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ラテ 2度の通院から亡くなるまで

1月23日
19時以降
病院で処方された抗生剤と胃腸を動かす薬の液体薬を5mL強飲ませる
モリンガ(葉っぱ状のフード)を5欠片ほど自ら食べた直後に嘔吐
黄緑色に見えた
粘性の液体は黄色に近い
動きに乱れや疲労はさほど見れず、ヒーターの上で座っている
一つだけ便を確認したが、中身が詰まっているしっかりとしたものだった
大きさは米粒より少し大きいくらい
排尿も1回確認

1月24日午前11時頃
特に異変は見られず、引き続き薬を5mL飲ませる
追加でシロップ状の栄養剤を4滴ほど飲ませる
嘔吐なしだが嘔気が強い
動きに変化なしだが、ヒーターの近くであまり動かない
たまにステップに乗る程度

19時頃
ヒーターの上で座っている
苦しそうでは無い
多少ケージの中を移動している様子を確認
チモシーを食べているのかえずく様子を確認
寒波により外気温-2度
室内26度ほど
湿度26%から30%
症状をはじめて確認した日(1月17日から18日頃)から水を飲んでいる様子が確認できない
うずくまるような感じでは無い
ビンからステージに飛び乗る様子確認

1月25日13時頃
何も食べてないのにえずく様子が頻繁になった印象
そのほかは変わらない
強制給餌すると吐くため、薬のみ強制投与
とにかく嚥下するのもしんどそうなので逆流して誤嚥しないように注意しながら投与した
体重は初受診時と変わらず104グラム
便が再び小さくなった
病院に電話し、より詳細な検査が可能な病院への紹介を打診して貰えるよう依頼
28日土曜日午前中に病院に行く予定

1月26日
急遽病院へ連れていく
診断の結果、先天性の鼻骨異常、先天性の食道拡張症が見られ、あわせて腸内に大量のガス溜りがあった(嚥下困難なため蓄積)
治療法なしのため緩和療法を一旦決意
酸素室を用意する方向で進める
酸素室にいるときと点滴をしたときはまだ目に力がある
容態はかなり悪い

1月27日金曜日
誕生日の前祝いをした
かなり呼吸がしんどそうだが、落ち着く時間もある様子
薬が効いているのか?
セレニアという制吐剤と消炎剤を病院からもらったのでそれを投薬
野菜ジュースを1滴強制給餌したが、飲み込む意思が全くない
呼吸困難でケージの中で暴れることあり
ホッカイロでケージの一部を温めつつ、抱っこと保温を繰り返して様子見を続ける
心做しかよだれの量が少ないが、これは制吐剤の効果と思われる
体重が85グラムとなり、抱いているのかいないのかわからないくらい軽くなった
身体の脂肪などを使い切っているはずなので、急ぎ酸素室と栄養の投与が必要と感じる

誤嚥を防ぐため薬のみのほうがいいのか?

まだがんばれることを信じるしかない
先天性の食道拡張症はげっ歯類ではないが自然治癒した例が少なからずあるとのこと
希望が少しでてきた

1月28日土曜日
昼過ぎに観察したが様子は変わらず
今日の夕方には酸素室が来る手はずである
酸素室で少し体力を回復させ、その後栄養をとってもらおうと考えている
排便も排尿も一切ない

夕方以降酸素室導入
濃度40%前後
3度ほど窒息しそうになり暴れる、呼吸が止まる様子が見られたが、少し落ち着いたのかケージ内をゆっくり歩く、小さいケージの上に乗る&降りることができている
水は1度だけ飲んだ様子を確認
唾液が逆流するのか鼻から出てきて苦しそうにしている
ストローで吸引するが、本人が嫌がるのもありなかなかうまくいかず効果的では無い
口から息を吸い鼻から出ているような状態
これ以上薬や野菜ジュースなどが飲めない場合どうするか検討
点滴する??
歯が伸び続けるから切らないとダメそうだ

夜の薬も無事に飲めた
その後異常なし
呼吸ゆっくり
酸素室で座って寝ている

自分で毛繕いができなくなっている

1月29日午前10時50分頃
酸素室で苦しそうではあるが、ケージの上に登って座っているのを確認

薬を飲ませた直後に呼吸困難
一時的に少し暴れたが、その後抱いてあげ、酸素をマスクにて直接あてる
呼吸は深く次第にゆっくり(5秒から8秒間隔)
ストローで口に直接人工呼吸を行うも、回復せず
だんだん呼吸が浅くなり、間隔も長くなる
1月29日11時3分、抱き抱えられたまま、息を引き取る

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