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ガチャガチャの森

こんにちは。デザイン学生の春休みブログです。
今日はイオンモール盛岡南にある「ガチャガチャの森」について書こうと思います。

今回分析するのは、カプセルのリサイクルボックスです。

リサイクルボックス

見てください! このアスレチック遊具のような見た目! 子供心をくすぐります。
では、このリサイクルボックス設置の目的を考えてみましょう。

リサイクルの敷居を低く
リサイクルは実施を強制するものではありません。
リサイクルの呼びかけが強すぎると、大人の客は押し付けがましく感じてしまいますし、小さな子どもはそもそもリサイクルの意味を理解していないかもしれません。
そこで有効なのは「リサイクルボックスに入れたくなる仕組み」を作ることです。リサイクルを楽しくしてしまおう!という作戦ですね。「リサイクルにはあまり気が進まないけど、楽しいことは好き」という層をうまく取り込むいい手法です。

ガチャを回すだけで終わらせない追体験
また、このリサイクルボックスが現れる前までは、カプセル処理は「面倒」なものでした。お目当ての中身が出たとしても、カプセルを捨てる瞬間にはちょっとテンションが下がります。このテンションの降下を防ぐためにも、「楽しいリサイクル体験」は効果的なんですね。
「やった! 欲しいのが出た!」と喜んだ後に気持ちよくリサイクルして終わるというのは、理想的な体験です。

まとめ
私は最後にガチャガチャを回したのは5年以上前のことだったので、遊び心に満ちた仕掛けに感動しました。
皆さんはどうでしたか? この仕掛けを体験したことがないという方は、ぜひガチャで遊んでみてくださいね。

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