せどりのやり方【バイト以外の収入】
こんにちは。カリスマです。
今回は、せどりのやり方について解説できればと思います。
■せどりとは
せどりとは、商品を安く仕入れて、高く販売することで利益を得るビジネスのことです。
イメージ①
例えば、下記の画像を見てください。
これは、2005年に定価で600円程度で発売された本です。
今では、8,640円とかなり高くなっていますね。
これを低下で仕入れられれば、送料、手数料などを考えて計算すると7000円くらいの利益です。
ただ、これは探し方を知っていたとしても難易度は高いです。
イメージ②
こちらの充電器は、6,000円でAmazonで販売されております。
しかし、ヤマダ電機のオンラインショップにて、
定価の1,453円で販売されています。
在庫が7になっているので、供給が需要に追い付かず値上がりしているのだと思います。
直近1ヶ月のデータを見てみたところ、Amazonでは約50個売れていました。
これを仕入れて販売すれば
6,000円 － （1,453円＋送料など）＝4,000円の利益になります。
このように、価格差のある商品を調べる方法さえ知っていれば、
あとは行動に移すだけで稼げるようになります。
有料部分では、価格差のある商品を調べる方法を具体的に、すぐ行動に移せるようまとめました。
自分で稼ぐ力が付けば、経済的なプレッシャーが和らぎ、
今後余裕をもって生きられるかと思います。
▼目次
■準備するもの
では、まず準備してほしいものから紹介します。
①amazonアカウント
②仕入れのお金(10万円程～？？？)
③Keepa 有料アカウント
・アマゾンアカウント設定方法
①下記から登録画面に行きます。
②設定
「さっそく始める」を押し、個人情報を入力していきます。
そしたら、クレジットカード情報入力の画面になると思います。
※小口取引をしたい人もここは入力して問題ありません。
次に、下記のような画面が出てきます。
店舗名は、自分のショップ名です。後から変更可能です。
「すべての商品にUPCが付いていますか？」→どちらでも問題ありません。
下記二つの質問は、”いずれかに該当”、”一部”で大丈夫です。
ここは気にする必要はありません。
その後、銀行口座の明細書や顔認識などの手続きをし、申請して結果を待ちます。1週間程度待った記憶があります。
登録した後に、小口か大口かの設定を行います。
大口商品と小口商品の違いは、下記の図が分かりやすいです。
私的に、最初から大口出品に設定することがおすすめです。
理由は色々とありますが、一番は「カート」が取れるからです。
カートとは、下記の部分のことを言います。
これを見ると、Amazonが出荷、販売していることが分かります。
では、次を見てみましょう。
これは、販売元がAmazonになっていません。
Amazonでないショップが発売し、Amazonが出荷している状況です。
この状態にすることを「カートを取る」といいます。
カートを取ることで、サイト内での露出量が上がり、自身のショップから優先的に購入されるようになります。
そのため、カートは非常に重要な要素なのです。
(Amazonでは商品名ごとに、一元管理されるからこの現象は発生しているのです。）
ちなみに、カートを取る条件は下記になっています。
大口出品にしないとカートは取れないようになっているのです。
そして、ユーザーにとって気持ちの良い取引（早い、安い、安心）を守っていれば、カートは入手できるようになるでしょう。
以上のことから、大口出品にすることをお勧めしています。
不安な方は、まず小口出品で家にある不用品を売るところから始めて
２か月目から大口に変えるとかもありだと思います。
・Keepaの登録
Keepaとは、Amazonに出品されている商品の価格変動が分かるアプリです。
高利益の商品を抽出して調べることができます。
ここからアカウント登録しましょう。
ユーザ登録したら、サブスクリプションから商品を購入しましょう。
日本円で2000円程度します。
（海外のものですが全く怪しくありません。多くのせどらーが使っており、安全性は高いです）
購入したら、Chromeで「Keepa 拡張機能」と検索し、拡張機能を追加しましょう。
追加出来たら、Amazonの画面はこのようになります。
このグラフを読んで、仕入れすべきものを探すのです。
あとは、キーゾンという拡張機能も追加しましょう。
キーゾンは、過去の販売個数を表示させる機能です。
拡張機能に追加したら、Keepa→アプリ→Keepa API→Private API access keyの所をコピーします。そして、キーゾンに張り付けましょう。
・張り付け方
■仕入れ方法
・グラフの見方
Keepaのグラフの見方を解説します。
横軸は、期間。
縦軸は、価格と数（ランキング数、アイテム個数）になります。
売れ筋ランキング：Amazon売れ筋ランキングの推移
→商品が売れればグラフは下降し、売れなければ上昇します
グラフが下に下がるほど商品が売れたと読み取ることができます。
ギザギザが激しい＝数多く売れている
この商品はよく売れている商品だということが判断できます。
Buy Box：カート価格の金額
Amazon：Amazonが販売していることを表します。
（オレンジの部分）基本的にAmazonが販売していたら、カートには表示されないため売るのは困難になります。
新品：出品者が販売している新品の最安値が表示されます。
※送料抜きの価格が表示されるので注意
新しい、第三者FBA：FBAから出している新品の最安値
新品第三者FBM：自己発送の最安値
倉庫：Amazonが販売している中古商品の最安値。
新品を取り扱う方は特に気にしなくてOK
参考価格：商品の定価
真ん中のグラフ：カテゴリーのランキング
一番下のグラフ
評価：どのくらいの評価が付いているか
レビュー：レビュー数
新品アイテム数：出品者の数 ※在庫の数ではない
期間：1年間で見ることがおすすめです。クリスマス前に伸びるとかが把握できるからです。
・Data
次に、Data というところを見てみましょう。
左側は主に、商品の詳細について表示されます。
右側は、ランキングなどが一目で見て分かるようになりますので便利です。
Drops last 30 daysでは、直近一か月の販売個数が分かるので、販売人数、在庫と照らし合わせて仕入れ判断をします。
・Offers
次に、DataタブのOffersのところを見てみましょう。
ここはライバルの動向を把握するために見ます。
新品or中古どちらかを選択して見ることもできます。
Primeマークがついているのは、FBAで出品しているということです。
自身と同じ発送方法をしているセラーさんがどのくらいの値段で売っているのか、在庫数がどのくらいかわかります。
Soldのところでは、実際にどれだけ売ったか把握できます。
ここは？になっていることが多いです。
Stock Historyでは、在庫数の推移を追うことができます。
Price Historyでは、販売価格の推移を追うことができます。
評価、レビュー数では、ライバルアカウントの”強さ”を把握することができます。ここけっこう重要です。
先に述べたように、アカウントの強さはカートの取得率に影響があるので、
評価が高いセラーさんが多くて、在庫数 ＞ 売れている数 だとあきらめる必要も出てきます。
※どのくらいの期間の売れている数を見るのかだったり、
価格をほかのセラーさんより低くしても利益が出そうとかいろいろなパターンがあるので、一概にあきらめないといけないとは言えませんが。
そのため、アカウントの強さを向上させる必要があります。
レビュー数を多くするために回転率の高い商品。売れている数が多い商品を最初のうちは仕入れるようにしましょう。
・Buy Box Statictics
次に、Buy Box Staticticsを見てみましょう。
ここは、カート取得状況を把握することができます。
一番左の「WON」というところがカートの取得率になります。
表示しているのは、任天堂Switchになるのですが、Amazonに在庫があるので、Amazonが95％とほとんどカートを取得しています。
Amazonが在庫持っている場合はこのような場合が多いです。
ごくたまにAmazonが20％というものもあるので、注意して見る必要があります。
ここでも、自身のアカウントの強さと販売価格を考えて、カートを取得できて販売できるのかを考えることができます。
次に、バリエーションというところを見てみましょう。
これは、商品に色違いなど種類があるときに見ます。
それぞれの種類がどのくらい売れているのか比較できます。
基本的なKeepaのグラフは、すべての種類を集めた合計のグラフになっています。
ここを確認しないと「全然売れない色の商品を買ってしまった！」といったケースがありえるので注意しましょう。
見方としては、Ratingという欄に👑マークがついているのが一番レビュー数が多い商品（売れている商品）となります。
そして％が付いていると思うのですが、こちらは全体のうち何％レビューが付いているかわかります。
表示されているSwitchを見てみると、ターコイズカラーが一番人気で、全体のレビュー数の20％を持っています。
一方で、グレーは全体の10％のレビュー数しか取れていません。
しかしこれは、平均的にいろいろな種類が売れているかなと思います。
レビュー割合が数％くらいしかないやつもあるので、それは避けた方がいい可能性が高いです。
・利益商品を絞り込む
KeepaのページのDataというところに行き、
製品ファインダーに入ってください。
ここでは、Amazonの商品をランキングや価格などで絞り込んでリサーチをすることができます。
基本的に、この機能を使って利益商品を探していくことになります。
使う機能をご紹介します。
売れ筋ランキング：価格ではなくランキングの数字を入れます。
例：From 100 to 10,000 →ランキング100位～10,000位
30 days avarageは、30日間の平均になります。
1 day drop%は、ランキングが落ちている商品を絞りこめます。
※ランキングが落ちている＝売れ筋が良い
例：1Day Drop 10% to 50% →1日でランキングが10％～50％落ちている。
私は基本的に、9000位以内で絞り込んで検索します。
理由は、9000超えてしまうと売れ行きが悪くなってしまう傾向があるからです。
※ただし、ジャンルによって変わってきます。
おもちゃ：4万位以内
化粧品：5万位以内
食品：3万位以内
日用品：5万位以内
書籍：6千以内(Amazonが在庫復活する可能性高）
家電：10万位以内
くらいなイメージです。
Buy Box
カート価格の絞り込みができます。
例：From 2000 to 空欄 → カート価格が2000円以上
Amazon
Amazonの価格の絞り込みができます。
基本的に、Out of Stockにチェックを入れます。
そうすることでAmazonが在庫を持っていない商品を絞り込むことができます。
新品
Amazon以外のセラーが販売している価格の絞り込みができます。
基本的に、fromには2000円以上を選択します。
2000円未満だとあまり利益がとりにくいという感覚です。
ここで、Dropの部分を良く使います。価格が上昇している商品を見つけることができるからです。
ただ、入力の仕方に気を付ける必要があります。
例えば、90 days drop % From -100 to -20 → 90日間で20％から100％未満で価格が上昇している商品を絞り込むことができます。
drop(いわゆるマイナス） × マイナスなので、プラスになっているというイメージです。
通常のFrom toとは逆で数字を入れるイメージになります。
Root category
本、おもちゃなどのカテゴリーで選ぶことができます。
Sub categoryでは、より詳細に分類できます。
※食品で絞り込みたい場合は、お酒は販売できないので、Excludeのほうにお酒を入れましょう。除外されます。
Offer Counts
出品者の絞り込みができます。
アイテム数と書いてありますが、出品者の数になります。
基本的に、新品アイテム数のところにFrom２と入力します。
理由は、知的財産権の侵害にあたり、アカウントが停止される恐れがあるからです。簡単に言うと、アイテム数1のものはメーカーに認定された業者だけしか販売してはいけない状況である可能性が高く、その状態で販売すると「何で認定されてないのに販売してるの？だめでしょ。」とお叱りを受けてしまうかもしれないのです。
Dropのところでは、出品者数が減っている商品を狙うことができます。
Buy Box Seller
カートを取っている人はだれかを絞り込むことができます。
Seller
特定のセラーさんが取り扱っている商品の絞り込みをすることができます。
せどりをしていく中で、この人うまく販売しているなという人がいたらチェックして参考にしましょう。
Variesions
バリエーションのある商品を絞り込むことができます。
Show only one variation per product を選択すると1つのバリエーションのみしか表示されないようになります。
Release Date
商品の発売日を絞り込むことができます。
廃版商品を探すことができます。私はこれよく使います。
90 days out of stock percentage (OOS %)
90日間でそのくらい在庫切れが起こったのかを絞り込むことができます。
Sales Rank Drops
何個売れたのかを絞り込むことができます。
Last 30 days from 30 to 100 →過去30日以内に30個から100個売れている商品を絞り込むことができます。
先月の購入
過去1か月にどのくらい購入されたのかで絞り込むことができます。
基本的には、私は上記の項目しか使いません。皆さんも上記の項目を覚えて使えるようになれば問題ないでしょう。
・実際に検索をかけてみよう
今回は、本で利益商品を見つけてみましょう。
【絞り込み条件】
・売れ筋ランキング 6000以内
・アマゾン Out of stock
・新品価格1500円～、90日間で30％～1000％の値上がり(from-1000to-30)
・出品者数 2以上
すると13製品ヒットしたので、見ていきます。
ここの見るところとしては、
①新品の現在価格
②その下に表示されているグラフ
(赤い星マークの下の境界線より左側に置いておくとグラフが発生します。）
グラフが右肩上がりになっているところは、利益商品の可能性が高いです。
③商品名にカーソルをあてて、簡易グラフが出るので、
ここである程度見極めをします。
そのほか、先月の購入数が多い順、新品の90days dropが大きい順、ランキングが上がっている順で、優先順位を決めて見ていきます。
そのため、これら項目は見やすい位置に配置しましょう。
今回は、上から3番目の
『しあわせがずっと続く手帳「ハッピースパイラル！」2024』
を見てみましょう。
定価は1,800円ほどで、新品は最低2,670円で販売されていることが分かります。
売れ筋ランキングはギザギザしており、売れ行きがいい商品だとわかります。
Amazonが定期的に在庫を切らす商品で、切らしたタイミングで値上がりしていることが分かります。
手帳という商品柄、4月に需要が高まると考えられるため、需要と供給の関係で値上がりしていると考えられます。（こういったノウハウなど知っておくとどんどん効率的になります）
次に、Buy Box Staticticsを見てみましょう。
Amazon以外は、2000~3400円くらいでカートを取りあっていることが分かります。
アカウントがそこまで強くない人も、カートを取っているので十分可能性があります。
次に、仕入れに入ります。
とりあえずネットで調べます。
ネットで調べると、楽天などのオンラインストアが出てきますので、そこから最安値を探します。
書籍の探し方のおすすめとしては、
①東京都書店商業組合青年部のサイトに行き、在庫ある店舗を探す方法
②honto、紀伊国屋書店ウェブストアなどの書店が運営しているサイトで調べ、最寄りの店舗に取り寄せてもらう方法
の2つがおすすめです。
これらは、自分の足で買いに行くため送料などがかかりません。
しかし、時間、交通費がかかるなどのデメリットもあるので、他のものもまとめて取り寄せたりして効率的に動くことが重要です。
今回のケースでは、紀伊国屋書店ウェブストアに在庫があり、無料で取り寄せられるので、②の方法になります。
ここで取り寄せを行い、Amazonで販売します。
2600円くらいで販売したとして、送料など差し引くと300円くらいの利益になるかなと思います。
■最後に
今回は、価格差のある商品を調べる方法についてまとめました。
最初はなかなか利益商品が見つからない、全然稼げないといった状況になる可能性もあります。
しかし、自分で稼ぐ力を身につけることによって得るメリットはかなり大きいと思うので、自分への投資だと思えば安いと思います。
会社に入って、
「あ、なんか違った。やめたいなー。けど辞めたらお金やばいし、やめられないな。」となる人は多いと思います。
しかし、自分で稼ぐ力を持っている人は
「やめても、自分で生活費くらいは稼げるから、この会社は早く見切りつけよう」といった余裕を持てると思います。
そのため、掲載的に余裕を持つ手段の一つとして、せどり頑張ってみましょう。
※クレジットカードで仕入れる場合は、資金繰りはしっかり考えましょう。
デビットカードは管理しやすいですよ
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