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採用エピソード 気持ちいい内定辞退?!「第14話」

こんにちは。Amuletの迫頭です。

あ、ありがとうございます〜、
今、aiwaのテレビデオを頂きました!
こんなもんなんぼあってもいいですからね。
※まだメルカリで出品されてたりしますw

本日は採用エピソードで、内定辞退について書きます。
内定辞退ってネガティブワードですがまったく逆で、私のとっては気持ちいい内定辞退のお話です。

最近ヤフーニュースで「内定者の4人に1人が複数社受諾」という、考えさせられるニュースをみました。事情はわかるけど、あんまり気持ちのいい話ではありません。これを読んで思い出したエピソードを書きます。

学内合説がきっかけで選考に進んでもらったTさん。面接での受け答え、試験(前職ではプログラミングの試験を取り入れてました)結果も素晴らしく、個人的には絶対きて欲しい!って思っていました。志望度の確認も要所要所で行っていたので、内定がでれば概ね承諾してもらえるかなっていう感覚でした。

ただ、念のため、最終面接前に志望度の確認をしたところ、

Tさん「すみません、実は他にもう1社だけ、気になってる企業がありまして」
迫頭「もし差し支えなければ、企業名を教えてもらえますか?」
Tさん「NHKです!でも、まだ選考が始まってないんです。なので待ってもらうことはできませんか?」
残念とかびっくりする以上に、そんな企業様と天秤にかけてもらえるようになったことが嬉しく、ついついありがとうって言いたくなりましたw

前職の会社は早期で選考を進めていましたので、他社様は選考自体がまだというケースも少なくありませんでした。この時点でNHKが第一志望なんだろうとは思いましたが、正直に言ってくれることがとてもありがたかったです。

この時、私は素直に応援したいと思い、
「僕でよかったらお手伝いしますよ!」
と伝え、その後やりとりを繰り返して、面接、提出物、色々と協力させてもらいました。

一方、私の前職の会社は最終選考まで先に進め、無事内定となりましたのでNHKの結果を待つことにしました。
Tさんは見事NHKの内定を獲得!承諾されました。ご縁がなかったことは残念でしたが、私個人としては清々しい気持ちでした。
その後、内定祝いにとTさんを食事にお誘いした際に、
「迫頭さんがおもろいコトどんどんやって、将来僕が企画した番組やりましょうね」と言ってくれました。純粋に嬉しかったです。

翌年の新卒採用でも、またまたNHKを志望してる学生がいました。なんでこんなに集まるのかよくわかりませんがw
それを聞いてせっかくなのでTくんを紹介。彼は快く情報提供をしてくれました。紹介した方は、結果NHKの内定をもらうには至らなかったし、前職の会社の選考も途中で辞退されました。ただその後、就活イベントで学生集客から当日のお手伝いまで、すごく協力してくれました。

私の仕事はいいエンジニアを採用することです。ただ、この採用という言葉は、単純に「採る」だけではありません。
採用するためには学生に認知してもらい、興味喚起して…といった、ある種マーケティングの要素も多分に含まれています。
ご縁がなかった人が、すごくいい会社だと周囲の人を紹介してくれたり、未来に再度入社を希望してくれることもあります。就職してから何かに困った時、相談に乗ってくれる人事の人もいます。それがあったからより良い道を選べたといった話もたくさんあります。
そういう経験をしている私にとって、冒頭のニュースはもったいないと思います。学生と採用担当の前に、人と人です。就活での出会い、大切にしてほしいです。また会いましょうね!ってお互い言えたら気持ちいいですよ!

次回は営業について、コンペに負けたあとの対応について書きます。ITあるあるな内容だと思うので是非お楽しみに!

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