自己認識

普段何気なく生活している中で感じる焦燥感、不安、理由がわからないけど正しいとは思えない事柄など、思ってはいても言葉で言い表せないもどかしさを日々感じていました。

特に重大なのが、日常の忙しさ、時間の無さです。ふと気がつくと今年ももう2月の中頃に差し掛かっています。年越しのカウントダウンをしたのがつい先日のように感じてしまいますが、あれから1ヶ月以上もたってしまっているのです。

この主観的な時間の流れの速さは恐らく、日々受け身になって情報を摂取・消費するのみで自分の頭を使って考えないからだと気付きました。なので、ここでは自分で取り入れた情報を元に考察を加え、自分の意見を持つと共に、できればネットという場を生かして様々な意見に触れられたらと思い公開することにしました。

そしてできれば世間であまり語られることのないような、人生の意味という重大な問題について自分の認識を書き出しながら形にしていきたいと思います。

ただ、いきなりにもテーマが壮大すぎるので、ガイダンスとして個人的に私淑する安岡正篤先生の著書「人間としての生き方」の項目に従って現代的な価値と、私の個人的な考えを織り交ぜて書いていきたいと思います。また普段購読している雑誌などで興味深い物があれば、それについても考察していきたいと思います。

せっかくネット上に公開するのだから当然批判等に晒されるべきです。それが物理的媒体と違う利点なのだから利用しない手はないはずです。もし私のノートを読んで何かしら思うところがあれば是非書き残していただければ幸いです。時間の許す限り議論していきたいと思います。

以下予定する項目です。

第1編 志尚 ー 早年の倫理

孝悌、師友に対する敬愛、英雄哲人に対する私淑、恋愛、志尊及び社稷に対する忠愛、学問

第2編 敬義 ー 中年の倫理

家庭生活、夫婦の道、父母の道、祭祀と信仰、社会生活、衣食と職業、社会の直視と出処進退、独の生活、自然との深契、読書尚友

第3編 立命 ー 晩年の倫理

境遇の自得、生死の覚悟、報謝の生活

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