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ChatGPTのデモアプリのモデルをGPT-4に変えてみたら その2

カレンダーを操作するチャットボット

GPT-4に変更したら日時の確認をしてくるようになりました。驚きました。具体例を挙げると次のような "来週の水曜日から2泊3日で富士山へ行きます" という入力に対しての返信は、

#JSON
"messages": [
    {
      "role": "system",
      "content": "The current time is 2023-08-04T05:31:14.403Z.Time zone must be fixed to UTC."
    },
    {
      "role": "user",
      "content": "来週の水曜日から2泊3日で富士山へ行きます"
    }
  ]

この通り、確認が入ります。

{
  "role": "assistant",
  "content": "了解しました、富士山旅行をカレンダーに追加します。まずは、旅行の日程を確認させてください。来週の水曜日は8月9日ですので、富士山への旅行は8月9日から11日にかけてということになります。これで合っていますか?"
}

これに対して「はい」と返事するとカレンダーに入力されます。

別の返信例。

{
  "role": "assistant",
  "content": "OK, カレンダーに追加します。期間は8月9日から8月11日までで、富士山訪問が予定されています。これは終日のイベントとして設定します。\n\n- イベント名: 富士山旅行\n- 始まり: 2023-08-09 (終日)\n- 終わり: 2023-08-11 (終日)\n- タイムゾーン: UTC\n\nこれで問題ないでしょうか?\n\n以下の方法でカレンダーに追加します。 \n\n```jsx\nfunctions.add_event({\n  title: \"富士山旅行\",\n  startStr: \"2023-08-09\",\n  endStr: \"2023-08-11\",\n  allDay: true,\n  timezone: \"UTC\"\n})\n```"
},

いずれにしても認識の程度が上がっていてより人っぽい反応ですね。
実用上は確認無しでとにかくカレンダーに入力してもらったほうが良さそうですが、プロンプトを工夫すれば確認を省略することもできそうですね。

天気を教えてくれるチャットボット

こちらについてはGPT-4に変えても目立った変化はありませんでした。町村単位での入力の精度が上がったりしているかと思いましたがそうでもなかった。

やはり知識を問うような使い方ではなくて自然言語インターフェイス(NLUI)として活かすのが面白いですね。


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