明治神宮ミュージアムの六頭曳儀装車

こんばんは。

昨日に引き続き、
明治神宮ミュージアムのお話を。

明治神宮ミュージアムでは、
常設展示として、
「六頭曳儀装車」と呼ばれる馬車が
展示されています。

思いの外小さかった六頭曳儀装車は、
初め、御者が座る場所はどこなのか分からず、座り易そうな台を見て、


...ここに座るのだろうか...?
けれど、それだと天井についた鳳凰が後ろ向きに走ることになる...。


と、馬車の周りを一周してから、
当時の様子が描かれた展示に行きつきました。

そして、やはり、鳳凰は前を向いて走ることが分かり、御者席は、私が思っていたのとは反対側であることがわかりました。

...その御者席の高さ!
なんと、鳳凰のいる天井の高さと同じなのでした。
確かに考えてみると、6頭もの馬を
見下ろそうと思うと、それ相応の高さが必要であるなぁ...
と納得したのでした。


他にも馬車には
揺れを軽減させるためか、スプリングのような仕掛けがあったり、夜に灯りを点す為であろうガラス管が取り付けられていたりと、
大変に凝った装飾や仕掛けに、

そして、六頭もの馬を一斉に御すための技術とは、どれくらいの練習と、馬たちとの信頼関係が必要だったのだろうか...、
馬達はどのような思いで、この馬車を引いていたのだろうか...と、


様々な想像が広がる、
とても楽しい展示でした。





大変おすすめの
ミュージアムです。






明日も良い1日をお迎え下さい。

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