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「逃走と闘争」―2021/08/21

・一日の終わりに書くものをはじめに書く習慣がつきつつあるな。明日こそは...。

・こういう日記の書き方をすると長めの思い出すフェーズが入るので効率が良くない。というか絶対忘れてることある。


・あーーーそうだ、午前中と午後の初めまではオンラインの用事を済ませていた。アイスブレイクとしてやった「家にあるものしりとり」面白かったな。デスクの周りにあらゆるものを置いている人間としては素材がたくさんあるのと、一つのものでも言葉で表現する方法としては複数パターン考えられるので普段使っていない脳の領域が刺激される感じがある。

・旅行先で絵付けをして今も机の上に飾ってある「こけし」を例に考える。まずパッと思いつくのは「こけし」という名称。大崎市の鳴子温泉で購入したものなので「鳴子こけし」と言ってもいいだろう。「工芸品」の一つである。次に色。「くろ」「あか」「みどり」としてもつかえる。こけしは「頭」と「胴体」からなっている。さらに鳴子こけしには胴体の部分に「菊の花」の「模様」があしらわれているし、「顔」のパーツ一つ一つを分解すると、「髪の毛」「まゆげ」「目」「鼻」「口」からなる。ちなみにこけしの裏側には絵付けをした「日付」と「名前」が署名してある。

・とまあこんな感じで一つのモノからでも意外と複数の要素を取り出せることに気づく。これを思いついた人から順に早押し形式でつないでいくので頭がいい感じに沸騰する。頭の使い方はワードバスケットをプレイするときとかなり近い。

・面白かったので持ちネタの一つにしてしまおう。



・会議後は駅前へ向かい、散歩兼買い物をした。

・switchのね、プロコンを買おうとしてたんですよたしか。でも気づいた。この買いたいって衝動は卒論執筆の作業を怠ってるが故の罪悪感から逃れるために来てるんじゃないかって...。

・結局買わなかった。またの機会にな。んじゃ何買ったかっていうと...



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・漫画を買いました。

・バッチリ影響を受ける人。

・インフルエンサーマーケティングとかめちゃめちゃ馬鹿にしてたけど、自分もその渦中にいることを自覚し始めた。

趣味(すなわち顕在化した選好)とは、避けることのできないひとつの差異の実際上の肯定である。趣味が自分を正当化しなければならないときに、まったくネガティヴなしかたで、つまり他のさまざまな趣味にたいして拒否をつきつけるというかたちで自らを肯定するのは、偶然ではない。趣味に関しては、他のいかなる場合にもまして、あらゆる規定はすなわち否定である。(Bourdieu 1979=1990: 88)
―Bourdieu,1979, La distinction, Critique sociale du jugement, Paris : Éditions de Minuit.(石井洋二郎訳,1990,『ディスタンクシオンⅠ――社会的判断力批判』藤原書店.)

・これ思い出した(思いっきり資料からの孫引きですが)。できるだけ他者は傷つけたくないが、どうしたって傷つけてしまうもの。そこに開き直ってはいけないのはもちろんだが、傷つけるのを恐れて何もしないよりは自分の好きなものに正直である方がこのアンビバレントな問題に立ち向かえる気がする。

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