萱(カヤ)・ハマスゲ退治
2024年最初のお仕事は、畑にはびこる萱とハマスゲ除去でした。
萱は2、3年前から畑の隅に存在を確認していました。刈り取ると草マルチにもなるので放置していたら、あっという間に繁殖してしまいました。
すぐそばの畝を不耕起にしていたことも繁殖力に拍車をかけてしまったようです。
もし、畑に萱が繁殖したらみなさんは、どのように対処されていますか?
自然農法を志す者として、あるがままに放置しますか?
萱が生えるような管理はしていない。と言われる方も多いでしょうね。
萱の繁殖によって作物にも影響がでているようなので、我が家では「できるだけ除去する」方法を選択しました。
萱(カヤ)除去大作戦
萱は、地中茎で繋がっている、いわゆる匍匐性の植物です。上部を抜いたり切ったりしても、根が残っていたり、茎の一部があれば、そこからまた成長していきます。
2024年まず決意したのが、これ以上畑に繁殖させない。ということでした。
とは言っても、これまで萱の除去作業は妻とおばあちゃんまかせでした。ついに私もやっと重い腰を持ち上げることにしました。
生えている萱の茎を掴んで抜こうとしても、びっしり繁殖した萱は簡単には抜けません。
まず、スコップをブスッブスッと萱の生えている畝に差し、土を掘り起こすと同時に地下茎を分断しました。
人力での作業に限界を感じつつ、半日格闘しましたが腰の痛みに比べて成果は?
やらないよりはまし。程度の戦果でした。
どうしても、抜けなかった茎の断片が残ってしまいます。しかし、まだまだ我々の戦いは続きます。
ウッドチップ作り
萱退治に嫌気の出た私は、萱を取り除いた部分を菌ちゃん先生の畝にするため、チップ作りをはじめました。
ウッドチップ。と書きましたが、小枝などは少しで主に黒豆の枝をチップ化しました。
黒豆の枝は乾燥させると木のように固いので、このまま投入したいのですが、枝が四方八方に伸びているので、土をかけてもツンツンと枝が飛び出してマルチを突き破るためチップ化することにしました。
萱退治と同時にこちらの作業もまだまだつづきます。
モグラの地下大迷宮
落花生をハウスで乾燥させていたら、それを狙ってモグラが侵入したことを確認したので、ブルーシートを敷き、その上に台をして乾燥させました。
落花生が終了したのでブルーシートを取り除くと、見事な巨大迷路が完成してました。
あまりの見事さに口をあんぐりさせてしまいました。
モグラは落花生が好物のようです。一緒に干していた黒豆や小豆には目もくれず、落花生を狙い撃ちしていました。
2023年も手探り状態でいろいろなことをしましたが、2024年も引き続き試行錯誤な日々だとおもいます。
今年も少しづつでも投稿していきますので、よろしくお願いします。