見出し画像

OWV LIVE TOUR 2023-MUSEUM-埼玉公演

20231007 三郷市文化会館

このnoteを書くためにスマホで今日の日付を確認して気づきました。昨日、お父さんの誕生日だ。すっかり忘れてた。数日前、「ね、お父さんのお誕生日会やろうか?どう思う?」と主役自らLINEしてくるくらい楽しみにしていたのできっと私から「おめでとう」のLINEが無くて泣いているんだろうなと思って可哀想な気持ちになりました。何歳だか知らないけれど、お誕生日おめでとう。

今日はツアー初日です。

今日も今日とてになちゃんとまちおかさんと待ち合わせをしています。いつもギリギリの私が1番最初に着いてしまい、張り切りすぎていると思われないだろうか………とそわそわしました。

雲一つない。

今までのツアー、STRANGEやCASINOの様々な物が置かれたステージとは違い白くてシンプルなステージ、柔らかい紫の照明に照らされるMUSEUMの会場に、今回のツアーはどんなパフォーマンスが見られるんだろうとわくわくしました。

まちおかさんとになちゃんと「ペンライトがつかない」と話していたら知らないQWVさんが「つかないですよね!私もつかないんです!」と話しかけてきて、私は突然の出来事に弱いので固まって何も答えられなかったためここで答えます、はい、ペンライトがつかない人がたくさんいるみたいです。まあ私はつきますが………

開演。

OP映像
研究者(?)に扮した4人がそれぞれヘルメットを取って、顔が出てくる演出にみんなでわー!と声を上げる時間が好きです。前回のCASINOツアーのとき、初めての声出し可のライブに戸惑うファンたちにリーダー本田さんが「OP映像で名前が出たらわー!って言ってほしい」と言っていたので、毎回わー!と声を上げています。私はただでさえオタク初心者で、どうしたら演者が嬉しいのか、喜んでくれるのか、というのが全く分からないので、いつでも1つ1つ丁寧に教えてくれて誰も置いていかない本田さんにとても感謝しています。

『LastScene』のイントロが流れてOWVが登場。まず驚いたのはヘッドセットだったこと。OWVのライブはハンドマイクが定番だったので、久しぶりにヘッドセットでバキバキ踊るOWVを見てテンションが一気に最高潮に。あとは衣装がステージと同じように真っ白だったのもとても新鮮でした。今までのOWVはチームカラーが黒だった(多分?)こともあり、1番最初のアーティスト写真からライブ衣装まで全身真っ黒の衣装が多かったので、キラキラと装飾のついた全身白いスーツが新鮮でした。靴も、本田さん・佐野さんが似たようなヒールのある先が尖ったブーツで、浦野さんが厚底っぽくて底の形が可愛いブーツ、かつくんがスニーカーっぽいデザインだったのがそれぞれの個性が出ていて好きです。

『LastScene』の浦野さんの、鋭くてきれいな歌声が好きです。1番サビの「Speed up 舞い上がれ heat up 涙惹かれ合う二人はVanillaSky」のところの緩急つけた歌い方がとても好きだし、浦野さんの鋭い歌声とかつくんのしっとりした歌声が合わさることで、「切ない」と「艶っぽい」がかけ合わさってこの曲の雰囲気がグッと深みを増しているなあと思います。ラスサビ前、「焼き付けて Break my heart,year」のところのロングトーンで一瞬無音になり、白い照明が浦野さんを照らす演出がめちゃくちゃかっこよくて、浦野さんってOWVのメインボーカルなんだなと改めて噛み締めましたし、『LastScene』を初めて聴いたときからいつかライブで聴きたいと思っていたロングトーンが、こんなに早くこんな形で見れると思っていなかったので本当に嬉しかったです。

『So Picky』が流れたとき、OWVが登場したときと同じくらいの歓声が聞こえてきました。1stシングルのカップリング曲『So Picky』『BE ON TOP』の2曲は、聴くたびに初めてOWVがOWVとしてステージに立ったTGCを思い出します。無観客だった初ステージ、初ファンミでの披露からこうしてファンが声援を送れるようになるまで、OWVがひたむきに見る人を楽しませるパフォーマンスを続けてきたこと、すごいことだと改めて思うし、これまで声援を送られる機会がなかった曲も、これからは沢山声援を浴びてほしいなと思いました。

『TimeJackers』で一気にライブ感というか、いつものOWVだなという感じが出てきてぐわっと引き込まれました。TJを踊る浦野さんがとてもバキバキ踊るところが大好きです。『You』や『Sccatered』のような情感を含んだ曲での歌声や表情にいつも驚かされるくらい、そういう曲が得意な浦野さんが、おそらくそういう曲とは対極の曲だろうTJでずっとバキバキ踊っているのを見ると、やっぱりOWVになってくれて良かったなという気持ちになります。

そして今日、前回CASINOツアーで最後に本田さんの背中に銃を突きつけていたのが、もう1人の本田さんだったことが判明しました。私は映像について、CASINO・OWVは種の保存法を研究していた機関のOWVの子孫(なんらかの方法で種が保存されていた)、もしくは実際に研究していたのは魂の保存で、MUSEUM・OWVはCASINO・OWVの前世なのかな〜と思いました。CASINO世界線の「研究所」とOWVが仲間ではないことを考えると、CASINOツアーで手に入れたりんごの意味合いも変わってきて、「手に入れた」ではなく「取り戻した」になるんですかね。

『Weekend』の「心臓が忙しいな」と歌う浦野さんがコミカルに自身の心臓をバクバクさせる動きをしたあと、その心臓をかつくんが掴んで食べていて、2部の同じパートでは本田さんが浦野さんの心臓を掴んで投げていました。それぞれの浦野さんの心臓への対応が、それぞれのキャラクターを綺麗に反映していていいなと思ったのと、「心臓が忙しいな」のフレーズが、本当にちゃんと忙しそうにしている(バクバクする動きではなく、そのあとの捕食されたり投げられたりしているところ)のが好きです。

ユニット披露。
浦野・佐野ペアが元気よく『MyFlow』を披露したあと、私の大好きな曲、『BringBring』イントロのカチャカチャした金具の音が聞こえてドキドキしました。本田・中川ペアの絡み合うようなそれでいてタイマン張るような色気と緊張感の混ざりあった『BringBring』は、以前見たKCONやWINDのときに見た特攻隊長のような曲ではなくて、本来の歌詞に沿った恋愛ソングとしてのBringBringで、本田・中川のお兄さん組が本来の曲のイメージを取り戻したことに、時代が変わる瞬間を見ました。

もうBringBringが怖い曲では無くなること、それだけOWVの楽曲に怖くて強くてかっこいい曲が増えたということで、とても嬉しいことだけど、私はWINDで見た信じられないくらい怖くて強かったBringBringを忘れられずにいるので、正直少し寂しいです。

会場が埼玉県三郷市だったので、三郷(ミサト)が名前っぽいという話から様々なシチュエーションの「ミサト」の呼びかけをすることになって、OWVがワイワイしながらミサトー!と叫んでいて楽しそうでした。オタクの贔屓目かもしれないですが、メンバー全員、一言に感情を込めるのがうまいなと思いました。

・上京するミサトを見送るときの「ミサト」(浦野さん)
・10年ぶりに渋谷ですれ違って声をかけるときの「ミサト」(本田さん)
・自分のお父さんと一緒に歩いてるミサトを見かけたときの「ミサト」(浦野さん)
・虫嫌いなのに娘のミサトが50匹の虫を捕まえてきたときの「ミサト」(本田さん)
・悪魔に魂を吸い取られて死にそうなミサトが正気を取り戻すよう呼びかけるときの「ミサト」(佐野さん)

アンコール、佐野さんのDJでYOASOBI『アイドル』が流れ、本田さんが踊っていて可愛かったです。

MCにて、日プの1分間PRをリメイクする撮影の際、浦野さんが「白塗りアフロのピエロ姿でコンビニにリップを買いにいったら、ちょっとやんちゃそうな男3人組に『ほら見ろ、売れない芸人だってあんな格好して頑張ってんだから』と言われた」という話をして、そのあと何度も舌打ちしていて嬉しかったです。アイドルの舌打ちって多分、なかなか聞けるものじゃないと思うので。

アイドルからなかなか聞けなそうといえば、1分間PRの本編もそうでした。ファンからプロアイドルと呼ばれているアイドルが「殺しちゃうぜ」というシンプルに最悪な台詞を口にしているところがYouTubeで何度も見られるの、嬉しい。

 

8月に風邪を引いてから悪化した喘息がずっと収まらないので喉を使わないようにしていて、になちゃんとまちおかさんに「今日あんまり喋れない!ごめん!」って予告したのに結局、衝動を抑えきれずベラベラ喋って喉がまた終了してしまいました。いつもいつも、どうして私は我慢ができないんだろうと思うけど、我慢なんてしない人生のほうが良いに決まっています。

まちおかさんと1ヶ月前に会ったときはまちおかさんが一生のど飴を舐めていたし、この日は私が一生のど飴を舐めていたので、次に会うときはお互い元気な喉だといいなと思いました。

次は仙台🛩

あいざわ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?