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AIグラビアが本家を奪う?!そこに熱狂は生まれるのか?!

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。

最近ITネタを探しても、OpenAIのことばかりで埋め尽くされ、他のネタが出てきても霞んでしまう感じがしますよね。

そんな中、先日集英社が、AIで生成したグラビア「さつきあい」を発表されて話題になっていましたね。
正直、普通に可愛いしグッときましたねw
気になった方、知らない方はググってみてください。

今までも個人がAIを活用して過激な写真集を出していたことはありましたが、ついに出版大手がAI写真集を出してきました。
で、今回はあいちゃんの素晴らしさではなく、そもそも昔からこれに似たようなものがあったということをお話ししたく思います。

1996年にVtuberのはしり、伊達杏子というアイドルがバーチャルアイドルとして世に出たことをご存知でしょうか?
ちょうど、初代プレステが発売された頃ですね。私はこの頃3Dチャットにハマってたのでよく覚えてます。ただ、今思えばすごく残念な解像度のやつですがw

当時の雑誌のページがググったら出てきました。

当時は画期的でしたが、テックがそこまで進化していなかったのでリアルさはこんな感じです。
この伊達さん、ホリプロに所属し、CDまで出してたんですよね。
YouTubeでこんなのあるのでみてもらえればと。

これ、当時だと簡単じゃないはずで、相当お金かかっていると思います。
一方、生成AIがサクッと作り出すこのグラビアは、一体いくらかかってるんでしょう。おそらく、伊達さんに比べれば微々たる費用です。
投資というほどの費用がなくても、人っぽいものが作れてしまうのが今の時代になります。

さて、それほど簡単に作られたAIの彼女たちがどこまで進化するのか。
生身の人間じゃないので、リアルのサイン会とか握手会はできませんが、それにどこまで熱狂できるのか。
これが時代を反映するバロメーターになるのではと思っています。

作り手側は、「スキャンダルがないからいいですよね」という至極真っ当なコメントをしていましたが、
本当に時代を彩るスターが生み出されるかと思うと、そこにはとても興味があります。

実際、生身のアイドルであってもほとんどの人はリアルに会うことなんてありません。
そう考えると、ナイキのNFTスニーカーと理屈は同じかもしれないですね。
破格のスニーカーは実際に履くことないから、実物よりもデータでいいじゃんってやつです。

私は昔人間なので正直熱狂できる気がしません、、しかし、今の若者たちはどうなのか、ここにはすごい興味があります。

生身のグラビアがAI画像に仕事を奪われる、そんなことが起きても不思議じゃない時代に衝撃を受け、一連のニュースを見ていました。

グラビア出身の芸能人。そんなキャリアステップが懐かしい時代になるかもしれませんね。
今後の動向を追いかけて行こうと思います。

いや〜、テック恐るべし!

と思ったら発売中止されたのでまだまだ浸透するまでには期間が必要ですね。昨日ソフトバンクの孫さんが株主総会の一幕でなんでも禁止すると何も進まないよね的なこと言ってたのがまさに正論な気がします。
いつからこんな日本になったんだろう。

また来週お目にかかりたく思います。

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