詰将棋とわたし(37)

37回目です。
図面のすぐ下に作意手順があります。初見なのでチャレンジしたいという方はお気を付けください。

★下記で手順を並べることができます。
http://yakkun1987.web.fc2.com/tume/nyusen/037.htm

画像1

将棋世界 2009年7月号
33銀、14玉、11飛成、13桂合、24金、同馬、同銀成、同玉、
22龍、23桂合、33角、14玉、15角成、同桂、25銀、同桂
26桂まで17手詰

テーマを最初に決めて創作した作品。テーマは「2度の桂合がどちらも動く」です。駒交換は強引な印象ですが、2度の桂合が最後に連続で動く手順は面白いのではないかと思います。
桂馬ではなく他の駒で同じテーマの詰将棋を創るとどうなるでしょうか?面白い作品ができるかもしれません。

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本作は別バージョンがあります。
こちらのほうが易しいと思われ、「改良」と呼べるかわかりませんが、駒数が減り、合駒がさらに増えました(11飛、13桂合以下17手詰)

画像2


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この作品が入選したのは2009年夏。このころ作者は大学4年生。
指将棋は春の大会で団体優勝、個人でも優勝して学生名人戦出場。詰将棋では看寿賞受賞ということで、大変充実した時期でした。

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