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阪神タイガースの38年ぶりの日本一から、ビジネスへの教訓

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。

阪神タイガースが38年ぶりにアレのアレ!しましたね〜!
今年の流行語大賞は間違いなく「アレ!」になりそうな気がしますw
一方、道頓堀では、最終的に37人が川に飛び込んだとニュースで見ました。健康被害がないのかといつも不思議に思います、、

ここ数年はサッカー観戦ばかりで野球場に足を運ぶことがなかったのですが、今年はありがたいことにオリックス戦のチケットを譲ってくれる人がいて、大阪ドームに月1ペースで観戦に行きました。
運がいいことに、優勝の決まる試合に球場に足を運んでいて、人生初の生で胴上げを見ることができました!
周りからは「運使いきったな」とか言われましたがw

そんな感じで今年はプロ野球に触れることが多く、メディアの報道にも注目していたので、いろんな情報を目にしていたのですが、これ上手いな!って思う戦略があって、これはビジネスでも通用する考え方だったのでご紹介したいと思います。

野球に詳しい人はご存知だと思いますが、今年のタイガースは「四球」が多く、494個のリーグトップでした。2位のヤクルトスワローズより47個も多いので、その数は圧倒的です。
ちなみに昨年優勝したスワローズも同様でリーグトップの442個という記録になっています。

四球って地味ですが、結果的にシングルヒットと同じなので価値が高いんですよ。わかりやすく対比して考えると初球にヒットを打つのと、何球も投げての出塁だとダメージも違います。単純ですがピッチャーがじわじわと疲れます。

今年指揮をとった岡田監督は、この「四球」に価値を置いていて、ヒットと同じという考えを持っていました。

ですので、今年から年俸の査定に使われる「四球」のポイントを昨年の1ポイントから1.2に変更しています。
これ、一般の会社でもあると思いますが、評価制度が変わったら注目しますよね!

ただこの四球、バットを振らずに見極めるというすごく難しい要素があるわけです。見誤ると見逃し三振になってしまいます。

この見逃し三振というのが、「なんで振らんねん」ってツッコミの定番だったりして、なかなか勇気のいる代物なわけです。

そこで岡田監督は方針を打ち出していました。

「根拠のある見逃し三振は許す」

というもの。

このスローガンを打ち出し、戦略を浸透させたことが今回の結果に繋がったと言えます。
勇気のいる行動にはリスクがつきまといますが、その心理的なハードルをこの言葉で緩和したと見れます。

ここでご紹介したものは、評価制度やスローガンという一般の会社でも適用されているものです。

阪神タイガースの成功の背景には、選手の心理的な負担を軽減する戦略があったわけです。
岡田監督の「根拠のある見逃し三振は許す」という方針は、選手がリスクを恐れずに四球を狙う勇気を持てるようにした点が素晴らしいと思います。

ビジネスにおいても、リスクを取ることは成功への鍵となります。
社員が新しいアイデアや戦略を試みる際に、失敗を恐れずにチャレンジできる環境を作ることは、組織の成長に不可欠です。
阪神タイガースの例は、目標達成のために、従来のやり方を見直し、リスクを受け入れる勇気が必要であることを教えてくれます。
このような戦略は、成功を目指すビジネスリーダーにとっても参考になるのでは?と思いご紹介しました。

視点を変えて見ると、スポーツ観戦が有意義な時間に変わります。
皆さんにおすすめしたくご紹介しました!
生でスポーツを見るのは本当に気持ちいいですよ!

また来週お目にかかりたく思います。

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