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なかやみわさんとの出会い

私がおすすめするのは、なかやみわさんの絵本。

絵本を知ったきっかけはと言うと、息子の保育参観だ。保育参観の際、みんなでお絵描きをしようということになった。他のお友達は思い思いに色んな色を使ってお絵描きする中、息子はというと黒いクレヨンで画用紙を塗りつぶしている。
私は一瞬ハッとした。
息子は何かストレスを抱えているのではないか。私の愛情が伝わっていないのか、色々な思いが頭の中を巡った。
保育参観後の園長先生との面談でも先生から心配事はなくのびのび成長しているとのこと。
では、なぜ黒く塗りつぶしたのか。

自宅に帰って息子へ今日のお絵かきは何を書いていたの?と聞くと、「くれよんのくろくんだよ!」と答えた。
早速インターネットで調べ、本屋へ絵本を買いに行った。

本を読んで初めて息子がくろくんを好きになった理由が分かった。
黒色というのは幼少期、使いづらい色という認識が私にはあった。しかし、この絵本ではくろくんを主人公とし、くろくんがいたから他のくれよんたちを際立たせることができる、ということを教えているのだと思った。(私の個人的な感想。)

くれよんとなぞのおばけ絵本では、思わず涙を流した。

なかやみわさんの絵本とこうして出会った。
息子は相変わらずお絵かきの時黒を使う頻度が多いが、くれよんのくろくんシリーズを読んでから、息子が黒を使うことに抵抗がなくなった。
私の中にも「黒はストレスの現れ」という固定概念があったと思う。そんな固定概念を覆してくれたなかわみわさんの絵本には感謝したい。

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