詰将棋とわたし(40)

40回目です。
図面のすぐ下に作意手順があります。初見なのでチャレンジしたいという方はお気を付けください。

★下記で手順を並べることができます。
http://yakkun1987.web.fc2.com/tume/nyusen/040.htm

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詰パラ 2010年10月号
72飛成、同玉、73歩成、同玉、63歩成、同香、84馬、72玉、
82歩成、同玉、74桂、72玉、62桂成、81玉、82歩、同玉、
92香成、同歩、93歩成、同歩、同馬、73玉、74歩、同玉、
84馬、64玉、63成桂、同玉、53と、72玉、63と、同玉、
54と、52玉、43歩成、同龍、同と、同玉、44歩、同銀、
42飛、同銀、同桂成、同玉、34桂、43玉、54銀、34玉、
45と、同銀、同銀、同玉、46香、55玉、56銀、同金、
同と、同玉、66金、同と、同馬、46玉、47と、同玉、
57馬、37玉、27と、同金、46銀、36玉、27銀、同玉、
38金、26玉、35銀、25玉、26歩、同金、15金、同玉、
26銀、同玉、17角、15玉、16歩、同玉、26金、17玉、
27金引、18玉、28金引、19玉、29金、同玉、39馬、19玉、
28馬まで97手詰

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詰め上がり図:97手目28馬まで

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5作目の煙詰。例によって、詰め上がり図から逆算を色々と考えました。その結果、39の角を17に出るという、詰将棋らしく、かつ、逆算しやすそうな展開を閃きました。

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82手目の局面

さきほど「逆算しやすそう」と書いたのは、
・39角と57馬が連結している
・玉が37か27に居る局面で38金という手が入りそう
⇒つまり「57馬・・・(なんらかの手順A)・・・38金・・・(なんらかの手順B)・・・17角」という手順が実現できそうだと予想したという意味です。

この予想は正しく、以降も39角の利きを最大限にいかした逆算を最後まで続けることができました。2枚角の連携を軸とした逆算は、慣れると重宝します。もっと見たいという方は添川さんの煙詰を並べましょう

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本作、駒交換が多く合駒も登場しないため、手数は自作の煙詰のなかで唯一100手を下回っています。


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