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種を自家採取、そして種蒔き

   7月21日現在まだ、梅雨があけません。私の住む地域では、7月1日に30ミリほどの雨が降ったあと、ほとんど降水がありません。
   西日本や東北では大雨で大変な被害が出ているというのに、こちらは畑がパサパサな状態です。

ニンジンの種採りと種蒔き

   ニンジンは発芽が全て!
   と言われるほど発芽するまでが重要です。それなのに雨が降らず畑は乾燥しています。
   しかし、おじいちゃんの畑には用水が流れているので、発芽まで根気よく冠水することにしました。

ニンジンの花
品種は「紅福冬越五寸」
カラッカラに乾燥したニンジンの種
 手でほぐすとパラパラとこぼれ落ちます。
種を採る前(左)と採った後(右)
種。フワフワとした毛がついています。

   ニンジンの種のフワフワした毛は取った方が良い、いや取らない方がよい。などと諸説あるようですが、私はフワフワの毛は取らずに蒔きます。
   毛がついていた方がより吸水して、発芽を促進するのではないかと思っているからです。

7月21日ニンジンの種を蒔きました。

   私が参考にしている「島の自然農」では、7月中には種蒔きはしない。8月中旬からと説明されていましたが、我が家ではおじいちゃんから「ニンジンはお盆までに蒔く」という教えに従っています。

我が家の種たち
ルッコラ、サヤエンドウ、大根など

  去年蒔いた種が春、花を咲かせ、種となりました。それらの種を摘み取って、また秋に種蒔きをします。
   そんな自然のサイクルの中で私たちも生きているんですね。

ルッコラの種はこまかいです。
サヤエンドウ。さやのままよく乾燥
良い実から良い種が採れました。
大根の種
レタスに種が!

   結実しなかったレタスをそのまま放置していたら、芽が伸びてきて、おやおやと思っていると種になっていました。もう少しで種が採れそうですね。 

あずきと津久井在来種

あずき(大納言)の種
元気に芽が出ています。

   あずきを栽培して3年目。去年はまあまあの収穫量でした。
   虫に食べられながらも、収穫後は乾燥させ、手作業で実を採るなど、手間ひまをかけましたが、それなりに収穫できました。
   知人におすそわけをしたり、翌年の種を残すと、我が家で口にしたのはお汁粉2回分だけ…
   でも、あずき好きの私には最高のお汁粉でした。

大豆(津久井在来種)

   初めての津久井在来種。
   ここ数年、味噌作りに挑戦していて、ならば最高の大豆で!と思い立ち津久井在来種の種を購入しました。

発芽も成長もバラバラで、まさに在来種
 鳥害にもあわず、元気に発芽しました。

   今年は種を採るための栽培かな、とは思っていますが、1㎏ほど残れば味噌作りに挑戦したいです。


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