車から子供を下ろして、あらかじめ用意していた布団の上に子供を寝かせました。
布団は、大人用の敷布団を3つ折りにしたものの上にバスタオルを敷き、頭の部分にミルク吐いた時用のハンドタオルを置いて、その上に子供が寝る形にしました。

そして、早速おむつ交換タイムです。
私は経験がなかったので、まずは妻にお手本をみせてもらいました。
その後、私も挑戦。子供が大人しかったこともあり、意外とすんなり替えることが出来ました。

この頃の赤ちゃんは、私の印象としてはミルクとおむつ交換の時以外はほとんど寝ている感じでした。

少しして、泣き出したのでミルクの時間です。
ミルクをあげるタイミングは、大体3時間に1回で、泣き出したタイミングも、前回のミルクタイムから3時間ほど経っていたので、ミルクをあげることに。

ここでも、妻にまず作ってもらい、やり方を教わってから作ります。
作っている間にも泣いていたので、早くあげなきゃと内心焦りましたが、焦ってもしょうがない、と自分に言い聞かせながら落ち着いて作ることにしました。

双子なので、私と妻で一人ずつミルクをあげました。
さっきまで泣いていたのが嘘のように静かになり、一心不乱にミルクを飲んでいる光景をみて、「自分、今子育てしている」と実感しました。

ミルクを飲んだ後は、満足したのかすぐに寝てしまいました。
というより、ミルクあげ始めてからすぐに目は閉じていました。
目は閉じていたけど、一応飲んではいます。
「寝ながら飲んでいるのか、器用だな」
などと思いながら、子供を布団に戻そうとしましたが、そうは問屋が卸しません。

ミルクの場合、飲み終わったらゲップを出させないといけないそうです。
やり方としては、いくつかあるみたいですが、病院の看護師さんがやっていた方法で膝の上に座らせて、背中をさする形ですることに。
これも妻のやり方をみながら、何とかゲップ出しに成功し、ようやく布団に寝かせます。

ちなみに、ゲップが出ないときはミルクを吐く可能性があるので、顔が横になるように寝かせれば、窒息を防ぐことが出来ます。
私たちの場合は、子供の身体を左右どちらかに向けた状態で、背中に丸めた布団を置いてつっかえ棒のようにしてあげることで、仰向けにならないようにしてました。

ミルクをあげた後は、空の容器を洗浄し(これもいくつか方法がありますが、それは別の機会で)、子供の寝顔を見ながらほっと一息つきました。

子育ては大変だ。