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【縦読みマンガ最新情報】7FATES、『今、私たちの学校は...』、WEBTOON版のネットフリックスほか【2022.02.04】

こんにちは!コピンコミュニケーションズジャパンのハツミと申します。コピンは、今流行りのスマホ最適化された縦読みマンガ、通称WEBTOON(ウェブトゥーン)を制作している会社です。

本noteは、最近国内で話題のWEBTOON(ウェブトゥーン)に関するニュースをピックアップして、週1でご紹介するものです。ウェブトゥーンを描いてみたい作家様、業界関係者様のためになるようなニュースをピックアップしていきます!

▼ 前回の記事 ▼

-------- 以下、ニュース記事 --------

BTSのWEBTOON『7Fates:CHAHKO』のプロモーションが止まらない!

1月15日に世界10カ国で同時配信されて話題になった人気アイドルグループBTSのWEBTOON――『7Fates:CHAKHO』のプロモーションが最近になって加速してきました。

上記の引用したニュースによると、BTSメンバーのSUGAが今回のWEBTOON作品のOSTを作成したとのこと。しかもその公開方法が、WEBTOONの第四話で楽曲について触れ、2月11日に各種音楽配信サイトで正式にリリースされるというニクい演出。きちんと楽曲と絡めてプロモーションすることにより、Armyの方々はさらに活気づくのではないでしょうか。

上記のようなプロモーション以外にも、

あのタイムズスクエアにビッグな広告を出したりと、プロモーションの打ち手が尽きないHYBE。Armyの力と、巨大な資金源があればプロモーションのごり押しだけでもWEBTOONトレンドを作れてしまうのでは…?


本作品は、世界規模のIPと連携しWEBTOON作品を作り出していく――SUPER CASTINGプロジェクトの一環として行われています。そのため、本作品で成功例を出すことができれば、NAVERは世界中の既存IPに対して、IPをWEBTOON化することのメリットを訴えることができます。だからプロモーションにも一層力が入っているのでしょう。

「またBTSの話題か…」といくら思われても、私は追っていきますよ!


NETFLIXでまたWEBTOON原作作品が公開!『今、私たちの学校は…』

こちら最近公開されたNETFLIXの韓国作品――「今、私たちの学校は…」。韓国WEBTOON原作の原題は『Nowat Our School』です。

「梨泰院クラス」「地獄が呼んでいる」に続く、WEBTOON原作のNETFLIXドラマです。欧米での予告編の累積再生回数が1600万回を突破した同作は、91ヶ国でNetflixトップ10にランクインしたそうで、人気は上々のようです。

本作品は、韓国で2009-2011年あたりに流行ったWEBTOON原作を元に作られたもの。弊社にも昔WEBTOON原作を読んでいた社員がいましたが、その人曰く「キャラクターの深堀りが少し減って残念」とのことで、ファンの間でも作品関しては賛否があるようです。

私も5話まで見ましたが、『ゾンビ×学校生活』という掛け合わせは非常に面白く、展開もわかりやすいが予測しにくいという丁度よさでハマりました。

LINEマンガでも原作が読めるようになったので、ぜひ原作と合わせてチェックすることをオススメいたします。


日本の出版市場電子売り上げ拡大!電子売り上げのほぼ9割がコミック!

こちらHON.jpさんより。

公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所は1月25日、2021年の出版市場規模を発表した。紙+電子出版市場(推定販売金額)は、前年比3.6%増の1兆6742億円。紙が1.3%減と小幅なマイナスに対し、電子が18.6%増と引き続き拡大した結果、3年連続のプラス成長となった。
引用元:https://hon.jp/news/1.0/0/32230

なかでも注目して欲しいのは、電子の売り上げ。WEBTOONの売り上げも電子の売り上げに加味されているようなので、日本のWEBTOON元年とも期待される2022年は売り上げにどのような影響を与えるのでしょうか。楽しみですね。


プレミアムサービスで、WEBTOON系のネットフリックスになる。カカオエンターの戦略とは?

※こちら海外記事ですので、Chrome等でお読みください

カカオ グローバル事業部長がインタビューにて今後のカカオの戦略について紹介していました。以下、内容を一部引用。

私たちの事業戦略はウェブトゥーン界のネットフリックスになることだ。YouTubeが多くのユーザー数と無料コンテンツで人気を集めているが、Netflixは高品質のコンテンツ確保と有料化戦略を通じて成功したビジネス街道を走っている。量より質に重点を置いている。カカオウェブトゥーンもNetflixのようにコンテンツ品質を高めるために努力した。コンテンツプレミアム化を通じて有料加入者を増やすのが私たちの戦略だ。
引用元:https://biz.chosun.com/industry/company/2022/02/03/W42UPFBCA5AKFMIGC5N6X3DPDY/

また、同記事内には「カカオエンターのIP(知的財産権)ウェブトゥーンがピコマアプリで流通するウェブトゥーンの約80%を占めている」とあります。これが結構驚きですよね。

日本のpiccomaでは、結構横読みの日本漫画もあるような印象でしたが、それより多量のpiccomaの自社IP作品があるということですよね。すごい…。それなら、たしかにWEBTOONのネットフリックスになれそうです。


WEBTOONをついに大画面で!?LGが発表した縦型ディスプレイでWEBTOONが読める。

※こちら海外記事ですので、Chrome等でお読みください

LG電子がワイヤレスプライベートスクリーン「スタンバイミー」(StanbyME)というディスプレイを発表しました。

どこでも動画が見れるので、部屋をまたいで大画面で動画をみたい人々の需要を満たすとのことです。さらに、本機器にはKAKAO WEBTOONも搭載されており、WEBTOONを読むことも可能だそうです。(たぶん、サムネで読まれているのは梨泰院クラス)

現段階では機器のアプリで見られるというだけなので、まだWEBTOON専用デバイスとまではいきませんが、今後のWEBTOONの需要によっては、WEBTOON専用の閲覧デバイスがでてもおかしくないですよね。いやぁおもしろいもの作るなぁ…!



-------- ニュースおわり --------

本noteが少しでも皆様のウェブトゥーン理解の手助けになれば幸いです。コピンでは毎週、こういった情報を発信していきますので、ぜひ、シェア、フォロー等していただけますと助かります!

また、ニュースまとめ以外にも弊社では、ウェブトゥーンに関するnoteをいくつか書いておりますので、よろしければそちらもご覧ください。

弊社コピンでは、世界に届く日本産のウェブトゥーン制作に日々励んでおります。「我こそは、世界を轟かすウェブトゥーンメーカーになる!」という志の方がいらっしゃいましたら、ぜひ弊社にご連絡ください。

作家様、編集者様、グラフィックデザイナー様、CGアーティスト様、とにかくウェブトゥーンを描いてみたいクリエーターの方々のご連絡お待ちしております。

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