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炎炎ノ消防隊アーサーが無敵な理由

「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」第2話見ました。カッコよかったですよね!アーサー・ボイル。
私の中では神回でした。
アーサーがアドラバーストをもつ森羅日下部(主人公)を上回るパフォーマンスを発揮した理由について真剣に考察してみました。
※本などで学んだ知識から、自分なりに解釈しました。専門家でないため、正確でない部分もあるかもしれません。

アーサー・ボイルArthur Boyle

CV.小林 裕介

第8特殊消防隊の二等消防官(第三世代能力者)。
シンラと同じく第8特殊消防隊に新入隊員として配属。
刀身のない剣の柄からプラズマを噴出させるエクスカリバーで戦う。
“騎士王”と名乗り、自らの騎士道を貫くが、おバカ。
訓練校時代からシンラとは同期だが、反りが合わない。

「炎炎の消防隊 ニノ章 公式ホームページ」

まず、アーサーは

・自称騎士王
・おバカ
・思い込みの深度が戦闘力に影響

といった特徴があります。

思い込みの強さだけじゃない

今回で大ファンになってしまいましたが、正直「アーサーは思い込みが強さに影響するキャラ」くらいの認識でした。でもその考えはとても軽薄だったと反省です。

それは、今回明かされた過去から、アーサーの自己イメージは幼少期から続いていることが分かったからです。

「その日から俺は騎士王になった」
アーサー・ボイル/「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」第2話

現代認知科学では「リアル」とは「現在、自分が臨場感を感じている世界」とされています。

私たちの現実は、脳が肉体という外部デバイス(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を利用して受け取った情報に過ぎないと言えます。

臨場感を上げ続ければ、脳が認識したものが全てであり、現実そのものになる。つまり、アーサーは騎士ごっこをしていたわけではなく、騎士王そのものだったのです。

超ポジティブバカで在り続ける難しさ

ただ、私も含めて誰しもがなりたい自分になれるわけではないですよね。実際そうでない人のほうが圧倒的に多いはずです。

主な理由は
・内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向
・快適な場所に留まりたいといった欲求
・マイナスに偏った自己イメージ

あたりでしょうか。
ところが、アーサーの場合、両親に捨てられてもネガティブなセルフイメージを一切持っていません。さらに、思い込みが幼少期から変わらず在り続けています。どれほどの勢いで成長してきたか想像すると、強さも納得できます。

アーサーの普遍的な超ポジティブバカという特性が、人間のもつ悩みとかネガティブな感情というゴミをそもそも生み出さず、メンタルトレーニングや頭を整理するといった概念の存在すら許していません。
立ち止まることの無いシンプルさが自己実現を加速させているのです。
自分は騎士王だから悪に負けてはいけない。以上。
これがアーサー・ボイルの強さなのではないでしょうか。

参考になる著書

参考:「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める! | 苫米地英人

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