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OWV LIVETOUR2023-CASINO-東京公演

20230401

大阪、福岡の大遠征が無事に終わり、私の心はずっとふわふわとここにあらずです。

いつもは昼・夜の2部構成ですが今日は夕方からの1公演なのでゆっくり準備できるなあと思っていたところ、になちゃんに誘われたのでアップルパイを食べに行くことにしました。思い切り遅刻しました。原宿駅までの道のりを調べ、電車に乗り、電車の中で「次で着くよ!遅くなってごめん!」とLINEしてから、になちゃんから来ている「ハチ公前で待ってるよ」というLINEを読み返して気づきました、これ、待ち合わせは原宿じゃなくて渋谷だ………

になちゃんと無事に合流して、行こうと思っていたアップルパイのお店に行列ができていたので諦めて代わりに連れて行ってもらったカフェです。私が「桜味って粘土みたいな味だけど、桜味のものが発売されていると春になったんだなあと嬉しくなっていっぱい買ってしまう」と言ったことと、「フィナンシェが好き」って言ったことをふんわり曖昧に覚えていてくれたになちゃんが桜味のマドレーヌをくれて、可愛くて笑いました。

開場の直前、まちおかさんと合流して、お友達写真を撮って、それぞれQWVではないお友達のもとへ。

私も今日はお友達のよっちゃんを誘っています。わざわざ貴重なお休みの日にOWVのライブに付き合ってくれるよっちゃんが優しくて、なんだか会っただけで泣きそうになりました。並んで座っていたら「ペンライトは2曲目から点灯してください」と書かれた注意書きを持ったスタッフさんが何度か歩いてきたけど、注意書きの紙がポケットから出てきたいつかの日のレシートくらいくしゃくしゃなのがとても良かったです。

改めてアーカイブで振り返るCASINO 東京公演です。

OP映像、浦野さんが投げたトランプをまた拾って投げるかつくんが好きです。しゅたかつって感じで。

『Gamer』、最後同じメロディを4人が順番に歌って終わっています。最後4人がこういう形で順番に同じメロディを歌って終わる曲、今までは『Ready Set Go』くらいだった思うんですけど、レディセの曲の締め方が本当に好きなので、新曲でまたこういうのが出て嬉しいです。怖いOWVはヴィランズ四天王みたいな感じなので、順番に同じメロディを歌われると4人が総攻撃仕掛けてきたみたいでかっこいいです。強い攻撃に苦戦したい。

リンゴを手に入れたOWVがモニターの中で喜んで、流れる『PARTY』イントロとともに登場するOWV。AWAKEで当時の写真と同じポーズをしたとき、STRANGEで映像から繋がって会場全体が黄色い光に包まれたときと同じように「これは現実だ」と親切に教えてくれる演出が好きです。

OWVのワンマンライブ初、バックダンサーさんたちの登場。「起きてもないQuestionに支配されてんな」のところ、4人で並んで同じ振りをするのはバックダンサーがいなければ出来ないことなので、ちょっと泣きそうになりました。

開演前、よっちゃんに「スマホのシール可愛い!」と、まちおかさんが描いてくれた前回のツアーSTRANGEの絵(シールになっていて隙間がないくらいたくさんスマホに貼っている)を誉めてもらいました。「仲いいフォロワーさんが描いた絵なんだよ」と説明し、「この絵はね、OWVの曲に、カンカンカン!っていうところがあるんだけど、浦野さんがそこでカンカンカンって音に合わせてペンライト振ったらドラム缶からブオッって火が出てきたの」と全然伝わらないオタクの説明にもそうなんだ〜とニコニコしてくれてありがたかったです。

そして今回、CASINOツアーのカンカンカン!はCASINOらしく、モニターに映るスロットを7で揃える浦野さんでした。周りのバックダンサーさんたちに札束で汗を拭かれる浦野さんを見て「金が、女が、クルーザーが……」のお医者さん役の浦野さんを思い出しました。あの浦野さんはオペ中も札束で汗を拭かれていてほしいです。(雑菌が入るので駄目です。)

『MyFlow』から4人揃ってのダンス、そして本田さんの「We run this city」から始まったと思った『Sound the Alarm』、よくよく聴くとその少し前からあの怖いサイレンがかすかに聞こえてきて、私は現場にいるときは4人のダンスに意識が向いてしまいこのサイレンの音に一切気づかなかったので、アーカイブだからこそ分かることもあるんだなと思いました。かつくんと本田さんのラップ掛け合いで音源の被せが無くなるところがすごくかっこよくて好きです。andIのときの『MyFlow』も今回の『Sound the Alarm』もそうだったけど、サビメドレーかと思わせてロングverなのってお得感があって嬉しい。

Twitterで聞いたとき誰も答えてくれなかったけど、MyFlow〜Sound the Alarmのときにモニターに映し出されている瞳は本田さんの目で間違いないと思っていますがどうなんでしょうか。モニターに映し出されている瞳は誰?赤から緑に変わる理由は?本田さんは何歳?検証してみました!分かりませんでした!いかがでしたか?

『Caution』、DAIWAコラボの赤衣装を作っている動画で「この赤衣装が似合うセットリストになっています」みたいなことを言っていたので、『Caution』は絶対赤衣装で披露するものだと思っていたら全然違いました。2番の「I know 僕はわがままなこと I know もっと近づいてきて」と歌うところ(歌詞は正確じゃないかもしれない)、浦野さんの高くて軽やかな声がすごく似合っていて大好きです。「近づいてきて」でくるくると巻きとられるみたいな振りがあったのも含めて最高でした。ラスサビのOh〜ってところ、いつかファンが歌うパートになるのかなと思って待っていたのですがいっこうにマイクが向けられなかったのでファンパートではなかったみたいです。『Tararam』よりは歌いやすいと思うんだけどな。『Caution』、早く『BlingBling』と並んで歌われてほしい名曲でした。早く発売されてほしい……

『Twilight』についてはこれまでの公演の感想でもさんざん書いたのですが、フェイクがこれまでの公演より華やかになっていて良かったです。でもこれまでの公演の『Twilight』という曲のじんわりとした雰囲気を大切にしたフェイクも浦野さんに似合っていて好きでした。全公演のトワライを連続でもう1回聴きたい………と思うけど、きっともう二度と同じトワライを聴くことはできないから全公演行ってよかったなと改めて思ったし、大阪公演どちらも外れてまあいっかと諦めていた私を誘ってくれて、すべての準備をしてくれたになちゃんに本当に感謝しています。ありがたう!!!

プロジェクションマッピング本田のソロダンス、めちゃめちゃ良かったです。そもそもプロジェクションマッピングとか花火とかイルミネーションとか華やかなものがすごく好きなので、まさかOWVのライブで見られるとは思わなくてめちゃめちゃテンションが上がりました。会場全体に映し出されたダイナミックなプロジェクションマッピングなのに、真ん中にいる本田さんが誰よりもダイナミックで、私はダンスのことなんてOWVを推してから丸3年経つ今でも本当に何も分からないけれど、かっこよかったです。

カジノを散歩するみたいなこの曲は『DarkStar』と言うらしいとフォロワーさんのツイートで知りました。「歩けばどこでも赤絨毯」そうだよ!!!!!!『DarkStar』から続けて『SlamDog』、今回のセトリは曲の雰囲気だけでなく歌詞も重視したセトリになっているなと思っているのですが、そういうセトリを組めるくらいたくさんの曲が増えたこと、改めて3年間って長い年月だなあと思うし、そう感じないくらいあっという間の本当に楽しい3年間だったなと思います。ラスサビ後の本田さんの煽り「おいおい東京、そんなもんか!」に対して会場全体がワー!と声を出していて感動してちょっと泣きました。このツアー、ずっとOWVから「声出して」と煽られていたけど曲の途中でなんて言ったらいいのか分からず無言を貫いていたことを心から反省し、「なんでもいいからただ声を出せばよかった。」と失恋ソングの歌詞みたいなことを思いました。

かつくんのソロラップに続いて、今まであまり見たことないテンションでステージ中央から登場するDJ佐野。このテンションの佐野さんにあまり慣れていないので見るたびに戸惑ってしまいますが、流れるノリノリのドデカ『What you waitin' for』にすべてを忘れました。実は開演前、座席を探すOctpathのメンバーを見たので、『Perfect』が流れたときなぜか私がとても嬉しくなりました。私は1ミリもOctpathじゃないのに。OWVがバックダンサーさんのソロタイムを作ったり後輩グループであるOctpathの曲を使用させてもらったりすること、OWVは最初のころから「誰かの目標、憧れ、夢になりたい」ということを話していたから、これはOWVの夢が叶った瞬間なんだなと思ったし、これから更に大きく有名になって更にたくさんの人の夢になるという決意表明にも思えて、本当に力強いライブでした。

『What you waitin' for』、『UBAUBA』が流れるクラブに変化した会場で一心不乱にペンライトを振る時間、なにもかもを忘れることができてすごく楽しかったです。いつだったか、ライブ後の挨拶でかつくんが「生活していたら嫌なこととかあると思うけど、OWVのライブの間はそういうことを忘れて楽しんでほしい」というようなことを言っていて、だけど私は楽しければ楽しいほど終わってしまうのが怖くなってしまうタイプなのでライブ終盤はいつも少しだけ暗い気持ちになってしまうことが多いのですが、CASINOツアーはDJタイムで飛んで跳ねて振って、本当にすべてを忘れて楽しむことができて本当に良かったです。そのおかげでこのツアーで靴が1足犠牲となりましたが………

その勢いのまま『Tararam』、膨らむ風船もオタクの心もPap!です。「始まるmic check(ha ha)、気分はready? vide check(ha ha)」のところ、声出せるのが楽しくて好きです。かつくんが浦野さんのセットされているであろう頭に思い切り手を乗せていて仲良しで良かった。「Oh-oh,Oh-oh」は女性だと少し低いかなというくらいのキーだと思うのですが、OWVが「Say!」と言うのでお腹から声を出しました。ファンが歌うときは会場に流れる音をかなり小さくしてくれる気遣いまであったのに、アーカイブでもやっぱり他の声出しパートに比べるとあんまり聞こえなくてちょっと笑いました。

アンコールでOWVが戻ってきて歌う『TalkTalkTalk』、私はTalkTalkTalkのペンラ振りがずっと苦手で最初の「Hey!」のタイミングがずっと掴めなくて家で1度練習した(その後のライブでまた失敗した)ことすらあるのですが、OWVのライブ初参戦のよっちゃんが最初から完璧にこなしていて意味が分かりませんでした。ペンラにも向き不向きがあり、私に向いているものなんて無いんだ………私がこの世に生まれるのはまだ早すぎたのかもしれない。バックダンサーさん1人1人とOWVがそれぞれ絡んでいる時間、浦野さんとバックダンサーさんがステージで並んで飛び回っていてその姿がとても妖精さん(ミ○モ)みたいだったので、OWVのちびぐるみたちがそれぞれ動き出したらきっと浦野さんはうらぐるみとこうやって絡むんだろうなという感じでとても可愛くて良かったです。

MC中の浦野さんに、JUNRedコラボTシャツをたくさんかけ、そのまま浦野さんをステージ裏に押していくかつくん、本田さん、佐野さんと、それに対して「違う〜!俺はハンガーラックじゃない!」と叫び、ファンからの「頑張れ〜!」に「ハンガーラックにファイトいらないから、なに頑張れって」と友達みたいに突っ込んでいるのも、代わりに残ったハンガーラックがちゃんと浦野さんのメンバーカラーである黄色なのも全部良かったです。大阪公演で「OWVの登場時よりファンが声出てる」と言われたOWVちびぐるみ第二弾の発表で、隣の席にいるよっちゃんが「可愛い〜!」と叫んでくれていました。OWVのオタクじゃなくてもOWV登場時より叫んでしまうOWVちびぐるみ、すごい。

最後の挨拶、浦野さんが「藍備(舞台の浦野さんの役名)のファンだったりガゼル渕上(YouTube企画の役名)のファンだったり、それぞれのファンがいて全部俺に来る。それが俺の利点だから。主体は僕なのでそれを忘れずに生活していってください。」と言っていて、大阪公演で自分が何なのか分からなくなると言ったりしていた浦野さんがオーラスでそれを「自分の利点」だと言い切ったことがとても嬉しかったです。はい、これからも主体が浦野さんであることを忘れずに生活していきます………

本田さんが涙を流しながら3月11日に本田さんの出身地である福島で行われた初日公演に触れ、「今まで3月11日の思い出を振り返ってみてもそこまでいい思い出なんてなかったけど、今振り返ったらこのCASINOが始まった、そして最後NHKホールで最後たくさんの人に見守られてCASINO公演出来たこと、誇りに思います」と言っていて、きっとこの言葉を、福島公演では現地の人たちの状況や気持ちを優先して言わなかったんだろうなと思って(私の勝手な憶測です)、ちょっとだけ泣きました。本田さんの涙を待つ時間、好き勝手して暖かく見守っている3人のこともとても好きです。

『BetterDay』、べらでい\(^o^)/と高音で可愛く歌われるところがどこなのかいつまでも覚えられず、低音の「BetterDay……」のところでずっとべらでい\(^o^)/とやらかしてしまい、難しかったです。

『BetterDay』からの『Here&now』、あまりにも爽やかで世界が浄化されてしまう。サビで一瞬歌詞を間違えた浦野さんがそのまま歌って華麗にフェイク入れたの、あまりにも堂々としていたし歌がうまいしでメインボーカルすぎてめちゃめちゃ好きでした。最初のころ、繊細で完璧主義でメンバーから「(心配性すぎて)幸せになれなそう」と言われていた浦野さんは思うように声が出なかったり歌詞を間違えたりしたらすぐマイクを離してしまっていそうなイメージがあったけど、今ステージに立つ浦野さんはどんなときも生き生きとしていて声が大きくてなにより歌がうまくて、もうすぐ4年目の貫禄だなあと思います。銀テープが降り注ぐ瞬間、アーカイブで全方位から銀テープが映されてOWVじゃなくて銀テープのパフォーマンスを見ているんじゃないかという時間があって、Behind動画で本田さんが「銀テープを見て泣いてしまった」、浦野さんが「小6から夢だった」と言っていたこともあり、すごく銀テープへの夢とこだわりを感じました。良かったね。

OWVが挨拶を終えてステージから去ったあと、ED映像が流れないことですべてを察した会場の人たちが、さっきと同じようにOWV!OWV!とコールする瞬間の高揚感、初めてROUTE Ⅰ で『What you waitin' for』のイントロを聴いたときくらいありました。プロジェクションマッピングが使われたりアンコールが2回もあったり1公演で同じ曲を3度聴くこともあるんだなあと、ライブ経験値が著しく低い私は驚くばかりのライブでした。ED映像で過去と今をつなぐリンゴを手に入れて喜んでいた本田さんの背に突きつけられた銃、誰が向けた銃なのか最後まで何も分からないまま終わったことが1番の衝撃でしたが………

OP映像を含めたCASINOツアーについて、私は「OWVがOWVとして見せたいもの」の完成形だと思っていて、勝手にOWV第一章の最終回のように感じてなんとなく寂しくすらなるような圧倒的なツアーだったなと、改めて思います。ツアーで披露された新曲はすべてUBAUBAのころから変わらず強気な曲だけどより強くなったなと思っていて、今までは「掴み取る」とか「突き進む」みたいな未来のことを歌った曲が多かったけど、今回のツアーでは『Gamer』も『DarkStar』も今ここにいる自分を強気のまま歌っているように思えました。「歩けばどこでも赤絨毯」に引っ張られているだけかもしれないけど。私が勝手にOWV第一章最終回だと思っていただけなのでもちろんそんなことはないし、今後もずっとOWVは怖いお兄さんを続けていってくれるのだけど、最後に本田さんが「まだまだ活動続きますのでこれからも応援してくれますか!」と言ってくれて安心しました。これからも応援しています。

帰りにカフェに行ってよっちゃんと話していたら「これ」と今日のチケット代を渡されました。ライブですべての記憶を吹き飛ばしていたけど、そもそも払ってもらうつもりがなくて、でもわざわざチケット代を調べる手間をかけさせるならちゃんとお金はいらないってこと、もしくはチケット代を素直に伝えたら良かったと思って反省しました。反省したはずなのにチケット代は受け取ったしカフェ代も「もうすぐ誕生日でしょ」と払わせてしまいました。反省ってなんだろう。

帰ってからになちゃんが撮ってくれた写真に映る私の可愛らしい二重顎を見て、二重顎も可愛いなと思いました。

20230402

「明日桜を見に行きませんか」という私の急なお誘いに乗ってくれたになちゃんとまちおかさんとお花見をしました。3月、2度も遠征に行って同じホテルに泊まったのに4月も2日連続で会ってしまいました。はい、仲良しです。

ギリギリだったけど、桜がまだ咲いていて良かったです。になちゃんが「昨日あんなに怖い曲聴いたのに今日こんなにおだやかに過ごしてる」と言っていて、確かにそうだなと思いました。お花見をしている人たちが爆音でいきものがかりの「桜」を流していて雰囲気が最高でした。

私も来年のお花見は桜ソングリストを作ってその中にOWVのYouを紛れ込ませて、爆音で流したいです。

めちゃくちゃ甘いケーキやめちゃくちゃ甘いパフェを出してくれるお気に入りのカフェに2人を連れていきました。メニューを見てずっと悩んでいたら、いつもはすぐに決められるまちおかさんもずっと悩んでいたので「珍しいね」と言ったら「すごく悩んじゃうから、メニューを決めてから行くの」と言っていて衝撃でした。まちおかさんのことをまた1つ知ることができて嬉しいなと思ったし、あとできたら今後は一緒にメニュー悩んでほしいなと思いました。

優しい人たちに優しくされて生きていく人生は楽しい。

あいざわ

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