人の気持ちと言葉について

誰もが知っていることかもしれないけれど、言葉にして表された気持ちって、それはもうめちゃくちゃ強い気持ちですよね。思っていても言葉にできない気持ちのほうが圧倒的に多いなかで、あえて、その人自身の意志で、恥とか外聞とか見栄とかのフィルターを通り抜けてでも、相手に伝えたいと思った気持ちなのだから。

好きだと言われたとき、自分に自信がなかったりすると、(ほんとうかな…?)と思ってしまってきちんとその気持ちを100%真っ直ぐ受けとめられなかったりするけれど、自分がそれを発信する(したい)側になってはじめて、そんなふうに「うまく受け止めてもらえない」ことの残酷さに気づけるのかもしれない。主体的に人を好きになったことのない人間は、ちゃんと「愛される」ことができないよなあ。

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