シマダの経歴詐称疑惑

趣味でマラソン、ランニングやっているシマダです。

もはや、あらBのアドベントカレンダーのみで、このnoteは稼働しています。

初対面の人に「ランニングをいつからやっているのか」という事をよく聞かれます。

学生時代に陸上部に属した事が無いため、「社会人なってからマラソンしてます。」の一言で説明してますが、長距離走との関わりは過去にあり、これはもう経歴詐称でしかないので、一応説明する場として、ここにマラソン経歴を書きます。


①小学時代
毎朝、父に起こされて朝5時にランニングをさせられる。その甲斐あって学校で1番長距離走が速くなるが、長距離走は苦しいので嫌いだった。
学校の代表として出た地域の陸上競技会でも優勝し、完全に調子に乗っていたが、学校か町役場の指示で、地域代表同士で争う全国の予選会に無理矢理送り込まれ、ガチ勢に圧倒的な差で負ける。これを毎年繰り返し、学校以外での長距離走はトラウマになる。

※おそらく学校の中での勝率が高すぎたので、外界での勝てる見込みが無い勝負を経験し、勝てる勝負しかしない人間になっていた。故に、当時は入りたい部活ランキングの最下位が陸上部だった。

②中学時代
中学校に入っても、学校で一番長距離を走るのが速かった為、町の代表として駅伝メンバーに選ばれてしまう。無難な結果で走る。この時も走るのは辛いので好きではなかった。

③高校時代
みんなで楽しくキャンプすると聞き、登山部に入部する。しかし実態は、全国優勝を目指す高総体10連覇中のハードコア部活だった。
辞めると内申に響くと、担任と顧問に脅され、退部は早々に諦める。

平日、筋トレ、ジョギング8km
土日、山行20km(装備重量10kg)
長期合宿、トレイル20キロ走
(成長期の回復と怪我リスクを加味して、ペース自由、リタイア自由、他練習無し、次の日まで寝てても良い)

上記のサイクルを1年ほぼ休み無く繰り返していたら、距離に対する恐怖心がバグり始め、自宅、高校間の15キロが近いと思い、電車通学をやめ自転車で通うようになる。
登山部での走りは速さ・タイムを一切要求されない為、走ることを嫌にならなかった。

④大学時代
サッカー部と山岳部を兼任。
サッカーをする為の基礎体力は他の部員より高かったので、なんとかなった。
サッカーの試合がない土日は山岳部の活動に参加する。

⑤社会人(初期)
来たる社会人サッカーチームへの加入に備え、毎日夜の公園で全力ダッシュを繰り返す。今思えば、公園にパトカーが来る所を何度か見かけた事があるので通報されていたかもしれない。

会社がスポンサーをするマラソン大会に新入社員は強制参加。5キロ部門で3位になる。


⑥社会人(1年目)
サッカーチームに入るも、ただの社交場だった為、辞める。サッカーのためにやっていた、日課の全力ダッシュがランニングになる。

⑦社会人(2年目)
やることがないので、自発的に5キロと10キロのマラソン大会に申し込むようになる。

⑧社会人(3年目前期)
10キロまでしか走ったことないのにフルマラソンに申し込む。フルマラソン申し込みから当日までの半年間にやるべきことがわからず、フルよりキツいトレイルラン40キロの大会に出場する。

初めてフルマラソンを完走。(3時間20分)
完走した感動で、常にマラソン関連書籍を読み、練習頻度と強度を増やし、社会人の枠からはみ出しはじめる。

⑨社会人(4年目)
1年間、2週間に1回マラソン大会に出て、強制的に強度の高い練習をするルーティンを作る。フルマラソンにも3回出て、順調にタイムを上げ、2時間41分で完走。
これ以上の力を求めると、気が狂いそうだったので、ガチ勢からフェードアウトする。

⑩社会人(5年目〜現在)
程々にランニングしてる。特に向上心は無い。フルマラソンは完走できるので、50-70kmのトレイル等に出たい。


という感じです。
「社会人から始めました。」は、完全に経歴詐称かもしれません。

今はフルマラソンも何度も完走して、ある程度の経験と知識が溜まっており、当時の解釈が違う部分もあるので主観が殆どですが、下記に示します。



・小学生、中学生の頃はクラスで1番小さい少年だったので、身体の軽さ+普段の練習+スタートから全力を出さない戦略 の3つのアドバンテージで勝っていた。
(小中学生はスタートから本気で走るので、ペースを抑えるだけでアドバンテージが取れる。※社会人では無意味)

・幼少期の高すぎる勝率と圧倒的な敗北は、勝負から逃げて、勝てる勝負しかしない子供を生み出す可能性がある。適度な負けと成功体験を積んだ学校で二、三番手の子の方が結果的に部活として競技を続けていくように見えた。

・社会人になってからは、凡人以上、ガチ勢未満のもどかしい結果が何度も出ており、それがマラソンへの執着を生んだように見える。

・高校時代に身長が15cm伸び、今までの体格で最適化されたフォームが使えなくなる。明らかに幼少期とは違うタイプの走法を使うランナーになっている。

・高校時代にスピードを求めない距離走を3年間続けたため、無酸素運動の無い純度の高い有酸素運動が長時間できていた。大学のサッカー部でスタミナがあると最初に評価されていたが、これは同じ運動で消耗しても、無酸素運動の占める割合が少ない為、回復が他の選手より早くなっていたのだと思う。

・社会人がマラソンタイムを上げるにはマラソン大会にエントリーすることが大事。金を払っているので、もう行くしかなくなる。また、大会がスタートすると良い結果を求めて頑張ってしまうので、質の高い練習になる。プロランナーの川内優輝選手は週一で各地の大会に参加して、実戦をスピードトレーニングにしていたらしい。

・遺伝?
祖父:青年時代は中卒で働くのが社会の常識だったが、どうしても勉強したくて、交通手段の無い田舎から遠方の高校まで20キロ小走りで通っていたらしい。
父:幼少期から美味いラーメン屋を探すのが趣味でママチャリで50キロ離れたラーメン屋に何度も行っていたらしい。現在、趣味登山。
私:電車があるのに高校まで15キロ自転車で通う、現在、趣味マラソン。今年、帰宅時に人身事故で電車が止まり、ホームに人が溢れかえっているのを見て、スーツのまま15キロ歩いて帰ることを即断する。



では、また来年…👋😎

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