「ぱわわぷ」―2022/01/11

・歯をきれいにしてもらおうね。

・月1歯医者の日です。毎度通院するたびに歯磨きの仕方を教えてもらっている。幼稚園児? 

はみがき うれしいぱ
げんきだ ぱーお(うがい)
ぴきぴき たのしい ぱーわー
―NHKおかあさんといっしょ,2006,
『ぱわわぷたいそう』


・でも今まで正しい磨き方が身についていなかったからこそこうなっているので素直に聞く。なるほど、奥歯の歯茎の中までフロスをかける必要がある…と。

・今日の施術、いつにも増してやさしくてなんか泣きそうになった。優しさを口腔内で感じることってあるんだ。




・外は冷えるし明日明後日と外出するので今日は家にいるぞ!と決めて本当に家にずっといた。なのでとりたてて書く出来事はない。

・夕飯の買い出しがてら、ふと思ったことでも書くか。


・大学生活のなかで最も面白かった学期はいつだろうと考えてみたが、多分2年の前期だと思う。1年の時受けた授業は、もちろん中には面白い授業があったが、概して「こなす」感じが強かった(特に語学)。私の興味の幅が狭かったことが1番良くないのだが、学部問わず履修できるような内容だったことも「こなし感」につながっていたのかもしれない。

・2年になると専門科目が履修できるようになった。とはいえどれも概論なのだが、これがすこぶる面白かった。私自身の興味のレンジにちょうど良く引っかかったんだろうな。歴史も美術も政治も哲学も、良質な書物に触れた時のような感動が講義のたびにあった。

・結局ストレートで教員にはならないのだが、もし教員として教科教育に携わることがあれば、私はまずこの感動に立脚しているということを忘れないようにしようと思った。全生徒にこの体験を強制するつもりは毛頭ないが、私が社会科に魅せられた理由としては十分すぎるし、教壇に立つということは今度はその経験を生み出す側に回るということである。

・春から教員になる友人のことは心から尊敬しているし、私もいずれ追いつきたい。




・日記とはいうが、あった出来事というよりはその日ポヤポヤ考えていたことを書いた方が筆が進むな。出来事は考え事をするためのタネ的な扱いにしてしまうことが多い。私の物事を描写する力が拙いというのももちろんある。

・だから俳句とか短歌でバチッと情景や心情が描写されているのを見るといたく感動するんだな。自分にはまだまだ力及ばないことだから。演劇も演じたり書いたりすることが得意だからやっているというよりは、それらは不得手だけど表現されるものごとに心を動かされるのが好きだから、下手なりに参画してあわよくば力を身につけようとしている。のかな?

・日記もその一環で、とにかくやらねば力はつかぬ。私はもともと無鉄砲な実践を好まず、それを揶揄する側のマインドを持っているので努力しなければ簡単にそちら側に堕ちると思う。実践の中にこそある割り切れなさを知りつつ、安易な実践を批判する精神性と共存させることでもがきたい。昔恩師に言われたが、私は何かに悩んでいたほうが成長できるし輝ける。



・これが真のPower UPぱわわぷ…!

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