3/22 育児日記(生後70日目) お宮参り

最近急に冷たい雨が降ったり風が強かったりであまり天候の良くない日が続いてたけど、今日は比較的天気に恵まれた。

子は1月生まれで、生後30日で行くのは季節的にまだ寒いだろうということで延び延びになっていたお宮参りに行ってきた。
延び延びになったというけど、私は産後１ヶ月時点じゃ近所のコンビニに行くのがやっとで身体が全然回復していなかったので(兎にも角にも股が痛くてまともに歩けなかった)、どのみち行けなかっただろう。産後１ヶ月で着物を着てお宮参りに行けるお母さん方は超人なのではないかと思う。
お宮参りに合わせて神社の近くにある写真屋さんも予約して、私と夫と子の家族写真を撮ることになった。

突然だけど、私は肩幅がとても広い。夫より広い。しかもいかり肩だし、なんなら首も短い。顔もでかい。それは関係ない。(ラップっぽくお読みください)
写真撮影およびお宮参りにあたって、フォーマルな格好をした方がいいのかなと思いネットで適当にワンピースを買ったんだけど、今日初めて着てみたら思いのほか生地がカッチリしてて肩幅が全く合わず、拘束衣かっつーくらいギチギチになってしまい、鏡に映る自分の姿に笑った。なぜ昨日までに試着をしなかったんだろう。

お宮参りの前に撮影だったので、まず写真館に伺った。ご夫婦で長年されている写真館で、お二人とも温かく人懐っこそうな雰囲気の方だった。私のような素人は何かをプロに頼むとき、技術もそうだけど人柄が良いほうが安心できるみたいなところがある。この写真館に頼んでよかった。

カメラマンさんは子をパッと見て「生後2ヶ月にしてはかなり顔がハッキリしてるね！」と仰った。目が見えている方らしい。同月齢の子を見たことがないので分からないけど、カメラマンさんが言うならそうなのかもしれない。人見知りするのも早いかもね、と言われた。
家族写真の次に子オンリーの写真も撮ったんだけど、泣くこともなくカメラ目線をバッチリ決め5分くらいで終了し、「アナタみたいに撮影楽な子ほんと珍しいよ！赤ちゃんモデルになる？」と褒めちぎられ、親はホクホクの気分だった。その後、境内でのロケ撮影もして、総額アルバム費等込みで4万5千円というなかなかの出費になってしまったけど、まあ一生に一度の記念だしね。

それから神社にお宮参りに行った。祝詞って、内容は違えど音楽的なグルーヴがお経に近いな。巫女さんが参列者に向けてシャンパンタワーみたいな形の鈴をシャラシャラと鳴らしてくれたんだけど、今まで聞いた事のないような多層的な音色で感動した。やはり宗教には特別な音や音楽が必要なんだと思う。

写真館での撮影も神社でのご祈祷も滅多にない機会だし、やってみると非日常の楽しさがあった。やるまでは面倒臭いけど、やってよかった。とてもいい思い出になった。