ドラゴンクエスト考察

ドラクエ11をクリアしました。
今までドラクエシリーズを1〜8、11とプレイしてきたので少しロトシリーズについて考察したいと思います。
個人の考えなので、いろいろ違う部分があるかもしれませんし、他の方の考察を参考にしている部分もありますのでご了承ください。

まず、ドラクエのロトシリーズについて
今まで1〜3がロトシリーズとされてきましたが、今回の11は完全に3に繋がる、3の前の話として描かれていました。
ロトの勇者誕生秘話という、いわゆるエピソード0の立ち位置。

勇者ローシュが邪神ニズゼルファの討伐に失敗し、その生まれ変わりの11主がウルノーガ討伐後にニズゼルファを討伐、世界に平和が訪れ、11主は勇者ロトの称号を得ます。
そしてその際、竜との「私が闇に落ちたら私を止めてくれ」という約束を交わします。
これが「ドラゴンクエスト」の始まり。
今までラスボスのドラゴン討伐のクエストでドラゴンクエストだと思っていたのが、ドラゴンからのクエストでドラゴンクエストだったんですね。

最後にセニカが過去に戻り、勇者ローシュと再会するシーンがありますが、きっとそこまで大きな過去の変化はなかったのでしょう。
過去を変えたところで最終的には同じ結果になるというのは、タイムトラベルものでよく聞く話です。
セニカが過去に戻ったことにより、ローシュが裏切りによる殺害をされずにニズゼルファを封印。その後ウルノーガが誕生、ローシュとセニカは子孫を残し、後々の生まれ変わりとして11主が誕生、今作へと繋がる…として話のまとまりが出てきます。

そして、その11主の後世に3主が生まれ、バラモス、ゾーマ討伐後アレフガルドにて1主が11の竜の関係?と思われる竜王を討伐。(竜王は3の竜の女王の息子)
その後、ローラ姫とアレフガルドを出てローレシアを作り、3人の子孫が生まれハーゴンとシドーを討伐します。

と、ここまでがロトのお話…ですが、ちょっと待って。
もう一つ、独立と言われているけどオーブが出てくる話がありますよね。
8です。

8の世界はオーブも出てくるし、神鳥レティスが昔ラーミアと呼ばれていたとか、大空に飛ぶの曲が使用されていたりとか、至る所に3の系譜が見えます。

つまり、時系列は実は
11→3→1→2→8
なのでは?

8の世界、砂漠に船があったり、竜らしい竜はフィールドでは登場せずに保護区域にいたりという部分から考えても、遙か後世の世界であると考えられます。
砂漠に船ということは、昔は海だったところが干上がったということ。
フィールドにプロトタイプの竜が登場しないのは進化をしてきて絶滅の危機に瀕しているということではないでしょうか?
そして空中に浮いている法王の館。
あれは何故浮いているのか。11の神の島なのか、実はギガアの大穴が広がって、3の世界が崩壊した結果なのかはわかりませんが、私は後者の説を推します。
アレフガルドに平和が訪れた後、3の世界地図の世界がギガアの大穴から崩壊しアレフガルドと融合、その後の長い年月を得て現在の形(8)に落ち着いた。となるとオーブがあちこちにあるのもなんとなく納得いく気がします。
3主がオーブの話をアレフガルドに残していたのでしょう、きっと。
その話からラプソーンが現れた際に七賢者がオーブを用いてレティスとともにラプソーンを封印した、という方がオーブやレティスの話がうまくまとまると思います。
ちなみに8には勇者は出てきませんが、結局8主も王族です。勇者は王族という決まりがあるのでしょうか…
あと竜神族とのハーフなので、3の竜の女王との関係もあると思っています。
きっと長い年月を得て、勇者の血が薄くなっていったのでしょうが、各地で受け継がれてはいるのでしょうね。

と、ここまで書いたので最後に言いたいことは
ロトシリーズを考えるときに8も入れてあげて!ということです。
ここまで8にも3を思わせる部分があるのに独立とされるのちょっと悲しい。

過去作品は昔にプレイしたので、所々記憶違いがあるかもしれませんが、またドラクエシリーズをプレイしながらいろいろ自分のなかで考えていきたいと思います。

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