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暗闇を抜けたら


暗闇に足を取られて考え込むことが増えました。大丈夫になったと思っても、いつの間にか暗闇に戻ってきてしまって、休日、22時を前にして、なんだかなあ、と布団の上でスマホを延々と見ては、無意識に脳みそが疲れ、孤独感が押し寄せてくるの。
ある朝、心にぽっかりと空洞ができたような気分で目覚めて、起き上がりたくないなあ、と思いました。パートナーの家にいたので、無闇に落ち込むなんてできないと理性が働いたけど、気がついたらポロポロ泣いてました。なんなんだろうこの絶望感は。無力感、悲しさ、そして孤独。いつも気づいたら暗闇の中で、膝を抱えてる。
カウンセリングを受けてみたいなあと思ったけれど、調べてみたら、安くはないお金がかかること。
だからとりあえず、ここに書いてみることにしました。

私にとってのnoteは、今までは創作の場所というか、完成品を飾る場所のようで、私的でまとまらないつぶやきは全部、手帳に書いて、それを閉じて、現実と戦うを繰り返していました。リアルな手帳にペンで綴る自分のことも大切だけど、自分と近づきすぎてしまい、現実世界、そう、外の世界とはかけ離れているように感じるようになりました。家の中の自分と、外にいる自分との乖離がすごく激しい。家の中の自分は、大好きなものに囲まれて、安心で、自分と深く向き合えるのに、外の自分は、表面に笑顔だけ貼り付けて、ずっと嘘をついているような、それは周りの人に対してではなくて、自分自身に嘘をついているような、そんな気分がどうしても消えなくなりました。

何に悩んでいるのかも、ふわふわと宙に浮いて消えてしまい、ぼんやりとした嫌な感じが心を覆っているような気が、ずっとしています。考え込んで、闇に取り囲まれて、鬱という文字が前よりも近くに来ているようです。私は自分のことが知りたい。誰かの目に留まるかもしれない場所で、閉鎖的ではない場所で、書いてみることは、自分を客観的に眺めることができるような気がしました。

飾らず、そのままの言葉で、考えていることをここに置いていこうと思います。ただ自分を知るための記録として。

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