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【自分語り】邪魔しないでもらえればそれでいい。

 私はあまり人に愛されるような人間ではなくて、多くの困難は自分一人で乗り越えてきた自負がある。

 なぜ愛されないのかなんていうのは今回は置いておくとして、やはり物事を一人で解決していくというのは大変だというのが今回の主題だ。

 一人でできることの範囲というのはそれほど大きなものではない。日常生活に毛が生えた程度のことしかできない。何か生きている価値を自分に感じさせることができるようなことをするにはたいていヒト・モノ・カネが必要になってくる。

 幸い私は賢く、モノは工夫と試行錯誤で乗り切れるし、カネもなんとか平均的な同世代の人間よりは持つことができている。ヒトだけが常に足りない。

 じゃあいつもなにかするときどうしているのかというと、すでにある集団に協力を取り付けることでどうにか成立させている。レディメイドのものをお借りしている感じだ。

 あとはインターネットの有象無象に向かって宣伝することでフォロワー2000人のうちの0.5パーセントに協力を取り付けることができている。

 が、これには問題がある。一切の愛を介在しない強力関係には必ず裏切りが入るのだ。

 邪魔には2種類ある。

  • 冷や水を浴びせるタイプ

  • 消える共同企画者

一番多いのは冷や水を浴びせるタイプだ。パーティを企画したときに、「行くかもしれない」と期待だけさせておいて来ないだとかで心を折ってくる人、「どうせ人来ないんでしょ」みたいなことを面と向かって言ってくる人(事実として会がつまらなくなるくらい人が来ないことはあんまりない)、twitterの引用リツイートなどの公衆の面前で「行きたかったなあ」(つまり行かないという意味)などの発言をして盛り下げてしまう人。

「これこれこういう仕事をやります」と言ったときに、仕事を完遂してから値切ってきて心を折ってくる人。仕事の範囲として提示しているものとは大きくかけ離れた仕事を依頼してきて、断ると不快になる人。私の時間がタダだと思って、プライベートの時間まで奪いにくる人。報酬として提示しているものとはかけ離れたものを渡してくる人。

これを書いていて気がついたが、心を折りにくる人全般が苦手かもしれない。心が折れて自分が悲しくなると、それは周りにも影響されて全体のパフォーマンスがとても下がる。そしてその責任を取らなければいけないのは私だ。

そして、消える共同企画者問題である。「一緒に〇〇やろう!」と一度は約束しても実際に動くのは自分だけで相手は動かない。そして、気がついたら向こうは飽きていて自分の数ヶ月の努力が飛ぶのだ。たとえば「一緒にVTuberコンビ組もう」と言って頑張ってVTuberモデルをLive2Dで作っていろいろ技術的な側面まで調べ上げて向こうがやりやすいようにお膳立てしても、結局おじゃんになったこともあった。こんな経験が冗談抜きに人生で7, 8回あった。

こういうようなことがあるので最後は自分の身ひとつしか私は信じていない。

自分が全く大切にされなくても回るような仕組みですべてやっていく。だから、協力はあるに越したことはないがなくてもうまくいくようにやっている。

横槍だけがとにかく邪魔だ。こればかりは人を見極める能力をつけるしかなかろうか。あとはナメられない努力である。きちっと外見を整え、自分を大切にしない集団とはなるべく関わらないこと。それが大事に思える。

しかし、これを徹底するとどうなるか。「冷たい人間」としてさらに人が寄り付かなくなるのである。

困ったものだ。

追記:ヒトの横槍に起因する困難って乗り越えても気持ちよさが全然ないのなんでなんだろうな。頑張ってお金を工面しました!とかなら超気持ちいいのに。


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