カンボジアのごみ山に行った話②

だいぶ間が空いてしまいましたが、昨年に書いた①の続きです。今回は、実際に訪れた1週間の概要、何をしたのか、また、どうやってしたのかについて書いていきます。


1週間の概要

2019年11月6日:プノンペン到着
2019年11月7日:旧ごみ山で調査
2019年11月8日:旧ごみ山で調査
2019年11月9日:新ごみ山で調査
2019年11月10日:新ごみ山で調査
2019年11月11日:観光
2019年11月12日:新ごみ山で調査

旧ごみ山と新ごみ山については、カンボジアのごみ山に行った話①に載せている地図をご確認くださいmm


調査方法

現地大学の日本語学科の学生に通訳を依頼し、旧ごみ山と新ごみ山近くに住むスカベンジャー(注1)へのインタビュー調査。ごみ処理を行うCINTRI社の職員、ごみ収集作業員へのインタビュー調査。フィールドワーク調査。
インタビュー調査を受けていただいた方へは、いきなり電話でアポイントメントを取ったり、人づてにお願いをしたりしてご協力いただきました。
注1:ごみ山でお金になるものを拾い、それを売って生活をしている人


インタビュー調査の手順

①アポイントメントを取る
スカベンジャーはアポなしで訪問可能だったため、アポは取りませんでした。CINTRI社の職員の方等はアポを取り、先方の都合で初日にアポ2件×ごみ山訪問という超過密スケジュールでした。。。

②質問項目を考える
自分が何を知りたいのか、何を目的に話を伺うのかを元に、質問項目を作成します。
ごみ山での場合等、なかなかゆっくり話を聞けない場合には、質問項目を仮説検証型で作成し、3問1セットにするといった工夫が必要です。

③先方への謝礼の調達
大学生の調査ということで、謝金の用意では無く、謝礼となりました。

④当日の待ち合わせ場所や時間等の最終確認
ドタキャンも無くはないので、必ず口頭と併せて文字ベースでも確認します。
この際、インタビューの誓約書(伺った内容の使用用途や公開範囲等を明記)も送付するとより良いです。

⑤実際にインタビュー
ここからはただただ気合いです。
前回はベトナムで、今回はカンボジアで調査をしましたが、私は毎回気力と体力を使い果たして、帰国前か帰国後に発熱をします。。。笑


あとがき
短めですが、今回はここまでで閉じようと思います。
次回は、カンボジアのごみ山に行ってわかったこと、感じたことについて触れてみます。。。



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