詰将棋とわたし(33)

33回目です。
図面のすぐ下に作意手順があります。初見なのでチャレンジしたいという方はお気を付けください。

★下記で手順を並べることができます。
http://yakkun1987.web.fc2.com/tume/nyusen/033.htm

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将棋世界 2008年9月号 詰将棋サロン
作意手順:32金、同玉、21角、23玉、12角成、32玉、44桂、イ同飛、23銀、同竜、21馬、同竜、33金まで13手詰
変化手順:イ同金は42金、33玉、52金以下。43玉は32銀以下

易しい手筋モノ。3手目21角を同竜と取ってくれれば33金でそれまでなのですが、玉方は23玉と逃げてしまいます。そこで12角成32玉と形を決めてから、21馬を決め手にするための準備を行います。それが44桂23銀という一連の捨て駒。44を塞いでから23銀とするのがポイント。いきなり23銀では43玉と逃げ出されてしまいます。

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詰め上がり図:13手目33金まで

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序の6手、特に21角~12角成という手順は冴えない感じがしますが、他に代わる案がなかったようです。

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