詰将棋とわたし(42)

42回目です。
図面のすぐ下に作意手順があります。初見なのでチャレンジしたいという方はお気を付けください。

★下記で手順を並べることができます。
http://yakkun1987.web.fc2.com/tume/nyusen/042.htm

画像1

将棋世界 2011年7月号
21金、イ同玉、43角成、32金合、33桂、11玉、22銀、同玉、31角成、同金、21桂成、同金、33金、12玉、21馬、同玉、22金打まで17手詰
イ:33玉は45桂、44玉に55銀(43角成でも可)以下早詰

盤面7枚と簡素な配置。32金~24桂のような筋も見えますが詰みません。初手は21金が正解。33玉と逃げると変化イのように作意より短く詰みますが、見えにくい手順かもかもしれません。

画像2

変化イ:55銀の局面(代えて43角成でも可)

2手目同玉が確定すれば、以降は一気に易しくなります。2枚の角が無くなって最後は金2枚の詰め上がりとなります。

***
筆者は大学院2年生。
思い出に残っている出来事として、アマ竜王戦の予選で決勝まで進出しました。

指将棋

図は56金と打たれた局面。44角67金52歩成と一直線に進めれば、以下78銀と絡まれても69歩があるので勝っていた模様。しかし実戦では69歩で大丈夫という判断が何故かできず、以下ちぐはぐな指し手で形勢を損ねてしまうのでした・・・。返す返すももったいない将棋です。

2021/10/23追記
本作、「詰将棋サロン名作選」に掲載されています。ありがとうございます。



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