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2022.9.26




もう一生会いたくない
とある日を境にそう思うようになった。


それで良かったのだろうか。

もう死ぬまで、きっと死んでからも、会えなくて良いのだろうか。死にかけた夏の日、起き上がって一番に思ったのは、「今死んだら彼には伝わるんだろうか」だった。そう思ったくせに、わたしは連絡を絶った。

生涯好きであろう と何時か書いたけれど、やっぱりそうなのだと思う。こんなにたくさん時間が経ったのに、わたしはまだ覚えている。

布団に潜り目を瞑ると、目の前に彼がいる。

わたしは貴方に可愛いと言われたい。
頭を撫でて優しくハグして欲しい。
手を繋ぎたがるわたしの為に、左手を差し出して欲しい。

何もしてくれなくていいから、やっぱりもう一度だけ顔を見たかったな。

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