荒ぶる歯医者
歯が取れた🦷この時点で本当に3年間この調子なのかと虚ろになる。(バイオリズムだと3年不調)
歯医者の予約はかなり慎重を要する。その歯医者のスタッフはあまり日本語が上手じゃない。なのでその後の予定は決して入れてはいけない。
雨降り。今日初めて使う傘を持って出掛ける。思うより早く終われば何処か出掛けてもいいかなと思っている。
歯周病に向けてまっしぐらになるぞと言われ震え。そして歯の処置が前の先生はイマイチだったらしい。先生の中で疑問が湧いていた。
『この歯🦷幾ら?』と聞かれたので18万だったかなと答えたら大声でありえないと診察室に響く声で言われた。もう怒りなのだろう荒ぶる言葉でぶつぶつ言っていた。
実はこの歯医者さんに出会うのも、休日出勤した日にどうにも歯の痛みが治らず駆けつけた経緯がある。歯は治療済みでガッチリしていたが、そこの歯が痛む。神経は処置済みなのに。
レントゲンを見て先生はこの歯🦷、一度取ると言われ取った。つまり使い物にならない。が、なんと神経の取り残しが酷かったらしい。その後その歯は良い。
今回もあまり処置が良くない事を先生は専門用語を捲し立てながらまたも荒ぶる。
そこまでどうして虫歯なのかと言うと、我が家、母は歯磨きをしないし、子供にもさせない。更に私には歯ブラシ🪥を買ってくれた事が無い。兄弟は私に無関心だった。学校で虫歯が多いのと歯並びがおかしいと通知が来て初めて歯ブラシが家に無い事に家族が気付く。なので5年生まで口を濯ぐくらいしかしていなかった。(怖い)
兄姉にはまだ小さいうちは父が同居していたので歯ブラシを買い与え、歯磨きをきちんと教えていた。私が生まれてからは長い間同居していなかったので教える事も無く、更に同居後も転勤の連続で放置されていた経緯もある。今更家族を恨む気も無い。
無事に歯磨きの習慣ができたが未だ夜の歯磨きが実は適当なのだ。ゴシゴシ終わり。ぶちまけると、しなくても平気(食べた物による)。食事も回数が少なく、お茶を最後に飲んだりするのでギリギリこれたのだろうな。
父は8020で表彰され、いつも自分の歯を自慢していた。この格差はなんだろう。
歯の治療をしながら『ちゃんと治すから。だけど周りの治療済みの歯も酷い処置だから、これがまたダメになってきたら考えよう』
『それにしても本当にこの処置酷い!』と幾度となく言う。それは自分に無関心だった家族も叱っている様で変だけどありがたかった。
帰りに歯ブラシと歯磨き粉を新調した。出先用も買う。
帰りに通るここは名古屋市内だけど桜はまだだった。
人生そんなに悪く無いのかもしれない。
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