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【縦読みマンガ最新情報】メタバース、悪役令嬢、AI着色、ほか【2021.10.29】

こんにちは!コピンコミュニケーションズジャパンのハツミと申します。コピンは、今流行りのスマホ最適化された縦読みマンガ、通称ウェブトゥーンを制作している会社です。

最近、国内でのウェブトゥーンの認知度も上がってきたように思います。これからウェブトゥーン絡みのニュースも増えてくることでしょう!そこで、煩雑な情報をギュッとまとめるために、これから毎週1回、ウェブトゥーン業界のニュースをお届けしていきたいと思います!

弊社は、韓国に本社を持つウェブトゥーン制作会社ですので、本場韓国のウェブトゥーン事情なども合わせて発信できればと思っております。よろしければ、フォロー、シェアよろしくお願いします!


-------- ニュース記事 --------

ウェブトゥーンをVRで読むだと!??VRで漫画が読めるようになるメリットとは

VRプラットフォーム「スフィアトゥーン」にて、女神後輪などの人気作品が読めるようになるそうです。

電子コミックサービス「LINE マンガ」で人気連載中のオリジナル作品『女神降臨』『Sweet Home』など 6 作品がOculus Quest Store(日本ストア限定)で配信開始される VR マンガプラットフォーム「スフィアトゥーン」にて展開される。

「スフィアトゥーン」は、Studio HORANG が開発・運営する、マンガ作品の世界を VR 体験できる新機軸のマンガプラットフォームだ。

本文引用:https://dime.jp/genre/1244727/

最近は、コミケもVR化されて、VRと漫画の接点も多くなってきましたね!

VRは、現在注目されているメタバースと親和性が高いため、その流れで、ウェブトゥーンもVRに対応させようと模索しているのでは、と推測しております。

メタバースが確立される頃には、仮想空間上でゲームをする、アニメを見る、マンガを観るというのも一般化していくのではないかと思うのですが、いかがでしょう?上記は、あくまで仮説ですが、VRとウェブトゥーンの親和性は今後どうなっていくのか。気になります!

最近では、ウェブトゥーンの大手、NAVER、カカオもメタバースに乗り出しています。


日本で流行ったストーリーは世界でも流行るのか!?「悪役令嬢もの」タイ進出

Youtubeアニメ制作・配信を行う「株式会社ソラジマ」が制作するWebtoon作品『婚約を破棄された悪役令嬢は荒野に生きる。』の海外進出が決定。

今回タイへ進出した悪役荒野は、ストーリーはもちろん、キャラクター、背景、演出の作画にも力を入れたクオリティの高いWebtoon作品。国内だけならずタイでも人気が出ること間違いなし!

本文引用:https://www.jiji.com/jc/article?k=000000007.000084922&g=prt

「異世界転生もの」「悪役令嬢もの」などは、日本で流行っているウェブトゥーンジャンルではありますが、「世界で通用するかはまだ未知数」のジャンルです。そのため、この「悪役令嬢もの」のタイ進出は個人的に、めちゃくちゃ動向が気になります。

実際にタイのcomicoのランキングを見たところ、一位に「悪役令嬢もの」。それ以外はBL作品なのを見ると、たしかに需要はありそうですね。(10月27日時点)

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タイで日本の「悪役令嬢もの」は流行るのか…!気になりますね!

AIで自動着色!?ウェブトゥーンのような綺麗な塗りを、数クリックで実現できるWEBTOON AI Painterがリリース!

弊社ツイートでもご紹介しましたが、NAVERがウェブトゥーン用の着色サービス、WEBTOON AI Painterのβ版をリリースしました。まだ韓国語でしか使えませんが、Google翻訳を使えば、日本語で無理やり使えます。

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操作は簡単。線画を読み込んで、色を選択し、「このあたりはこの色で塗ってください」とピンで指定するだけ。それだけで画像にあるような、ウェブトゥーンっぽい仕上がりになります。

上記は、サンプルデータをちょっといじったもの。ちょっと見にくいですが、緑色のピンで、肌、髪の毛、目にピンをつけ、色分けしております。若干服にも色がついてしまうので、その際は「服はグレーにしてね!」と、AIに学習させる意味で追加でピンを打てば、だいたいイイ感じになります。

ウェブトゥーンはフルカラーで、アニメのように凝った描写も多く、スタジオで制作するのが主流と言われております。しかし、NAVERの意図としてはスタジオクオリティのものを、個人でも作れるようにし、個人製作を活発化させる狙いがあるそうです。

こういった技術がどんどん開発されていき、個人でもスタジオクオリティのウェブトゥーンが作れる時代がいつか来るのでしょうか?


伝説の投資マンガ「インベスターZ」中国進出!コンテンツ規制が続く中国で「投資マンガ」はマッチするのか!?

日本の漫画「インベスターZ」ってご存知ですか?日本の投資マンガが、ウェブトゥーンになって、中国でリリースされるそうです。

『インベスターZ』は、三田紀房による日本の漫画。『モーニング』(講談社)にて2013年28号から2017年29号まで連載。投資をテーマにした作品で、実在の人物や、『エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-』や『マネーの拳』の登場人物も登場する。

wiki引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%99%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BCZ

また、ご存知の方も多いかと思いますが、中国はコンテンツ規制がなかなか厳しく、ゲームや漫画などのエンタメコンテンツがバンバン規制されていますよね。ウェブトゥーンも例外ではなく、結構規制されているのです(笑)

上記記事でも、「中国を刺激するな」と書かれてておりますが、具体的にNGな表現などは明言されていないので、我々のようなウェブトゥーン制作側としては、探り探りコンテンツを出していくほかありません。

本題に戻ります。そこに来て、投資マンガです。投資なら、中国的にもNGな要素は少なそうですし、投資なら中国の意識の高い層や、大人たちにも受け入れられそうじゃないですか?中国での動向が気になりますね。


ドリコム、ウェブトゥーン業界参入!コンテンツの消費のされ方に類似性。

ソーシャルゲームの開発・提供を行うドリコムが、ウェブトゥーンに注力することを明らかにしました。

内藤裕紀社長は、サービスの特性としてソーシャルゲームと類似点があるとの見方を示したうえで、市場の状況も業界の黎明期に似ているとし、その時の経験やノウハウが活かせると考えたという。

縦スクロールが特徴と見られがちだが、一定のまとまった時間が必要なマンガに比べ、1コマに描く情報を抑えて1話完結でテンポよく読めるため、移動中などスキマ時間に入りやすい点に特徴がある。
(記事内引用)

縦読み漫画(ウェブトゥーン)の「表現方法」でなく、「コンテンツの消費のされ方」に注目し、参入ということですね。

これからソーシャルゲーム業界、イラスト業界、出版業界と、どんどんウェブトゥーンに参入してくる企業が増えてきそうですね!ウェブトゥーン業界全体、盛り上がってきそうです。


-------- ニュースおわり --------

ざーっとご紹介しましたが、少しでも皆様のウェブトゥーン理解の手助けになれば幸いです。コピンではこれから毎週、こういった情報を発信していきますので、ぜひ、シェア、フォロー等していただけますと、助かります!

また、弊社コピンでは、世界に届く日本産のウェブトゥーン制作に日々励んでおります。「我こそは、世界を轟かすウェブトゥーンメーカーになる!」という志の方がいらっしゃいましたら、ぜひ弊社にご連絡ください。

作家様、編集者様、グラフィックデザイナー様、CGアーティスト様、とにかくウェブトゥーンを描いてみたいクリエーターの方々のご連絡お待ちしております。

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