まちカドまぞくの箸休めに他の作品を見ようとした話

私は時々牛丼チェーンで食事をする。ファストフード的な店で米をがっつり食べられるので、そこそこ急いでいるときにありがたい存在だ。

吉野家、松屋、すき家、どこに行っても卓上には紅生姜がある。牛丼を食べている途中に紅生姜に手を伸ばし、水を流し込むと味覚がリセットされる。特にすき家のチーズ牛丼のようにこってりした味のものを食べている途中では飽きずに食べるにはこの箸休めとしての紅生姜が不可欠といってもよい。

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最近はまちカドまぞくのことばかり考えていたのでたまには紅生姜のように箸休めに他の作品でも見ようかと考えたのだが、そこで何を考えたか「キルラキル」を見ようと思い立ってしまった。多分ニコ動のトップかなんかに1話が出てたのを見ていたからなんじゃないかと思う。

アマゾンのプライムビデオで検索したところ、ありがたいことにちゃんと配信されていた。

今から考えればそもそも各話30分・全24話の作品を箸休め的に見ることができるのかという気もするが、その時はあまり考えず「まあ無料だし見とくか」程度の認識で見始めた。

結論から言えば、めちゃくちゃ良かった。2日で全話見てしまった。感想とかはまたの機会に書くが、めちゃくちゃハマった。ハマったのだが、箸休めの紅生姜的な作品を探していたのだが、少なくともこれは紅生姜ではない。確かに赤いところしか共通点がない。

あえて食べ物に例えるなら何だろうと考えていたら、ファミレスのミックスグリルが思い浮かんだ。

ミックスグリル

上の画像はジョナサンのメニューにあるミックスグリルの画像である。

画像検索の結果を見るかぎり、ミックスグリルとは一般的にはハンバーグ、ソーセージ、チキンソテーの3つを付け合わせと一緒にしたもののようである。

子供の頃、母の帰りが遅くなるとき父が近所のファミレスに連れて行ってくれることがあった。そんなとき、時々注文したのがミックスグリルだった。子供心にハンバーグもソーセージも赤いソースのかかったチキンソテーも訴えかけるものがあったのかもしれない。

今見るとなかなかガッツリした欲張りなメニューだと思う。ソーセージは別かもしれないが、ハンバーグやチキンソテーならそれだけで一皿でもおかしくない(むしろ個人的にはそれが自然にすら思える)。それでも、こういう「おいしいもの全部乗せちゃいました」といった料理なのにどこか心惹かれてしまう。感じたことがうまく言語化できないが、「キルラキル」もそんな作品だった。

まとめ

キルラキルを見ていないオタクはキルラキルを見よう!

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